今回は、前回に引き続き湯西川ダム第2弾の紹介です。
2009年9月に現政権の民主党が表明したダム事業見直し宣言により全国各地で建設が進められていたダム工事が中止になった。
その当時、栃木県内では日光市湯西川地区で建設されていた湯西川ダム、鹿沼市上南摩地区で建設が始まっていた思川開発(南摩ダム)がダム検証の対象となり両ダム工事がストップされた。
そして、12月25日の新年度政府予算案の発表で湯西川ダムは完成まで事業継続が決まり、私が拘って取材している南摩ダムは検証続行とされ、この時点で両ダムの命運が分かれてしまった。
そして、湯西川ダムは順調に工事が進められ10月6日に完成式を迎えることができました。
南摩ダムについてはいまだに検証結果が得られず工事は中止に成ったままである。
そんな中、2011年12月現政権は八ッ場ダム工事の再開を決定した。
このようなダム検証により複雑に揺れ動いている中で完成を迎えた湯西川ダムを見学した時の私の心の中も何故か複雑なモノを感じとっていた。
上の写真は、堤体の両側の岩着部です。
下の写真の様に堤体の岩着部の表面はコンクリートで幾何学模様に造られていました。
下左は、管理棟方面から見た天頂部の通路と取水操作棟などです。
右は、管理棟左手にある駐車場と広場です。
下左は、県道付け替え道路より微かに見えたダムサイト上流側から見た湯西川ダムとダム湖です。
右は、湯西川ダムの案内板。
それから下の写真が湯西川ダムで発行されているダムカードです。
ダムカードは、ダム管理事務所で頂く事が出来るので是非もらって下さい。
大きさは名刺大です。
今の私にとってダムカードを集めるのが唯一の楽しみでもあります。