ID-52(icom)運用編

フイルム中判カメラゼンザブロニカETRと引き換えにicomのID-52を手に入れてから半月。
毎日のように取説と睨めっこしながら何とか基本的な操作はマスターできた。


アンテナは付属のアンテナで十分だが、FM通信(144M/433M)も利用するのでベランダに設置してあるGPアンテナに接続するためのUHFメスtoSMAオス変換ケーブル MJ-SMA同軸ケーブル M型 UHF/SMA-KJ延長ケーブルを購入した。

これで、D-starの獨協医科大学に設置されているレピーター(JP1YEV)やFM通信(144M/433M)とFMラジオを高感度で楽しむことが出来た。

まずは、数年前に構築したMy Reflector XLX854にID-52からターミナルモードを使ってアクセスしてみた。
ID-52本体にPCに接続するUSBコード(100円ショップで購入)とスピーカーマイク(icom HM-186LS)を接続。

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Reflector XLX854に接続するためにはインターネットを通してID-52とPCを接続する必要がある。
私の場合は、Raspbery pi(
3B+)にサーバーを構築してみた。

利用したソフトは、韓国のOM(DS5QDR)が開発したDVSwitchソフト USRP+DVSwitch Server All-in-one を利用した。
Windowsを搭載したPCにDV3000を装着したRaspberry piのサーバーにVNC接続でコネクトするとWindows感覚で操作できる。

また、USBサウンドカードとヘッドセットを使用すると素晴らしい音質で交信することが出来る。
利用したUSBサウンドカードは、Creative Sound Blaster Play! 3 USB オーディオ インターフェースです。

下左は、私のXLX854リフレクターのダッシュボード
下右は、Raspberry piで構築したDVSwitch(韓国バージョン)のコントロールパネル。

DVSwitch(韓国バージョン)は、下記のURLを参考にしました。
https://ds5qdr-dv.tistory.com/326
https://ds5qdr-dv.tistory.com/333

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下は、デビット・パリムさんが開発構築したソフトDoozyです。

Doozy for Windows を使用すると、Windows PC を介して DSTAR (DPLUS、DEXTRA、DCS、および XLX) で QSO を行うことができます。
ホットスポットは必要ありません。ICOM IC-705 を USB データケーブルで Windows PC に接続し、お気に入りの DSTAR リフレクター/リピーターに接続するだけです。(デビット・パリムさんのサイトより抜粋)

ID-52でDSTAR (DPLUS、DEXTRA、DCS、および XLX) に接続して交信を楽しむには大変素晴らしいソフトかと思います。
無料で使えますので、是非、試されてみてください。
http://www.pa7lim.nl/doozy/

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下は、D-Starで利用しているD-STAR!NowDmoniterです。
次回、わかる範囲で紹介したいと思います。

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