発電所の最近のブログ記事

東荒川ダム

栃木県営ダム一般公開第二弾、東荒川ダムを紹介します。
ここも一般公開は、年に一度で10時から3時までの一日限り。西荒川ダムを見学してから来て見ました。
管理事務所で受付をしてダムカードや資料等を頂き、早速、管理室や堤体の内部を見学させて頂きました。
上は、ダム下流下部から見た東荒川ダム。中央の塔はエレベーター施設。左の排水口がコンジットゲート。
下は、管理室の様子。コンピューター管理の様子は西荒川ダムと殆ど同じでした。

東荒川ダム 東荒川ダム

東荒川ダムの形式は、重力式コンクリートダム、堤高70m、堤頂長276m、総貯水容量は610万㎥で栃木県で管理しています。
利用目的は、灌漑、洪水調整、不特定利水、発電、上水道などで1974年に着工し1990年に完成しました。
下の写真は、ダム周辺の水辺を管理するための繁船の昇降設備です。

東荒川ダム 東荒川ダム

下は、堤頂天端通路上部より見たコンジットゲートからの放流の様子。
下左側に見える白い建屋が発電所です。

東荒川ダム 東荒川ダム

下は、ダム天端にある放流設備室の内部の様子です。

東荒川ダム 東荒川ダム

ダム天端通路中央にあるエレベーター室からダム本体内部の点検通路まで降りることが出来ます。
下は点検通路付近の設備。中央の装置は地震計だそうです。
通路内部は非常に涼しく、この時期には快適でした。

東荒川ダム 東荒川ダム 東荒川ダム

下左は、点検通路の出口付近。ここから発電施設まで降りることが出来ます。(写真中央)
右は、コンジットゲートからの放流の様子。下から見上げる放流の様子はとてもダイナミックですよ。

東荒川ダム 東荒川ダム 東荒川ダム

下は、発電施設へ給水施設の様子。左に見えるのが水圧管。

東荒川ダム 東荒川ダム

下は、発電施設の内部。中央にある円筒形の機械が水車。
ここで水流の圧力に寄って水車が回転して左側の発電装置によって電気になるようです。(発電の騒音が大きく担当職員の説明が余り理解できませんでした。)
東荒川発電所は平成2年4月に開始され、ダム本体に設けられた選択取水設備からの導水により最大出力600KWを発電しているそうです。
詳しくは、東荒川発電所サイトをどうぞ。

東荒川ダム 東荒川ダム

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草木ダム

群馬県みどり市東町座間、利根川水系渡良瀬川本川上流に建設された草木ダムを紹介します。
草木ダムは、渡良瀬川沿岸の洪水防御と、主に都市部の工業・水道用水の確保、渡良瀬川沿岸地域の農業用水確保、水力発電を行うことを目的として、昭和52年3月 総工費約500億円の費用をかけて建設された多目的ダム
今回掲載した写真は、2012年9月に撮影。
特に、ダムサイト直下から見上げた草木ダムの規模の大きさには感動しました。

草木ダム 草木ダム

ダムの形式は重力式コンクリートダム堤高140m、堤頂長405m、総貯水容量は60500千㎥独立行政法人 水資源機構で管理しています。
利用目的は、灌漑、洪水調整、不特定利水、工業用水、発電、上水道などで、鹿島建設・西松建設により1965年に着工し1976年に完成しました。

草木ダム 草木ダム 草木ダム

草木ダム 草木ダム

上右は、ダム放水口上から撮った写真で、下方に見える白い建物が東発電所、その右手が東第二発電所。
上左は、草木ダム湖。
下左は、ダム湖百選のプレート。右は"草木ダム建設の碑"のモニュメント。
水源地環境センター(ダム湖百選) オフィシャルサイト

草木ダム 草木ダム

下左は、草木ダムの概要と草木ダム周辺の案内。

草木ダム 草木ダム

草木ダムサイト直下には東発電所(水力発電能力は最大出力:20300KW)と東第二発電所(最大出力:240KW)があります。
下左の写真右奥が東発電所、手前木造家屋が東第二発電所、ダム天端の右端に管理事務所があります。

草木ダム 草木ダム

下は、草木ダムのダムカード。
管理事務所でゲット出来ます。

草木ダムカード 草木ダムカード

独立行政法人水資源機構 草木ダム管理所 オフィシャルサイト

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西古屋ダム

栃木県塩谷郡塩谷町船生西古屋にある西古屋ダムを紹介します。
西古屋ダムは利根川水系鬼怒川に流れ込む白戸川上流にあります。
ダム形式は、堤高21.5m、堤頂長189.7m、総貯水量547千㎥重力式コンクリートダムです。
ダムの主な機能は発電で、ダムサイト下流に発電施設があります。
1962年着工、1963年に竣工し東京電力で管理しています。

西古屋ダム 西古屋ダム

ここは、船生の宿から北へ3kmほど入った山間にあり、一人で行くにはちょっと寂しい場所。
私が行ったときは6月頃でしたが、誰も居ず熊でも出てきそうな雰囲気の寂しい所でした。
上左は、ダム上部の通路ですが臆病な私には通り抜けることが出来ませんでした。
右は、鬼怒川から西古屋ダム湖へ流れ込む導水路が奥の方に見え何となく不気味な感じ。

下左は、西古屋ダムサイト下に設置された塩谷発電所。
右は、水利使用の標識です。

西古屋ダム 西古屋ダム


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寺山ダム

栃木県矢板市の寺山ダムを紹介します。
ここは、矢板市の北西7キロに位置し、高原山を水源とする那珂川水系宮川の上流に建設されました。
ダム形式は、堤高62.2m、堤頂長260m、総貯水容量256万㎥のセンターコア型ロックフィルダムです。
機能としては洪水調整、灌漑、不特定用水、 上水道用水等に利用されています。
1972年に着工、1984年に竣工し栃木県が管理しています。

寺山ダム 寺山ダム

上の写真は、ダムサイト下流側でロック材で覆われているのが良く分かります。
ロックフィルダムとしては栃木県では最初に採用され、ロック材等はダムサイト付近で生産されたそうです。
下左は、寺山ダムの放流口付近です。左が上流側、右が下流側。

寺山ダム 寺山ダム

2013年9月には、水力発電などを活用してダム施設を省エネ化する「ダムESCO(エスコ)事業」による発電が始まった。
水力発電設備を設置、運営するのは日本工営で全国初。
同事業は県の委託を受けた民間事業者がダムから放流される水を活用し、水力発電設備を設置して売電するほか、ダム施設の空調や照明などの電気設備を発光ダイオード(LED)などの省エネ型に切り替え、消費電力を抑える。県が全国で初めて考案した。(下野新聞より)

寺山ダム

寺山ダム近辺は自然がたくさん残されており、宮川の上流には栃木県民の森、その奥にはレンゲつつじの群生地で有名な八方ヶ原があります。
また、ダムの近くには724年に創建されたという真言宗智山派の寺院、寺山観音寺があります。
私のサブサイト"日帰り温泉in栃木"に寺山鉱泉の案内がありますのでご覧ください。

寺山ダム 寺山ダム

上二枚は寺山ダムの案内図。
下二枚は寺山ダムの諸元。

寺山ダム 寺山ダム

下は寺山ダムのダムカードです。

寺山ダム ダムカード 寺山ダム ダムカード


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庚申ダム

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庚申ダム

栃木県日光市足尾町の庚申ダムの紹介です。
昨年に一度訪問したのですが今回は庚申ダムで発行されたダムカードが目的で行ってきました。
ここは足尾町から国の天然記念物で知られるコウシンソウの自生地、庚申山へのルートの途中にあります。
利根川水系渡良瀬川支流の庚申川にある重力式コンクリートダムで発電を目的としています。
堤高は29m・堤頂長は55.85m・総貯水容量は195,000㎥で1982年着工、1985年に完成しました。
ダムの管理は栃木県企業局となっています。
栃木県営足尾発電所庚申ダム操作規程
庚申ダム奥の国民宿舎かじか荘にある庚申の湯が日帰り温泉in栃木にUPしてあります。
こちらも覧ください。

庚申ダム 庚申ダム

上左は管理事務所。
下二枚が一問ある洪水吐ゲートです。

庚申ダム 庚申ダム

下左は庚申ダム下流の様子。
右は庚申ダムをダム湖上流から見た全景です。

庚申ダム 庚申ダム

下左が庚申ダム湖、神秘的なコバルトブルーが印象的でした。
下右と三枚は庚申ダムの案内板です。

庚申ダム 庚申ダム案内

庚申ダム案内 庚申ダム案内

下は庚申ダム管理事務所で頂いたダムカードです。
これで栃木県内のダムカードは全て揃いましたが、まだUPしていないダムカードが数枚ありますので栃木県外のダムカードも含めて順次掲載したいと思います。

庚申ダム ダムカード 庚申ダム ダムカード

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小網ダム

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小網ダム

栃木県日光市藤原字小網にある小網ダムを紹介します。
このダムは鬼怒川上流の川治温泉の近くにあり、堤高23.5m・堤長128m・総貯水量627,000㎥の重力式コンクリートダムです。
1956年に着工1958年に完成し、栃木県企業局で管理しています。
上の写真は、管理事務所敷地内からダムサイト上流から撮ったものです。
下は、管理事務所側から撮った小網ダムの全景です。

小網ダム

下右は、小網ダムから下流を望んだ写真。

小網ダム 小網ダム

下左は、水門ゲートからの放流の様子で、右奥に見える白い建物が小網発電所です。
下右は小網発電所の案内でここでは14mの落差を利用して常時94KWの電力を発電しているそうです。

小網ダム 小網ダム
下左は、ダムサイト上流からみた水門ゲートです。
下右は、小網ダム湖の様子です。
紅葉は10月下旬ごろが見頃だそうです。錦秋に包まれた小網ダムなんて素晴らしいかもしれませんね。

小網ダム 小網ダム



上は、小網ダムの動画です。高画質にしてご覧ください。
下は、小網ダムの案内です。

小網ダム 小網ダム

下は小網ダム管理所で頂いたダムカードです。
栃木県内で発行されたダムカードも残すところあと一枚、庚申ダムのみとなりました。
昨年の夏ごろ写真を撮りに行ったのですがダムカードは発行されていませんでした。
来月の10月中旬ごろ行こうかと思っています。多分、紅葉の最盛期かと思います。

小網ダムダムカード 小網ダムダムカード

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風見発電所

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風見発電所

栃木県塩谷郡塩谷町風見山田にある風見発電所の紹介です。
ここは、前回紹介した鬼怒川の佐貫頭首工から取水し導水路を通じてここ風見発電所まで送られてきます。
昭和39(1964)年4月に運用され、発電形式は水路式で29.40mの落差を利用して発電されています。
上の写真の左側の排水路は風見地区を通して鬼怒川に放水され、一部は鬼怒川の下を通して(逆木サイフォン)宇都宮市の逆木地区まで送水されています。多分、この逆木サイフォンは潜函工法(ケーソン工法)で鬼怒川を横断したのかと思います。右側の排水路は大宮地区を通して鬼怒川に放水されます。
下は風見発電所の動画、高画質でご覧ください。

右側の排水路は、大宮地区を通して鬼怒川に放水されています。
下二枚の写真は同じ場所から撮ったものですが、左は今年の春、右は今年九月の台風の後です。

風見発電所 風見発電所

下左は、風見地区にある分水ゲート付近で越流堰から流れ落ちる水流の白さが印象的です。
下右は、鬼怒川への排水路。右に見えるゲートは逆木方面への排水路です。

風見にて 風見にて

下左は風見地区への導水路の出口付近。
右は分水ゲートで、左のゲートからはサイフォンを通して逆木方面へ、右のゲートからは鬼怒川へ放水されます。

風見にて 風見にて

下左は、風見地区に設けられた鬼怒川への排水ゲート。

風見にて 風見にて

下のモノクロ写真は、四十年程前、私が二十代の頃鬼怒川に釣りに来た時に撮影した写真です。日の出が素晴らしかったのを覚えています。
上の排水ゲート付近から撮りましたが、今では情景がすっかり変わってしまいました。

風見排水路にて

次回は、宇都宮市上河内地区の排水ゲート付近と西鬼怒川発電所を紹介します。
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