栃木県内の霊場巡礼のブログです。

2017年1月アーカイブ

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栃木県矢板市沢にある下野三十三観音第八番札所補陀落山観音寺(澤観音寺)です。
真言宗智山派のお寺で、ご本尊は千手観世音菩薩坐像で鎌倉時代の作です。
補陀落山観音寺は、矢板市の北東に位置しすぐ北側には箒川が流れています。

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駐車場からは、山門への参道と澤慈母観音への参道があります。
山門への参道入口脇には石像の仁王像が目を剥いて控えています。

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山門入り口には水かけ薬師像があり、ご利益があるように水を掛けてきました。
石段を登り山門をくぐると額に補陀落山と書かれた本堂があります。
左手には手水舎があり手と口を清めてお線香を一本。

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下は、新しい本堂鐘楼(鐘つき堂)です。

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本堂拝殿で今年一年の無事を祈って、合掌。

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下は、慈母澤観音像。荘厳なお姿に合掌。

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下は、観音寺に建つ澤村城址の石碑です。
澤村城は、那須与一宗隆の七兄・七郎満隆が築城されたと伝えられています。
右は、補陀落山観音寺で頂いた御朱印

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補陀落山観音寺の裏山には奥の細道で曾良が詠んだといわれる句碑が建っています。
"かさねとは 八重なでしこの 名なるべし" 曾良

私のサイト"奥の細道in栃木"の那須野に解説があります。ご覧ください。

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補陀落山観音寺(澤観音寺)
栃木県矢板市沢393
TEL 0287-44-0548


閑話休題
栃木県北の地域には多くの温泉が点在しています。
私も暇さえあれば、県北の日帰り温泉を楽しんでいます。
何と言っても泉質が良いんですよね。
澤観音寺周辺では、3km東にある佐久山の与一温泉を良く利用しています。
与一温泉は、源泉掛け流しのアルカリ性単純温泉で五つ星温泉に認定されています。
ここの温泉は、飲泉も出来特にアトピー性皮膚炎に効能があるといわれています。
巡礼の帰りにでも一汗流してみては?
マイサイト"日帰り温泉in栃木"与一の湯をご覧ください。

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栃木県栃木市都賀町にある下野三十三観音第二十二番札所医王山玉塔院です。
医王山玉塔院は、栃木市中心地から北方へ4kmほど行った原宿地区にあります。

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駐車場の南側には薬師堂があります。
お堂の中には、1651年に作られたという薬師如来が祀られています。

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下は、お堂の内部で中央の厨子に薬師如来が祀られているのかな。

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薬師堂から直進し、山門をくぐると広い境内があり中央には立派な本堂があります。
この本堂は、塩谷町の寺社仏閣専門の建設会社で作られたそうです。
かなり素晴らしい桧や欅の無垢の建築材が使われていました。

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下左は、本堂の様子です。本無垢の素晴らしい建築部材が使われていました。
下右は、本堂脇に祀られた本尊の十一面観世音菩薩立像です。

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本尊の十一面観世音菩薩立像は穏やかな表情をされており心が癒されます。合掌。
下右は、医王山玉塔院で頂いた御朱印です。

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元の下野三十三観音第二十二番札所は同じ町内にあった華厳寺でしたが、1870年に火災で焼失してしまい廃寺となってしまいました。
その後、札所として受け継いだのが医王山玉塔院です。
※ 華厳寺は、日光を開山された勝道上人が789年に下野国都賀郡城山に建立。(下写真参照)

医王山玉塔院
栃木県栃木市都賀町原宿181

下は、栃木県栃木市都賀町臼久保のつがの里に移築された華厳寺跡の観音堂です。

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下は、つがの里のシンボル、樹齢170年の山桜です。

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閑話休題
医王山玉塔院には、深い想い出がある。
私が義兄の経営する木材会社に入った頃、取引先の大工さんが玉塔院の薬師堂の屋根替えを請け負っていました。
多分、屋根の下地材の野垂木や野地板を納品した覚えがある。
その頃、私は写真を趣味にしていて暇さえあればカメラにモノクロフィルムを詰めて撮り歩いていた。
偶然にも大工さんが屋根の天辺に登った時シャッターチャンスが訪れた。
それが下の写真である。今でも大工さんのお宅にはこの時撮った写真が数枚飾られている。
MysiteBlog 風のつぶやき!
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栃木県宇都宮市茂原町にある下野三十三観音第二十番札所穴穂山普門寺(茂原観音)です。
宇都宮市茂原グリーンパーク南側を走る北関東自動車道の側道を西方面に1kmほど行った所にあります。
高台にありますがちょっと分かり難い場所です。

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石段を登ると境内の中央に本堂があります。
下右は、手水舎ですが水が無いためにお清めは出来ません。

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本尊は、木造の聖観音菩薩立像で室町時代に作られたものだそうです。(下案内板)

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下は、拝殿の様子です。

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下は、境内にある石仏です。

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下は、本堂の裏手は薄暗い杉山になっています。

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穴穂山普門寺
栃木県宇都宮市茂原町579-2

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般若心経とスマフォ

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般若心経を覚えようと般若心経経本(上写真)を買って覚えようとしているが、若い時と違って中々難しい。
途中までは暗唱できるのだが、次が出てこない。歳なのかな~。
最近は、息子から貰ったSIMなしスマフォを使っているが、スマフォで使えそうな般若心経のアプリがないかと思い探してみた。
探してみると結構出てくるが、下のアプリが気に入ってインストールしてみました。
下左は、文字のみのアプリ。下右は、文字表示と共に読み上げてくれる便利なアプリです。
スマフォは、タブレットとして使っているので自宅のWi-Fi環境でしか使えない。
暇なときは、文字のみアプリで楽しみ、夜寝るときには子守歌代わりに読み上げアプリで楽しんでいる。
下写真の左にあるのは耳掛け型のBluetooth、これなら周りに気を使う必要もないだろう。
何時になったら般若心経が覚えられるか?気長に考えよう。
下左のアプリは、般若心経無料版。右は、どこでもお経~般若心経~
GooglePlayストアからダウンロード出来ますよ。是非お試しあれ。

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栃木県塩谷郡塩谷町船生地区にある補陀落山観音寺です。
場所は、日光北街道(461号線)船生宿の中心にあります。
補陀落山観音寺は、下野三十三観音第六番札所鶏鳥山円満寺が廃寺のためこちらで御朱印を頂くことが出来ます。

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境内には、阿弥陀如来など八仏が置かれています。(上右)
また、門の入口脇には大きな慈母観音像があります。(下写真)

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広い境内には、立派な鐘楼(鐘つき堂)がありました。

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明治5年8月3日に学制が頒布された記念碑が建っています。
住職の話では、その頃、補陀落山観音寺に学校や役場が置かれていたそうです。
下右は、補陀落山観音寺で頂いた下野三十三観音第六番札所の御朱印です。

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補陀落山観音寺
栃木県塩谷郡塩谷町船生3621

閑話休題
栃木県内には、数多くの温泉施設があります。
先日の新聞記事に栃木県内にある温泉の数が紹介されていました。
栃木県内の宿泊施設のある温泉地は69ヶ所(2015年3月現在)、宿泊施設のあるなしが関係ない温泉地は103ヶ所(2016年3月現在)だそうです。
巡礼地近くにも素晴らしい温泉がありますので、今迄浸かった日帰り温泉施設を共に紹介していこうと思います。
巡礼の帰りにのんびり浸かってくるのも楽しみですよ。
補陀落山観音寺に最も近い日帰り温泉施設は、川霧の湯かご岩温泉でしょうか。(日帰り温泉in栃木より)

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栃木県塩谷郡塩谷町船生地区にある下野三十三観音第六番札所鶏鳥山円満寺です。
しかし、現在は寺の建物は無く小さなお堂が立っていました。
以前、火災により建物は消失したとの事で現在は廃寺となっています。
場所は、日光北街道(461号線)合柄橋付近から北に入り船生ひいらぎ(栃木県指定天然記念物)付近です。

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境内の東側には、石塔や石仏が並んでおり往時を偲ばせています。
北側の本堂があった場所には、小さなお堂が建てられていました。
お堂の看板には、鶏鳥山円満寺下野三十三観音霊場の文字が確認できます。

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御朱印は、補陀落山観音寺で頂けます。
第六番札所は鶏鳥山円満寺ではなく補陀落山観音寺となっています。

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鶏鳥山円満寺
栃木県塩谷郡塩谷町船生2041


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栃木県塩谷郡塩谷町佐貫地区にある下野三十三観音第五番札所岩戸山観音院です。
佐貫観音院は、栃木県宇都宮市篠井町福聚山東海寺の分院となっています。
ここは、国の史跡に指定されている佐貫観音としても有名です。

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岩山の下には白龍洞という岩屋があり、洞窟の中には社殿と石仏が祀られています。
白龍洞の脇にも岩屋があり石の祠と仏像が祀られています。(下写真)

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高さ64mの岩山(観音岩)の岩面には大日如来磨崖仏があり、弘法大師一夜の作とも伝えられています。
2015年3月には「佐貫観音」の奥の院が136年ぶりに開帳されました。
また、2016年10月には遺跡の発掘調査も行われました。

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下は、岩屋にある社殿です。

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岩屋の奥には、多数の石仏が置かれていました。

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下は、白龍洞脇に建てられた観音像と佐貫観音の由来。

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下は、佐貫観音院の御朱印です。道向かいのお宅で頂けます。
佐貫観音に関しては、こちらのサイトで詳しく紹介されています。
佐貫観音院
栃木県塩谷郡塩谷町佐貫799

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佐貫観音岩の上には亀の形をした亀の子岩を西の方から見ることができます。

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下は、佐貫観音付近の鬼怒川から望む日光連山です。

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栃木県益子町にある下野三十三観音第十三番札所獨鈷山普門院西明寺です。
西明寺は、坂東三十三観音第二十番札所でもあります。
真岡鉄道の益子駅から南東に3kmほど行った獨鈷山の中腹に西明寺はあります。
受付に御朱印張を預け、石段を登って山門へ。
石段の両脇には数体の石仏が参拝者を待ち受けていました。

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石段を登り詰めると前面に楼門(仁王門)、左手には三重塔が聳え立っています。
本堂の前にある手水で手と口を清め、本堂の拝殿にて参拝。
ここで、先日購入した般若心経経本を開き唱える。
本堂内の彫刻が素晴らしく暫し見惚れてしまいます。(下写真)
本堂内には、鎌倉時代に作られた聖観音菩薩、馬頭観音菩薩、千手観音菩薩、延命観音菩薩、如意輪観音菩薩、勢至菩薩などの仏像が安置されています。

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下は、本堂の全景です。(国指定重要文化財)

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本堂の廊下の東端にはおびんずる様があり、頭と目をさすってきました。(下中)

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下は、楼門の左脇にある三重塔(国指定重要文化財)

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下は、楼門の右脇にある閻魔堂
薄暗い堂内には、閻魔大王、善童子、悪童子、奪衣婆、地蔵尊の仏像が立っています。

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ここの閻魔様は、笑い閻魔と言って笑っているようです。(下中)
アッと驚く、タメゴロウ?と言っている様なひょうきんな感じがします。
堂内の左奥には、奪衣婆が恐ろしい様に座っています。(下左)
また、救われたかのように地蔵菩薩が右奥に立っていました。(下右)

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下は、悪童子と笑い閻魔。

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下左は、境内の左奥にある鐘楼堂
下右は、弘法大師像が納められた弘法太子堂

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石段の参道脇の石仏が私の心を癒してくれました。
下右は、受付で頂いた獨鈷山西明寺の御朱印です。

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"Photo in 栃木"に関連記事"西明寺にて(益子町)"もご覧ください。

西明寺 オフィシャルサイト
栃木県芳賀郡益子町益子4469
TEL (0285) 72-7122

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般若心経

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般若心経の経本を買ってみました。
今迄は、合掌しながらうろ覚えの般若心経を唱えていましたが、正確に唱えるには必要かと思いました。
十数年前、友人に勧められて座禅に嵌ったことがありました。
一年に何度か泊まり込みの座禅会に参加したこともあり、この頃、般若心経は暗唱できるまで覚えました。
今では、暗唱もままならずうろ覚えの状態でした。
これからの巡礼には是非持ち歩いて唱えてみようかと思います。
大八木興文堂発行の経本で、Amazonで650円でした。(上写真)
下左は、御朱印張と経本。
下右は、30年ほど前から仏前に飾ってある写経した般若心経です。

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栃木県宇都宮市大谷町にある下野三十三観音第三十二番札所天開山大谷寺です。
大谷寺は、坂東三十三観音第十九番札所でもあります。

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駐車場の前から石段を上がると立派な仁王門があります。
受付で拝観料400円を払い境内へ。
御朱印は、受付にて300円で頂くことが出来ます。
また、ここは坂東三十三観音の札所でもありますので別料金300円で御朱印を頂くことも出来ます。
今回は、下野三十三観音の御朱印を頂きました。

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まずは、仁王門奥の手水で手と口を清め拝殿で合掌。
そして、受付を済ませて境内へ。
目の前に立ちはだかる岩山の崖の中に造られた本堂は圧巻です。

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本堂脇から堂内に入ると、右手に弘法大師の作と言われる大谷寺のご本尊千手観音があります。
千手観音は岩面に彫られています。(下左、本堂内部は撮影禁止のためパンフレットより抜粋)
本堂の脇には、釈迦三尊・薬師三尊・阿弥陀三尊などの石仏が岩面に彫られています。(下右)

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下は、境内にある石仏。
下右は、手水です。

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受付の脇には、鐘楼と宝物館があります。
宝物館には、大谷寺洞穴遺跡で出土した縄文時代の人骨(1万1千年前)がほぼ完全な状態で展示されています。
宝物館は、拝観料と組み合わせで見学することが出来ます。(下写真)

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また、庭園には弁財天が祀られ園内を見学することが出来ます。(下写真)

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帰りには、昭和29年に完成した高さ27mの平和観音を見てきました。
平和観音の神々しいお姿にはとても心が癒されます。
写真は、2014年に撮った大谷観音です。(詳しい記事)

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下右は、大谷寺で頂いた御朱印です。

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天開山大谷寺 
栃木県宇都宮市大谷町1198
TEL 028-652-0128


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栃木県栃木市出流町にある下野三十三観音第二十九番札所出流山満願寺です。
満願寺は、坂東三十三観音第十七番札所でもあります。
栃木ICから車で約30分、出流町へ向かう。
狭い道の両側には、セメントの原料のドロマイドを採るために禿山と化した山々が広がる。
埃っぽいセメント工場を抜けると漸く満願寺の門前に着く。
満願寺の山門に至る狭い道の両側には多くの蕎麦店が軒を連ねていました。
※ 栃木県のドロマイド採掘量は日本で一番だそうです。

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前方には立派な仁王門(楼門)が見え、阿形、吽形の仁王様がこちらを睨みつけています。

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仁王門には白木の素晴らしい彫刻もあり見応えがあります。

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山門を潜り抜けると薬師堂があり眼病に良いと言われる。ここでも参拝。

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本坊の受付で御朱印張を預け、本堂へと向かう。
※ 御朱印は300円で頂けます。
境内の左奥には、お堂があり千手観音の石仏が祀られています。(下写真)

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そして、手水へ。
手水舎の裏手には、小さな滝がありましたがここでも滝行が出来るのかな?
本当の滝行は、奥の院にある大悲の滝で修行するみたいですね。

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手水で手と口を清め本堂へ。
石段を上り詰めると本堂があり拝殿にて参拝。
ここで、覚えたての般若心経を口ずさんで手を合わせる。

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今の本堂は明和元年(1764)8月に再建されたもので、彫刻の素晴らしさには目を見張ってしまう。
満願寺は、坂東第十七番札所で弘法大師ご敬刻の千手観世音菩薩がご本尊として安置されているそうです。
拝殿脇にはおびんずる様が置かれており、最近目が悪くなってきた様なのでおびんずる様の目を撫でてきました。(下左写真)

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参拝の帰り際、受付に預けていた御朱印張に御朱印を頂き満願寺を後にしました。

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出流山満願寺 オフィシャルサイト
栃木県栃木市出流町288

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那須烏山市滝にある第十一番札所滝尾山太平寺です。
立派な山門があり境内が広く、残念ながら無住のお寺でした。

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大きな山門(仁王門)には、仁王像が置かれています。
下中が阿形。下右が吽形です。

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下は、本堂の拝殿。

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太平寺には、大久保家のお家騒動の中、藩主の娘・琴姫が女中が化身したという蛇に守られながらお家の安泰を成し遂げると言う蛇姫様伝説があります。
境内の本堂前には、蛇姫様にゆかりの墓やお堂があります。(下写真)

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下左は、仁王門の案内板。
下右は、太平寺の御朱印

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下は、太平寺の入口付近の全景と案内板です。

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滝尾山太平寺 栃木県那須烏山市滝395(無住です)
御朱印は、烏山線滝駅裏手奥の小堀様宅で頂くことが出来ます。
下は、太平寺の近くにある龍門の滝です。

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日光山清滝寺

師走になって、下野三十三観音札所巡礼を始めてみました。
まず、巡礼始めは日光市清滝にある第一番札所日光山清滝寺です。
今迄は、神社仏閣へのお参りは、家内安全などを何気なく祈願しながら参拝してきました。
これからは、下野三十三観音札所巡礼と言う素晴らしい目的を持ちながら参拝しようと思います。
第一番札所なのか、何となく気が引き締まり、心洗われる感じがしました。

日光山清滝寺 日光山清滝寺 日光山清滝寺

下左は、手水舎と本堂拝殿。
下右は、鐘楼。

日光山清滝寺  日光山清滝寺

下は、境内にある星野面山の句碑です。

日光山清滝寺 日光山清滝寺

下は、境内にある清水比庵の歌碑です。

日光山清滝寺 日光山清滝寺

下は、清滝寺で頂いた清瀧千手観音菩薩縁起です。

日光山清滝寺

第一番札所なので巡礼記念に御朱印張を購入し、御朱印を頂きました。

日光山清滝寺  日光山清滝寺

下野三十三観音札所 オフィシャルサイト

閑話休題
下野三十三観音札所巡礼を始めるにあたって、専用ブログを作成中です。
WordPressにするかMovableTypeにするか只今思案中です。
どちらも無料で作れるので便利ですが?
次回の巡礼地は、第二番札所鉢石山観音寺を予定しています。
因みに、10年ほど前に作った奥の細道in栃木はブログ形式ではありませんでした。
巡礼が完結したら栃木県内の奥の細道を再訪して作り替えようかと思っています。

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