栃木県佐野市富岡町にある下野三十三観音第二十七番札所引地山日向寺の紹介です。
日向寺は、JR佐野駅から東に500mほど行った観音山公園の小高い丘にあります。
国道141号線(例幣使街道)と東武佐野線の中間にあります。
引地山日向寺は、下野三十三観音霊場の第二十七番札所です。
石段を登り詰めると、正面に本堂があります。
本堂は、文政7年(1824年)に関根弥惣清則という人が私財を投じて建てたといわれています。
お堂は五間四方の白木造りで拝殿には見事な彫刻を見ることが出来ます。
宗派は真言宗、ご本尊は聖観世音菩薩で後醍醐天皇の元徳の頃の作とされています。
引地山日向寺の観音像は33年に一度御開帳され、安産・子育てにご利益があるそうです。
下は、本堂脇にある閻魔堂。
閻魔堂の拝殿にも見事な彫刻が見られます。
本堂の境内からは佐野市街が一望出来ます。(下左)
下右は、不動様、薬師如来、白敬天照が安置されている不動堂。
下は、引地山日向寺にあった石仏。
御朱印は、正面石段下にある卯木ミシン工業様方で頂くことが出来ます。
下は、引地山日向寺の謂れが書かれた引地山日向寺観音堂の記です。
下は、引地山日向寺の動画です。
引地山日向寺
栃木県佐野市富岡町