鬼怒川上流ダム(川治ダム・川俣ダム・五十里ダム・湯西川ダム)の一般公開最終弾、五十里ダムを紹介します。
五十里ダムは、堤頂長267m、堤高112mの重力式コンクリートダム、クレスト2段式ローラーゲート3門、コンジット高圧ローラーゲート2門、ジェットフローゲート1門、ホーロージェットバルブ1門、1950年着工1956年完成、国土交通省で管理されています。
五十里ダムは日本の大規模ダムの草分けで、当時、日本一高いダム、また、放流設備高圧スライドゲートは国内ではじめて導入されました。
この日、多くのダムマニアが見学に来ていましたが、私達は時間が無いため天端通路だけ見学して次の会場川治ダムに向かいました。
残念な事に、五十里ダム直下へは降りることが出来ませんでした。来年7月頃のダム一般開放には是非来たいと思っています。
上左は、ダム直下へのエレベーター。中央はクレストゲート上部。
下左は、ダム上流側。
手前、2門のゲートが後に追加されたコンジット高圧ローラーゲートかな。
五十里ダム施設改良本体工事(1999年10月~2003年3月)
右は、ダムサイトにある五十里ダムのモニュメント。
五十里ダムを見学した帰り、受付で炭のお土産を頂きました。(下左)
ダム湖に流れついた流木を炭にしたそうです。バーベキューには使えなかったので部屋などの脱臭・乾燥材代わりに使いました。
また、今回、うれしい事がありました。
私の職場の同僚の息子さんからお手紙を頂きました。(下右)
小学3年生だそうですがダムに興味をもっているそうです。今回の一般公開も勧めたのですが部活動があるため行けなかったそうです。
私からのお土産として、ダムカード6枚を差し上げたら嬉しいお手紙が届きました。
これからも、自然のエネルギーを利用したダムに関心を持って頂ければ幸いかな。
下は、新聞の折込に入っていた栃木県民だより。
ダムカードの紹介が出ていました。これを機に多くの方がダムに関心が持てれば。
以上で、2014年度の栃木県内のダム一般公開の紹介は終了です。
次回は、先日行ってきた群馬県の四万川ダムを紹介したいと思います。
マイサイト"ダムin栃木"の五十里ダムも参考にご覧ください。
ダム便覧 五十里ダム
五十里ダム
栃木県日光市川治
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