栃木県宇都宮市宮山田町にある逆木用水を紹介します。
ここは、国営事業の鬼怒川中部土地改良事業として昭和32年に着工昭和41年に完成しました。
鬼怒川の水を佐貫頭首工より取水し、風見発電所で発電し、その排水が二つの水路を通して一方は大宮地区から果ては小貝川まで、また一方は風見地区からサイフォンを通して鬼怒川本流の地下をくぐり、ここ逆木地区で西鬼怒川に放水されて灌漑用として利用されています。
上の写真は、サイフォンから放水された用水がゲート(水門)で左側には旧逆木用水?、右側へは水路を通して西鬼怒川発電所に送水されます。
上左は、風見地区からサイフォンを通して送水された用水の出口付近。
右は、逆木用水ゲート付近。
下二枚は、逆木用水ゲート付近の様子です。
下左は、逆木用水サイドに整備された親水公園。ここから望む日光連山も素晴らしいですよ。
右は、旧逆木用水跡に整備された公園です。
ここの堤には八重桜の並木があり老木ではあるが素晴らしい八重の桜を楽しむことができます。
私のメインサイト"五月の風"にここの様子を綴ったエッセイがあります。
"老木の春"
下二枚は、西鬼怒川発電所の様子です。
ここで発電され西鬼怒川に放水されています。
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