日光市

岩戸山観音院(塩谷町)

栃木県塩谷郡塩谷町佐貫地区にある下野三十三観音第五番札所岩戸山観音院です。
佐貫観音院は、栃木県宇都宮市篠井町福聚山東海寺の分院となっています。
ここは、国の史跡に指定されている佐貫観音としても有名です。

高さ64mの岩山(観音岩)の岩面には大日如来磨崖仏があり、弘法大師一夜の作とも伝えられています。
2015年3月には「佐貫観音」の奥の院が136年ぶりに開帳されました。
また、2016年10月には遺跡の発掘調査も行われました。

岩山の下には白龍洞という岩屋があり、洞窟の中には社殿と石仏が祀られています。
白龍洞の脇にも岩屋があり石の祠と仏像が祀られています。

佐貫観音院の御朱印です。道向かいのお宅で頂けます。

佐貫観音付近の鬼怒川から望む日光連山です。

詳細は下のURLで確認できます。(PCでの確認をお願いします)
https://maywind.sakura.ne.jp/jyunrei/blog/2017/01/post-6.html

星顕山 如来寺(日光市)

栃木県日光市今市にある下野三十三観音霊場第四番札所 星顕山 如来寺です。
如来寺は、東武日光線下今市駅から西へ歩いて10分程の街中です。
山門を潜ると広い境内の左手には観音堂、右手には鐘楼があります。

星顕山光明院如来寺は、室町時代の中期に金蓮社暁譽最勝大和尚により開かれました。
宗派は浄土宗、山号は星顕山、院号は光明院。
ご本尊は阿弥陀如来です。

本堂の脇座には徳川将軍家位牌所として家康公から12代将軍徳川家慶公の位牌が祀られています。

聖観世音菩薩像が安置されている観音堂。
聖観世音菩薩像は聖徳太子の作と伝えられているそうです。
毎年5月の花まつり(灌仏会)で開帳され百万遍講という念仏講も行われるそうです。

如来寺を開山した暁譽上人は、常陸国(茨城県)瓜連の浄土宗常福寺第4世超譽上人の 高弟で、文明10年(1478年)諸国を行脚して今市に来ました。
如来寺を創建し38年間布教し、永正13年この地に没しています。

如来寺で頂いた御朱印です。

詳細はこちらでも確認できます。
https://maywind.sakura.ne.jp/jyunrei/blog/2017/06/post-25.html

日光山本宮四本龍寺(日光市)

栃木県日光市山内にある下野三十三観音第三番札所日光山本宮四本龍寺です。
日光山本宮四本龍寺は、日光を開山した勝道上人が建てた観音堂です。
堂内には千手観音が祀られています。
純木造造りで風雪に耐えた重々しい姿が印象的です。
その脇には朱に染まった重文の三重塔が建っています。

重文に指定されている三重塔です。
三重塔は1241年に建てられ、一度焼けて失われましたが1713年再建されました。
三重塔の造りは、桁行5.64m梁間5.64m三手組二重垂木。
一層目の桁上には四方に十二支の彫刻が極彩色で彩られています。

四本龍寺観音堂と三重塔の前にある有名な紫雲石です。
※ 四本龍寺紫雲石
ここから西南に少し離れた唯心院境内 の礼拝石で勝道上人がある日礼拝 をささげた折この石の辺りから紫の雲 が立ちのぼり男体山の方へたなびくの を見たということから紫雲石を呼ばれ る。
そしてこの地を四神守護の霊地とし て四本龍寺を建てたという。

四本龍寺の御朱印は輪王寺内の大護摩堂で頂くことが出来ます。

二荒山神社の別宮の瀧尾神社への参道です。
滝尾道と言われ、杉の大木の中を石畳みが続いています。

勝道上人の霊廟で裏手にお墓があります。

香車堂ともいわれ、安産の神様として親しまれています。
謂れは、妊娠した女性がこのお堂にお参りして堂前の香車の駒を借りてきてご祈願すると、そのご利益で安産できるというのです。(香車のごとく、まっしぐらに生まれることを願う安産の神様として信仰)そして霊験があった時はそのお礼として新しく駒を作って借りてきた駒とともに返すのだそうです。

詳細は、霊場巡礼in栃木(旧)で確認できます。
https://maywind.sakura.ne.jp/jyunrei/blog/2017/03/post-16.html

鉢石山 観音寺(日光市)

鉢石山 観音寺は、国道119号から左手に急坂を登ると日光市役所の西側にあります。
下野三十三観音第二番札所です。
宗派は天台宗で千手観音菩薩を本尊としています。

鉢石山観音寺は、弘仁十年(820年)に弘法大師空海によって開かれた古刹です。
江戸時代に東照宮が鎮座されたとき慈眼大師天海大僧正から鉢石山無量寿院観音寺の称号を頂きました。

山門前の右手から石仏が並ぶ石段を登ると杉木立の中に千手観音の御堂大悲殿がひっそりと佇んでいます。
ここが、観音寺発祥の地と言われています。
扁額には大悲殿とある。
年1回(8月9日)に弘法大師空海自刻と云われる千手観音像が本堂から移されて御開帳されます。

観音堂からは日光市街が一望でき、国道119号線が真っ直ぐに伸びています。
下右は、享和3年(1803年)華道の門人達が建立した草木塚供養塔です。
草紅葉 木も 終あり 始めあり  宗明居士

鉢石山 観音寺で頂いた御朱印です。

詳細は、霊場巡礼in栃木(旧)で確認できます。
https://maywind.sakura.ne.jp/jyunrei/blog/2017/04/post-23.html

日光山清滝寺(日光市)

下野三十三観音札所巡礼を始めてみました。
巡礼始めは日光市清滝にある第一番札所日光山清滝寺です。
今迄は、神社仏閣へのお参りは、家内安全などを何気なく祈願しながら参拝してきました。
これからは、下野三十三観音札所巡礼と言う素晴らしい目的を持ちながら参拝しようと思います。

手水舎と本堂拝殿

本堂拝殿

鐘楼

清滝寺で頂いた清瀧千手観音菩薩縁起

第一番札所なので巡礼記念に御朱印張を購入し、御朱印を頂きました。


詳細は、霊場巡礼in栃木(旧)で確認できます。
https://maywind.sakura.ne.jp/jyunrei/blog/2017/01/post.html