新年あけましておめでとうございます。
本年も南摩ダム建設予定地の取材を続けて行きたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
先日、2014年最初の南摩ダム周辺の様子を撮ってきました。
昨年は、10月下旬に撮りましたが周辺の様子は殆ど変わっていませんでした。
上は、室瀬橋から見たダムサイト建設予定地付近。
下左は、室瀬集落。手前の畑は蒟蒻畑です。
最新の上南摩の南摩ダム建設予定地周辺の様子を動画にしました。
高解像に設定してご覧ください。
ダムサイト建設予定地周辺数箇所と、旧粟沢口から奥に入った粟沢地区ではダンプトラックが頻繁に出入りしているので何かしらの工事が進行しているのではないかと思います。
入り口にはガードマンが警備しているので中に入ることは出来ませんでした。
下左は、ダムサイトが造られる山ではないかと思います。
右は、粟沢口付近ですが昨年は在った道の左手に高く盛られた廃土がなくなっていました。
右手奥には、仮排水路のトンネル、その上方には旧中村地区の県道付け替え道路6号橋が見えます。
下は、粟沢口付近から見たダムサイト予定地付近と梶又方面への工事用道路。
この素晴らしい工事用道路は笹之越路付近まで続いています。
下左は、旧西ノ入り入り口付近ですが道路沿いに砕石がうず高く山になっていました。
トンネル掘削で出た砕石なのかな?
下右は、上久我方面から県道1号トンネルへ続く砂利道。
左側山際には旧道?が見えます。
1号トンネルの入り口まで行きましたがトンネルの先では工事する音が聞こえていました。
多分、付け替え道路の予備工事でも行われているのだろうか?
(トンネルを歩いて抜けることが出来るのですが、中に入るには気が引けます。
多分駄目だろうと思いますが許可を得ないとね?)
私の南摩ダム予定地の取材も今年で13年目。
2011年9月に前政権が無駄なダムとして南摩ダムの工事を中止してからは月1回の割合で取材してきました。
しかし、最近では年に4回ほどの取材になってしまいました。
来る度に私なりに感じることですが、山を削り荒野と化してしまったままの山河。
将来を見越してトンネルを掘り、山を崩して立派な道路と橋を造ったが未完成したまま。
私為らずと誰しもが感ずる事ではないだろうか。
しかし、一番嘆いているのは故郷を捨てた(捨てられた)この地の先人や人達なのではないでしょうか。
現在、全国でダム検証中のダムは十数か所ありますが、ここ南摩ダムの検証結果はどうなるのでしょうか?