雑木林(Essay)in 少年時代

連日、体温を超える今年の異常な猛暑の夏にも漸く別れを告げ、本来の秋の気配を楽しめる季節となった。
しかし、油断は禁物!

毎日毎夜、クーラーの中で暑さを凌いできた老体には何故か違う。
寝起きが悪いのも異常な夏の疲れが原因なのだろうか。

そんな私も齢70をとうに越してしまった。
論語に「70にして矩を踰えず」という教えがある。

しかし、今の私には自分の行動をコントロール出来る様になるにはまだまだまだ。
今になっても家族など周りに迷惑掛けない程度に好き勝手なことをやっている。

最近、何故か遠い昔の夢を見るようになった。
私の過ごした少年時代の想い出が走馬灯の様に夢の中を駆け巡る。

私のブログ「雑木林(Essay)」には現在44のエッセイが収められている。
四季折々、幼い頃の想いでなど思い付くままに書き記した自由気ままなエッセイ集でもある。

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夢に出てくる幼い日々の想い出は、私に忘れないうちに記録に残すようにと暗示しているようだ。
これを機会に、幼い日の想い出や少年期の想い出などを「雑木林」に「少年時代」として記録していこうと思います。

上と下の写真は、私がカメラを始めた20代の頃に撮った想い出深いモノクロ写真です。

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五月の風
雑木林(Essay)

南摩ダム2023年5月

栃木県鹿沼市上南摩地区で建設中の南摩ダムを訪れてみました。
県道付け替え道路も全線が開通し、山の中腹を縫うように伸びていました。

ダムサイトの堤体工事はかなり進んでいるように確認できました。
下の写真は、西の方に移転した展望台から見たダムサイト方面です。

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下は、現在工事中の南摩ダムの堤体工事です。
堤体の嵩上は7割程度なのでしょうか。

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下は、新展望台からみた展望広場です。
展望広場には南摩ダムの管理棟が出来ていました。

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下は、新展望台からみた展望広場方面です。

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下は、新展望広場の様子です。
ここからもダムサイトの工事の様子を見ることができます。

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駐車場からみたダムサイト工事の様子です。

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県道付け替え道路から見た原石山です。
ここで採取した原石はダムの堤体に使われているようです。

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下は、室瀬地区から見たダム下流方面です。
入口にはゲートが設けられ工事関係者以外は立ち入り禁止となっています。

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下は、室瀬地区から見た洪水吐き工事?の様子です。

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大型クレーンが林立する中、足場で組まれた洪水吐き工事?の様子がよく確認できます。

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天空の絶景露天風呂 in 那須

昨年の秋、栃木県内でもコロナ禍で揺れ動いていました。
そんな中、栃木県でも観光需要喚起策として宿泊割引キャンペーンが行われていました。

コロナ感染も一段落し、予防接種も済ませていたので那須温泉でのんびり過ごそうと初秋の那須高原を満喫して来ました。

数年前に訪れた那須フラワーワールドに寄ってケイトウを見てきたがちょっと遅く疎らな植栽に期待外れ。
前回の畑一面を染め上げるケイトウの素晴らしさには出会えませんでした。 

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見学も早々に切り上げ、真っ青な秋晴れの奥に広がる那須連山に向かいました。
中央に聳える山が那須茶臼岳、早い紅葉を期待して那須ロープウエー先の峰の茶屋駐車場まで。

紅葉にはまだ早く、周辺のナナカマドだけが赤く染まっていました。
北温泉の玄関口にある駒止の滝にも寄ってきましたが真っ赤な紅葉には出会えませんでした。

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予約してあるホテルのチェックインも近づき早速ホテルへ直行。
何時ものように浴衣に着替え持参したビールを一本。

早速屋上にある那須いちやホテル自慢の絶景露天へ。
絶景露天風呂からは初秋の那須連山が眼前に広がり正に天空の絶景の一言に尽きる。

翌朝は早起きして屋上の露天風呂へ。
湯気の奥に朝日を拝みながら浸る素晴らしい天然温泉に絶句!

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下は、数年前に訪れた那須フラワーワールド。
色とりどりのケイトウが畑一面を染め上げていました。

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下は、数年前に泊まった那須高原にあるホテルサンバレー那須にある森のコテージふくろうの森
ここはコテージ内に露天風呂があり、小鳥のさえずりを聴きながら浸かった露天風呂が最高でした。

今まで行った温泉の中でも心癒される大満足の温泉。
コロナが落ち着いたら是非行きたい温泉地です。

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ラッキョウと支那竹(メンマ)

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義兄の畑から20株のラッキョウを頂きました。
毎年作付けしているのだが今年は例年より粒が小さいとの事でした。

早速、ラッキョウの下拵えです。
葉と根っこをカッターナイフで食べやすい大きさに切り取り、バケツに移してもみ洗いをして薄皮を取り去ります。

綺麗に洗ったラッキョウを熱湯に10秒ほど通してザルに移して水気を取ります。
次に漬け込みタレを作ります。

醤油タレは自家製ですのでカップで測りながら作ります。
1.醤油1カップにみりん3分2のカップ、酢を3分の1カップ。
2.これらを鷹ノ爪を入れた鍋に入れてひと煮立ちします。
3.粗熱を取った後、熱湯で消毒した保存ビンにラッキョウを入れて漬け込みタレを入れます。
4.漬け込んで1か月ほどで完成です。
甘酢漬けは市販の漬けタレで漬け込みました。


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友人から真竹のタケノコを10本ほど頂いたので、煮物の残りを支那竹(メンマ)にしてみました。
タケノコは皮を剝いてしまうと15cmほどになってしまいます。

まず、タケノコを重曹で40分ほど煮てアクを取ります。
半分に切ったタケノコを繊維に沿って5mmほどの厚さで縦割りにします。

炒めようのタレ
1.ニンニク1かけ
2.ごま油大さじ4
3.ラー油小さじ2
これらを鍋に入れタケノコを加えて1分ほど炒めます。

煮込み用のタレ
1.鶏ガラスープの素小さじ4
2.砂糖小さじ2
3.酒大さじ2
4.醤油小さじ2
5.水200ml
炒めタレの中にこれらの具材を入れて弱火にして蓋をして10分ほど煮ます。
蓋を取って煮汁がなくなるまで煮込んで完成です。

ピリッと辛く、お酒のつまみやご飯のお供に最高です。
冷蔵保存で2週間ほど日持ちします。

市販のタケノコの水煮でも一年中作れます。

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つつじと野鳥

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先日、日光市のoka0303さんから自宅で撮られた野鳥の動画が送られてきました。
最近の空撮で撮られた霧降高原つつじが丘と、手から啄む可愛らしい野鳥の仕草の動画でした。

ティータイムの時でも餌が欲しいのかテーブルにちょこんと乗って催促していました。

上は、日光市のoka0303に案内された日光霧降高原の満開のつつじです。
下は、日光市の仕事場にお邪魔した時のティータイムと野鳥の巣箱です。

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動画の中には、oka0303さんが差し出した手のピーナッツを啄む可愛らしい野鳥が映っていました。
野鳥はヤマガラ・シジュカラ・キジで、人を恐れずに餌を啄む様子には驚いてしまいました。

手乗り文鳥などの飼い慣れた鳥のこのような仕草は見慣れていますが、自然界で巣立った野鳥が人に慣れているのには驚きです。
私も子供の頃、野山で野鳥を捕ったりして遊んだ覚えがあり野鳥にはとても興味があります。(野鳥の捕獲は禁止されています)

私のエッセイにその頃の様子が綴ってあります。
雑木林(エッセイ)囮(冬)

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上は、oka0303さんの手に置いたピーナッツを啄むヤマガラのベストショット。
下は、oka0303さんが投稿したYouTubeの動画です。

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小鳥の巣箱(シジュウカラ、ヤマガラ)、コガラ、キジ (YouTube by oka0303)

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フライフィシングよさらば!

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フライフィシングに興味を持ってから40数年。
先日、長年愛用していたフライフィシングのギアを全て処分してしまった。

中禅寺湖や湯ノ湖・湯川、そして栃木県内の渓流などなど。
このギア達には40数年のいろいろな想い出がぎゅっと詰まっていた。

しかし、腰を痛めてしまった今、これらのギアを使う術がなくなってしまった。
想い出として手元に置いて置く事も考えたがフライフィシングを愛してやまない方に譲ることにした。

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ベストに付いていた物をすべて外し、洗濯機に放り込む。
ポケットには懐かしい釣魚券とビニール袋に入ったフライ各種が紛れ込んでいた。

フライロッドはダイワアモルファスカーボン7フィートの5本繋ぎのパックロッド。
リールはリョービ製で渓流用にダブルテーパーのフローティングライン。

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フライボックスには、お気に入りのフライが数本収められている。
マドラーミノー・ウリーマラブーなどこれらは中禅寺湖などで使用したものだ。

12番のワイヤーに巻いたオリーブのウーリーマラブーこれは私のお気に入りで管理釣り場用だ。
この種のフライで50cm級のニジマスを何本ゲットしたか。

上左は、30数年ほど前にイギリスのハーディー社から頂いた価値ある認定書。
イギリスのハーディー社主催のフライキャスティング講習会が中禅寺湖の阿世潟キャンプ場で開催された時に頂いた認定書。

そんな、今でもフライフィシングを愛してやまない日光在住のoka0303さんに譲ってしまいました。(下写真)
また、奥様もフライフィシングを嗜まれご夫婦で釣行を楽しまれているそうです。

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YouTubeでも見ることが出来ます。
Oku-Nikko Yunoko Lake FlyFishing

西洋式毛鉤釣り
西洋式毛鉤釣りVol.2
西洋式毛鉤釣りVol.3

上は、以前書いた西洋式毛鉤釣りの記事です。

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春爛漫から

長かった冬が過ぎ、春の到来を競い合う爛漫の春を切り撮ってみました。
3月下旬、最初に春を告げるサクラの競演です。

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4月中旬、栃木県営わんぱく公園ぱなぱな広場は、冬の間に目を楽しませてくれたパンジーやビオラ。
長い冬を通り越すかのように、色とりどりのチューリップが色鮮やかに咲き揃います。

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4月下旬、栃木県鹿沼市の花木センターにも所狭しと色とりどりの草木が咲き乱れます。
花々は花苗を求める人たちの目を楽しませてくれます。

鹿沼の山々が淡い緑に染まる新緑の季節、丘の斜面で咲き乱れるルピナスは圧巻です。
暫し、ベンチに腰を下ろし丘に目をやると疲れた目を癒してくれます。

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5月下旬には、鹿沼土で有名な鹿沼市内ではサツキ祭りが開催され、愛好者たちの目を楽しませてくれます。

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三十数年前に妻の免許証入れとして本革で作成したケースが破れてしまった。
染色からカービングまでレザークラフトを始めた初期の作品でした。

カービングは見様見真似でとても見られたものではなかった。
子供が描いたような図柄で恥ずかしい。

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私にとっても想い出のある革ケースなので使える部分だけ切り取って再生してみました。
特にカービングは残しておこうと思いました。

下は、免許証が入る部分で蓋をすると隠れるようにした覚えがあります。
下右は、母の遺品のハンドバックの表面に使われていた革です。

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下左は、配置した写真です。
右は、縁を接着して縫い合わせた写真ですが、元の菱目穴と新しい菱目穴が合わずに縫い目が二重になってズレてしまいました。

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今回は、不得意だったコバ上げも紙やすりとトコノールで丁寧に仕上げてみました。
下は、ケースの表側で留め金はボタン留めにしてみました。

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最後の仕上げにレザーコートを塗って完成です。
下は、閉じたケースの表側と裏側です。
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ハンドバックの革がまだ残っているので、私のすぐ上の姉に母の形見として小銭入れを作ろうかと考えています。

母が長年愛用していた遺品であるハンドバックから小銭入れに再生してみました。
ハンドバックのマチの部分が2枚あるので余すことなく作成してみました。

本体部分の革に比べるて繊細な模様が気に入り、捨てることなく再生しました。
この小銭入れは、近くに住む4番目の姉に母の形見としてプレゼントしました。

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上左は、ハンドバックのマチ部分を分解してそのまま取り出したパーツです。
上右は、牛革を裏張りしたマチ部分です。

マチ部分はトカゲ?の繊細な模様が本体の表面よりも素晴らしく気に入りました。
下は、五角形にした完成品で入り口の留めは小銭を取り易いようにボタン止にしてみました。

分解した残りの皮がまだあるので私のすぐ上の6番目の姉用に母の形見として何を作るか思案中です。

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母が長年愛用していた遺品であるハンドバックから長財布に再生してみました。
嫁いだ娘が是非お婆ちゃんの形見として使いたいというので長財布にしてみました。

分解から再生までを紹介したいと思います。
素人のレザークラフトなので雑な仕上げの部分があると思います。

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上は、母が長年愛用していた遺品のハンドバックです。
素材は、牛革に爬虫類(多分トカゲ?)の革を貼り付けた品のあるバックです。

姉たちに譲ろうかと思いましたが、貰い手がなくそのまま仕舞って在りました。
下は、留め金部分などを外したハンドバックです。

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本体の大きい革が2枚、マチ部分2枚に分解しました。
長財布の出来上がりの寸法を測ると、大きい革1枚だけで作れそうです。

柄的に良い部分を切り取り、柔らかい牛革の裏革を本体に張り付けました。
ここで問題が、本体の革に膨らみを持たせるため革スキの筋が数本入っていました。

仕方が無く、筋を平らにする為に水に漬けて筋部分を伸ばしてみました。
しかし、これが思わね結果に。

本体の表面に張られた爬虫類の革が裁断面から剥がれてきたのです。
剥がれた部分を接着剤で処理したのですが、完成後使い込んでいて剥がれてこないか心配です。

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下は、裁断したパーツを組み合わせた写真です。
財布の留めは、マグネットにしてみました。

中央には、希望通りの小銭入れを付けてみました。
右は、財布の表側です。

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お札を入れられるようにマチを付けてみました。
小銭入れの裏は伸びが効く柔らかい革を使いました。

蓋の裏側には、カード類が入るようにしてみました。
これで、結構収納できると思います。

小銭入れの留めはボタン止めにしました。
菱目打ちで張り合わせる縫いの部分を全て開け麻糸で縫います。

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私の不得意なコバ部分は細かい紙ヤスリで仕上げ、トコノールを数回塗ります。
コバにテカリを出すため手作りの竹へらの表面で手触りよく滑らかに仕上げてみました。

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最後に表面をレザーコートを塗って完成です。
ハンドバックの取っ手の取り付け部分の穴は同じ革で埋めてみました。

下左は表面。右は裏面です。

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残りの大きな革が一枚あるので、妻用に免許証入れを作る予定です。