南摩にて2009年8月アーカイブ失踪殺人事件(2)

栃木県鹿沼市上南摩で悲しい事件が起きてしまった。
昨年の5月、鹿児島県屋久島で起きた男性の失踪事件である。
その後の調べで、栃木県鹿沼市上南摩の最奥にある旧梶又小学校の古井戸に死体を遺棄した事が判明した。
先日の14日には、鹿児島県警と栃木県警の合同捜索で古井戸の検証が行われ、古井戸の中からトランクに入れられた遺体が発見されたそうである。
振り返ってみれば、昨年の8月ごろ何時ものように上南摩に写真を撮りに来た時、数台の鹿児島県警の車両が上南摩に来ていたのを想い出す。
事件の背景となった旧梶又小学校はこの地区に唯一残された建物で、南摩ダム建設により数年前に廃校になり今年には解体撤去される予定であった。
しかし、新政権のダム見直しにより南摩ダムも存続か中止かの対象になり撤去は延期になったようである。
現在は南摩ダム周辺の付帯工事が行われてダムサイト付近では工事関係者で賑わっているが、小学校迄来ると殆ど人の出入りがなく寂しい所である。
何れ南摩ダムが完成すればダム湖の底に沈んでしまう所、犯行が分からないと思いこの地を選んでしまったのだろうか。
いずれにしても本当に悲しい出来事である。
梶又小学校-鹿沼市上南摩にてより引用)

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