2012年9月アーカイブ

松田ダム全景

今回は、足利市松田町にある松田川ダムの紹介です。
松田川ダムは、利根川水系松田川上流に1981年に着工し1995年に竣工した重力式コンクリートダムです。
ダム本体の堤頂長は228m、堤高は56mで総貯水量は190万立方メートルで松田川の洪水調整や水道用水確保の為の用途として建設されました。

松田ダム全景

松田川ダム  松田川ダム

上左は、ダムサイト下に造られたふれあい広場です。
ここには、公園広場と管理事務所があり、キャンプやバーベキューを楽しむことが出来ます。
上右は、ダムサイトにある松田川ダム竣工記念碑です。

松田川ダム  松田川ダム天頂部

下の写真は、松田川ダムの全景と案内板です。

松田ダム全景 

松田川ダム案内板  松田川ダム案内板

ダムサイト管理事務所サイドにはメモリアル広場があり、松田川ダムを着工から竣工までの説明パネルが展示してあります。
今回は管理事務所が閉まっていたので、今集めているダムカードを頂く事が出来ません。後日確認したところ松田川ダムではダムカードは発行していないとの事でした。
また、今回時間があったので松田川ダムから桐生川ダムへと林道を通って行ってみました。
山を縫うような狭い道路でしたが全線舗装で30分ほどで桐生川ダムへ行く事が出来ました。
ここでは、ダムカードを頂くことが出来、写真も撮ってきました。 

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塩田ダム

9月3日、環境省は栃木県矢板市塩田の国有林を、福島第一原発事故で出た高濃度の放射性物質に汚染された焼却灰や汚泥など、栃木県内での発生分を埋める最終処分場の候補地とする方針を表明した。
この環境省の一方的な表明によって国内初の候補地となる矢板市などでは突然の表明に戸惑いを隠せない様相です。
奇しくもこの塩田ダムは、栃木県内のダムサイトとして今年1月に初めて栃木のダムにサイトアップした想い出の場所でもあります。
私は毎日"南摩ダムにて"にアクセスしているデータを確認しているが、環境省で表明してからは"塩田ダム"のキーワード検索で私のサイトに訪問してくださる方が増えてきています。
今回は、一連の報道により一躍有名になった塩田ダムの写真を再び載せることにしてみました。
上の写真は、塩田ダム天頂部より見た様子で左にある建物が管理棟、ダム湖奥中央に見えるのが公園の広場です。
多分、環境省で指定廃棄物の最終処分場の候補地と指定したのは、奥の方に見える山の近辺ではないかと思います。

塩田ダムにて  塩田ダムにて

上左は塩田ダム天頂部分。
右は塩田ダム上流付近のふれあい広場付近。
この広場は、休日には家族連れも多く来るそうです。

塩田ダムから見た田園風景  栃木県の田園風景百選の表示

上左は、塩田ダム天頂より見た塩田地区の美しい田園風景。
右は、栃木県の田園風景百選に選ばれた認定地の表示杭。

今回の環境省による一方的な突然の「指定廃棄物」の最終処分場の候補指定地の打診。
そして、候補地近隣に位置する塩田ダム。
ここは田園風景百選に選ばれた塩田地区の認定地の水源を供給する農業水利施設ではないか。
美味しいお米を育てる地下水源には影響無しとされているが、私の様な素人でもそれは如何なものかと危惧せざるをえない。地域住民が戸惑うのも当然の事と思います。
何れにしても今後の進展を見守るしかないのではないでしょうか。
機会があれば、黄金色に染まった塩田地区の田園風景を取材したいものです。
私はこの塩田地区の最終処分場建設問題が、何故か1964年にダム建設の構想が発表された南摩ダムを想い出されて仕方がありません。

前回UPした塩田ダム記事

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深山ダムin栃木

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深山ダムサイト

栃木県那須塩原市板室地区に建設された深山ダムに行って来ました。
深山ダムは、昭和49年3月(1968年)に竣工したダムです。
ダムの型式は、アスファルト遮水壁型ロックフィルダムで灌漑・上水道・発電用として造られました。
深山ダムは、沼ッ原調整池を上池、深山ダムを下池に利用して発電をしています。

深山ダムサイト  深山ダムサイト

上左の写真は、ダムサイト上流側、右の写真はダム天頂部の道路で奥の建物が管理事務所です。
この道路は、県道369号線で福島県田島町に抜ける事が出来ますが、土砂崩れがある度に通行止めになります。この日も途中で通行止めになっていました。

深山ダム湖  沼ッ原発電所

上左は、深山ダム湖、降水量が少ないためか渇水気味でした。
上右は、沼ッ原発電所で沼ッ原調整池に溜められた水によりここで発電しています。

深山ダムサイト  深山ダム湖

上左はダムサイト上流側、上右は深山ダム湖です。
下の写真は深山ダムの案内版です。

深山ダム案内版  深山ダム案内版

 深山ダムは今回で2回目、十数年前に深山ダム湖上流で仲間と一緒に渓流釣りで来たのが最初でした。
また、帰りには深山ダム入り口にある板室温泉でも有名な幸乃湯で汗を流してきました。
ここの湯は、掛け流しで神経痛や関節痛に良く、温泉の飲用もできます。
内風呂も良いのですが、露天風呂は風情があって最高の気分が味わえました。
特に露天に設けられた打ち湯が最高。
何度でも行つてみたい私のお勧めの一湯です。

幸乃湯温泉

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五十里ダムにて

栃木県日光市の鬼怒川上流には大きなダムが4基あります。
五十里ダム、川治ダム、川俣ダム、そして最も新しい湯西川ダムです。
今回は、前回に紹介した湯西川ダムに続いて栃木県内でも発電用の重力コンクリート式では最も古い五十里ダムを紹介します。
五十里ダムは、1941年に着工し1956年に完成したダムで鹿島建設が施工しました。
堤高は112.0m、堤頂長は261.8mで当時のダムとしては日本一の高さを誇っていました。

五十里ダムにて  五十里ダムにて

五十里ダムにて

上の写真は、堤頂より撮った写真です。
確か、私が小学校5年生の時に学校の旅行で五十里ダムを見学に来た覚えがあります。(50年ほど前)
成人して車を乗るようになってからはこのダムを見学する事は無く、ここを通り過ぎて湯西川温泉に遊びに行った想い出もあります。
それから、昔、五十里ダム湖に掛かる橋(海尻橋)を渡った布坂山に大きなドライブインがあり、結婚した頃はここで食事をしたり、おみやげ等を買った懐かしい想い出もあります。
しかし、今は取り壊されて公園となっており賑やかだった当時の面影はありません。
また、海尻橋を渡った先の左手には「湖畔亭ほそい」という昔からのお蕎麦屋さんがあり、なかなか評判の良いお蕎麦屋さんです。

下の写真は、五十里ダム資料館に展示されていた資料です。

五十里ダム説明  五十里ダム説明

五十里ダム説明

五十里ダム資料  五十里ダム資料

 五十里ダムを施工した鹿島建設のサイトには、ダムを特集した「新・日本ダム紀行」が寄稿されています。なかなか良い記事ですよ。

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