栃木県日光市の鬼怒川上流には大きなダムが4基あります。五十里ダム、川治ダム、川俣ダム、そして最も新しい湯西川ダムです。
今回は、栃木県内でも発電用の重力コンクリート式では最も古い五十里ダムを紹介します。
五十里ダムは、1950年(私が生まれた年)に本体着工し1956年に完成したダムで鹿島建設が施工し、国土交通省で管理しています。
堤高は112.0m、堤頂長は261.8m、総貯水量は5,500万㎥で当時のダムとしては日本一の高さを誇っていました。
ダムの機能としては、かんがい用水、洪水調整、発電です。
下左はダム堤長天端の通路からみた管理事務所。
右はローラーゲートから見た放水路付近。
下左は、五十里ダム湖。
右は、ダムサイトに祀られた慰霊塔です。
下三枚は、ダム資料館で撮ったもので沢山の資料が展示されています。
五十里ダムと川治ダムが水路で繋がっている様子が紹介されています。
確か、私が小学校5年生の時に学校の旅行で五十里ダムを見学に来た覚えがあります。(50年ほど前)、成人して車を乗るようになってからはこのダムを見学する事は無く、ここを通り過ぎて湯西川温泉に遊びに行った想い出もあります。
それから、昔、五十里ダム湖に掛かる橋(海尻橋)を渡った布坂山に大きなドライブインがあり、私が結婚した頃はここで食事をしたり、おみやげ等を買った懐かしい想い出もあります。
しかし、今は取り壊されて公園となっており賑やかだった当時の面影はありません。
また、海尻橋を渡った先の左手には「湖畔亭ほそい」という昔からのお蕎麦屋さんがあり、なかなか評判の良いお蕎麦屋さんです。
下は、五十里ダム管理事務所で頂いたダムカードです。
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