栃木県内の霊場巡礼のブログです。

2017年8月アーカイブ

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栃木県日光市中宮祠にある二荒山神社中宮祠です。
馬返しよりいろは坂を登り大鳥居を潜って中禅寺湖湖畔の繁華街の先にあります。
二荒山神社中宮祠は、奥日光中禅寺湖の湖畔にある神社です。
男体山の登拝口の神社としても有名です。

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上は、参道の石段。
下左は、手水舎。右は神門付近から見た中禅寺湖。

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下は、神門右手にある牛石
山岳信仰の聖地である日光では、いろは坂下の馬返しより上は牛馬も登れない結界でした。
しかし、これを破って連れて登った牛が石になってしまった。と云われています。

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下は、中禅寺湖を背にした神門。と案内板。

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下は、男体山を背にした中宮祠中門です。
中門を潜ると正面に本殿があり、その右手奥には男体山の登拝口である登拝門があります。

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二荒山神社中宮祠は、782年(天応2年)勝道上人による男体山登頂ののち、784年(延暦3年)に建立されたと云われています。
二荒山神社の神宮として創建され、現在の社殿は1699年(元禄12年)に造営されました。
境内にある本殿など建物7棟が国の重要文化財に指定されています。
御祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)田心姫命(たごりひめのみこと)味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)。

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上左は、中門からみた神門。
上右と下左は、本殿の拝殿。

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本殿の右手奥には、男体山の登り口にある登拝門。(下)
毎年、5月5日に開山し10月25日に閉山します。
私も四十数年前、この登拝門を潜って男体山に登った記憶があります。

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下は、本殿。
右は、社務所で頂いた二荒山神社中宮祠の御朱印
日光の二社一寺で御朱印を頂けることを知りました。
日光二社一寺御朱印めぐり 平成二十九年二月現在四十一ヶ所

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下は、中門の西側にある二荒レストセンターからの西口門。

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下の動画は二荒山中宮祠です。(大きな画面にするとボケます)

下は、二荒山神社中宮祠鳥居前から見た中禅寺湖。
小さな秋を探しに(奥日光)

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二荒山神社中宮祠 オフィシャルサイト
栃木県日光市中宮祠2484
TEL (0288)55-0017

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栃木県日光市湯元にある日光山温泉寺を紹介します。
温泉寺は、湯元温泉街から外れた静寂の中に佇んでいます。

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温泉寺の参道には寄進された石灯籠が奥まで立ち並んでいます。
歴史は大変古く、日光を開山された勝道上人が延暦7年(788年)にこの温泉を発見し、病苦を救う薬師瑠璃光如来様をお祀りしたのが始まりと云われています。

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広い境内には鐘楼があり、鐘を撞くことも出来ます。
社務所で御朱印を頂く間、隣の本堂に参拝。

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日光山温泉寺は、日光市内にある日光山輪王寺の分院として延暦7年(788年)に勝道上人によって建てられました。
宗派は天台宗で、薬師如来をご本尊としています。

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本堂内はお参りすることが出来ご利益があるようにお参り祈願してきました。
祭壇の奥中央には薬師如来が鎮座し手前には、延命地蔵尊が祀られています。

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参拝を済ませ、社務所で日光山温泉寺の御朱印を頂きました。
御朱印は印刷した物ですが手書きの御朱印は立木観音で頂くことが出来ます。
日光二社一寺御朱印めぐり(日光市)

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下の動画は、日光山温泉寺と湯ノ平湿原です。

お参りした後、湯ノ平湿原を散策してきました。
遊歩道は木道が敷かれ源泉まで行くことが出来ます。
源泉付近では硫黄の匂いが漂い、深緑の中に温泉寺を見ることが出来ます。
日光湯元源泉にて(日帰り温泉in栃木より)

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※ 温泉寺では日帰り入浴することが出来ます。
薬師の湯の泉質は、含硫黄‐カルシウム・ナトリウム‐硫酸塩・炭酸水素塩泉。泉温は71.4℃
加温なし、加水有、完全かけ流しの温泉です。
日帰り入浴は参篭といわれ、入浴時間は一時間。
大人 500円/小人(4歳~小学生) 300円。
受付は、8時~17時頃まで。
私も昔、浸かったことがありかなり熱かった様な記憶があります。

日光山温泉寺 オフィシャルサイト
栃木県日光市湯元2559
TEL 0288-62-2531

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栃木県下都賀郡壬生町羽生田にある永照山 歓喜院の紹介です。
歓喜院は、真言宗智山派のお寺です。
※ 御朱印は発行されていません。

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石段の先には立派な楼門が前方に聳え建っています。
この楼門は白木造りで、安永9年(1780年)に永野万衛門によって建造されたと伝えられています。
現在は銅板で葺かれていますが、以前は茅葺だったそうです。
また、町の有形文化財にも指定されています。

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広い境内には鐘楼もありました。
中央には太くて古そうなカヤの木があります。

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下は、近年に建て替えられた木造の本堂です。

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境内中央にあるカヤの木には、落雷で焼け焦げたと思われる焼け跡が痛々しく残っています。

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歓喜院の周辺は近くを流れる黒川の河岸段丘になっており、ここには中世に壬生綱重によって築城された羽生田城址となっています。
現在でも、空堀跡や土塁跡が残っているそうです。

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栃木県下都賀郡壬生町にある医王山興生寺の紹介です。
興生寺は、壬生町中心部より西方にある由緒あるお寺です。

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古い桜木の石門を進むと山門があります。(上写真)
下右は、境内から見た参道。

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山門を潜ると広い境内があり、中央に本堂、左手に瑠璃殿があります。

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医王山興生寺は、平安時代初期(807年)に開創されその後、戦国武将壬生家により寺格が整ったといわれています。
江戸時代までは、壬生城主の祈願所でもありました。
宗派は、真言宗智山派でご本尊は大日如来です。
下野三十三観音霊場第二十一番札所にもなっています。

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本堂は、平成15年に改修復元工事が行われました。
本堂内を案内して頂きましたが、丸柱や差鴨居などにはケヤキが使われています。
また、格天井に描かれた絵の素晴らしさには目を見張ってしまうほどの素晴らしさです。

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本堂脇には、寺へ伝わる古文書が展示されていました。(下左)

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格式ある木造の本堂の素晴らしさにも目を見張ってしまいます。

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本堂脇には古い瑠璃殿があり、中には薬師如来・十二神将・聖観音・六観音が祀られています。

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境内には、元禄十年(1703年)に植えられたとする太いカヤの木があり、町の天然記念物に指定されています。

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興生寺で頂いた下野三十三観音第二十一番の御朱印です。
私が訪れたときはお盆前の大変忙しい時期でもありました。
それでも、親切に対応して頂きました。
しかし、お寺さんの檀家様も多く、忙しい時期にはなかなか対応できない事があるそうです。

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医王山 興生寺
栃木県下都賀郡壬生町本丸2丁目15−31
TEL 0282-82-0538

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