栃木県宇都宮市大谷町にある平和観音と大谷寺(大谷観音)を紹介します。
平和観音は、太平洋戦争の戦死者を悼み、戦後の昭和23年(1948年)から6年に渡って大谷石採石場跡の凝灰岩層壁面に、総手彫りで彫られた高さ88尺8寸8分(26.93メートル)、胴回り20メートルの石造観音菩薩立像です。
上は、正面から撮った写真ですが、右下の人に比べると像の大きさが想像できますよ。
また、左側からは像の裏側を通って登れる石段があり、穏やかな表情の観音様を眺めることが出来ます。
下がその眺めです。
下右の写真の左下に見える建物は、現在では廃墟となった大谷ヘルスセンター跡です。
ここは、"山本園大谷グランドセンター"として昭和30年代に開業し、当時としては日帰り娯楽センターとして隆盛を誇っていたと思います。
私も、何度か行った覚えがあります。
ここは、ホラー映画"貞子3D"のロケ地としても知られていますよ。
その頃、テレビで宣伝していた千葉県船橋で開業した娯楽センター"船橋ヘルスセンター"を想い出しますね。
その頃、私が小学生だったでしょうか。
学校の学年旅行で、ここ大谷平和観音や大谷寺などを見学した覚えがあります。
多分、大谷ヘルスセンターでお土産などを買ったかな。
下三枚の写真は、平和観音入り口のモニュメントに埋め込まれていた大谷地区の案内板です。
下は、大谷平和観音の近くにある大谷寺(大谷観音)です。
大谷寺は天台宗の寺院で、山号は天開山、院号は千手院で本尊は千手観音です。
ここには、日本最古の石仏があり、国の特別史跡及び重要文化財に指定されています。
また、坂東三十三観音の第19番札所になっています。
大谷観音の近くには、大谷石採石跡地を利用した地下大空間の大谷資料館があります。
最近、大ブレークしているみたいですよ。
是非、お立ち寄りを。
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