栃木県塩谷郡塩谷町風見山田にある風見発電所の紹介です。
ここは、前回紹介した鬼怒川の佐貫頭首工から取水し導水路を通じてここ風見発電所まで送られてきます。
昭和39(1964)年4月に運用され、発電形式は水路式で29.40mの落差を利用して発電されています。
上の写真の左側の排水路は風見地区を通して鬼怒川に放水され、一部は鬼怒川の下を通して(逆木サイフォン)宇都宮市の逆木地区まで送水されています。多分、この逆木サイフォンは潜函工法(ケーソン工法)で鬼怒川を横断したのかと思います。右側の排水路は大宮地区を通して鬼怒川に放水されます。
下は風見発電所の動画、高画質でご覧ください。
右側の排水路は、大宮地区を通して鬼怒川に放水されています。
下二枚の写真は同じ場所から撮ったものですが、左は今年の春、右は今年九月の台風の後です。
下左は、風見地区にある分水ゲート付近で越流堰から流れ落ちる水流の白さが印象的です。
下右は、鬼怒川への排水路。右に見えるゲートは逆木方面への排水路です。
下左は風見地区への導水路の出口付近。
右は分水ゲートで、左のゲートからはサイフォンを通して逆木方面へ、右のゲートからは鬼怒川へ放水されます。
下左は、風見地区に設けられた鬼怒川への排水ゲート。
下のモノクロ写真は、四十年程前、私が二十代の頃鬼怒川に釣りに来た時に撮影した写真です。日の出が素晴らしかったのを覚えています。
上の排水ゲート付近から撮りましたが、今では情景がすっかり変わってしまいました。
次回は、宇都宮市上河内地区の排水ゲート付近と西鬼怒川発電所を紹介します。
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