9月3日、環境省は栃木県矢板市塩田の国有林を、福島第一原発事故で出た高濃度の放射性物質に汚染された焼却灰や汚泥など、栃木県内での発生分を埋める最終処分場の候補地とする方針を表明した。
この環境省の一方的な表明によって国内初の候補地となる矢板市などでは突然の表明に戸惑いを隠せない様相です。
奇しくもこの塩田ダムは、栃木県内のダムサイトとして今年1月に初めて栃木のダムにサイトアップした想い出の場所でもあります。
私は毎日"南摩ダムにて"にアクセスしているデータを確認しているが、環境省で表明してからは"塩田ダム"のキーワード検索で私のサイトに訪問してくださる方が増えてきています。
今回は、一連の報道により一躍有名になった塩田ダムの写真を再び載せることにしてみました。
上の写真は、塩田ダム天頂部より見た様子で左にある建物が管理棟、ダム湖奥中央に見えるのが公園の広場です。
多分、環境省で指定廃棄物の最終処分場の候補地と指定したのは、奥の方に見える山の近辺ではないかと思います。
上左は塩田ダム天頂部分。
右は塩田ダム上流付近のふれあい広場付近。
この広場は、休日には家族連れも多く来るそうです。
上左は、塩田ダム天頂より見た塩田地区の美しい田園風景。
右は、栃木県の田園風景百選に選ばれた認定地の表示杭。
今回の環境省による一方的な突然の「指定廃棄物」の最終処分場の候補指定地の打診。
そして、候補地近隣に位置する塩田ダム。
ここは田園風景百選に選ばれた塩田地区の認定地の水源を供給する農業水利施設ではないか。
美味しいお米を育てる地下水源には影響無しとされているが、私の様な素人でもそれは如何なものかと危惧せざるをえない。地域住民が戸惑うのも当然の事と思います。
何れにしても今後の進展を見守るしかないのではないでしょうか。
機会があれば、黄金色に染まった塩田地区の田園風景を取材したいものです。
私はこの塩田地区の最終処分場建設問題が、何故か1964年にダム建設の構想が発表された南摩ダムを想い出されて仕方がありません。
前回UPした塩田ダム記事
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