栃木県内の霊場巡礼のブログです。

2017年7月アーカイブ

古峯神社(鹿沼市)

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栃木県鹿沼市草久にある 古峯神社です。
古峯神社は、鹿沼市を流れる大芦川の源流の聖域にある神社です。
由緒は古く、今を去る1300余年の昔、隼人というお方が京都からこの地に移り尊(御祭神・日本武尊)の御威徳を慕いつつ京都よりこの古峯ヶ原の淨地に遷座(創祀)申しあげたのが始まりといわれております。

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上は、参道入り口。
下左は、手水舎。ここで身を清めます。

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下左は、寄贈された天狗の石像です。
下右は、古峯神社の庭園として大芦川の清流を引いて造られた面積2,500坪の広大な回遊式の日本庭園の入り口です。
古峯園には、大きな池もあり四季折々の素晴らしい風景を楽しむことが出来ます。

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上と下は、古峯神社の社殿への石段。

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古峯神社の社殿(上と下)

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御祭神は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)をお祀りいたしております。
尊は別名小碓尊(オウスノミコト)・倭男具那命(ヤマトオグナノミコト)とも申しあげ、第12代景行天皇の皇子であらせられます。
古峯神社は、天狗の社とも言われ古くより天狗信仰として崇められています。
下は、社殿内に祀られた天狗面で、左が烏天狗、右が大天狗です。

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下左は、社殿脇にある大天狗の木像。
下右は、御朱印を受ける社務所。20人程が待っていました。
私も御朱印を頂くのに1時間ほど待たされました。料金は500円です。

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下左は、古峯園入り口から見た大芦川の源流。

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下左は、古峯神社で頂くことが出来る御朱印。
下右は、私が頂いた御朱印(お任せらしいです。)

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古峯神社 オフィシャルサイト
栃木県鹿沼市草久3027
TEL 0289-74-2111

閑話休題
古峯神社へは数年ぶりの参拝ですが駐車場が満車なのには驚きました。
以前、来たときには駐車場には数台が止まるのみ、今日は連休の中日なので満車なのは仕方が無いかなと思っていました。
参拝を済ませ土産店で物色していると女将さんが声を掛けてきた。
お茶を頂ながら話を聞くと驚いてしまった。
何時でもこんな状態だという。若い女性も目立つ。
殆どの参拝客は古峯神社の御朱印が目的なのだそうだ。
ナンバーを見ても県外が殆ど、八割方は御朱印目当ての車だそうだ。
それから、御朱印も30種類ほどあるらしいが、一番人気の御朱印を頂くには最低でも5時間は待たされるらしい。
そして、数日掛けて全部の御朱印を頂くそうだ。
社務所には10人ほど並び、私も御朱印を頂くのに1時間ほど待たされた。
多分、ご利益は絶大なのだろう?
それから、清流大芦川沿いに駐車する車の多さにも驚きだ。
丁度、早春の大芦川の渓流釣りの解禁日の様だ。
殆どの車が、東京、埼玉、茨城方面。
川原を覗くと、テントを持ち込んで川遊びやバーベキューなどを楽しんでいる。
以前にはこんな光景も見られなかったのに?
これから、夏休み。最盛期にはどんな光景が広がるのか?


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栃木県大田原市山の手にある下野三十三観音霊場第九番札所 龍頭山 龍泉寺です。
龍泉寺は、大田原市の東方旧陸羽街道の蛇尾川沿い付近にあるお寺です。
近くには、大田原神社や大田原城址公園などがあります。

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石門の奥には駐車場があり、山門からは朱色の本堂が見えてきます。

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山門の右手には石像が立ち並びその脇には手水舎があります。
ここで手水、嗽をして身を清め本堂へ。

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境内の中央にある本堂は今まで見てきた造りとはまるで違った感じがします。
屋根には鴟尾(しび)が上げられ、住職の話では奈良の秋篠寺を模して建立したそうです。

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龍頭山 龍泉寺は、真言宗智山派のお寺で千手観世音菩薩像をご本尊としています。
その歴史は古く、1494年に大俵康晴(大田原氏の始祖)が狩野庄福原郷水口(大田原市町島)に城を築き、城の西方に龍泉寺を移して菩提寺・祈願寺としたそうです。(現在の菩提寺は龍泉寺の隣にある光真寺です。)


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龍泉寺の境内に咲いていた蓮の写真も公開しています。
蓮と寺 四題(Maywindのつぶやき)

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御朱印を頂く間、本堂を見学させて頂きました。
本堂は2001年に再建され、その様式は奈良の秋篠寺を模したそうです。
材料の木柱は桧造りで、奈良桜井から桧材を調達したそうです。
私も材木屋に長年居たので木材については良くわかりますが、龍泉寺で使われた桧材には驚きました。
丸柱が十数本使われているそうですが無垢で無節、これは見事の言葉に尽きました。
栃木県内ではこれだけの材料は揃わないでしょう。
やはり、尾州尾鷲飯能辺りかな。
多分、建設費用も数億円(十に近い)は掛かっているのかな?

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下は、屋根に付いた風鐸鴟尾(しび)。

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下右は、龍泉寺で頂いた御朱印です。

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龍泉寺の動画を撮って見ました。


龍泉寺
栃木県大田原市山の手2丁目9-2
TEL 0287-22-2978


閑話休題
帰りには龍泉寺の東にある大田原城址を散策してきました。
大田原城は、大田原資清(すけきよ)によって築城され、天文12年(1543)あるいは天文14年(1545)にそれまで本拠としていた町島(まちじま)の水口居館(みなくちきょかん)(市指定史跡)から移ったといわれます。以後、明治4年(1871)の廃藩置県にいたるまでの大田原氏の居城でした。(大田原市サイト
蛇尾川沿いの小高い丘にある城跡は整備され大田原市民の憩いの場となっているそうです。
土塁跡には大きな桜の木があり、春4月には桜祭りが行われるそうです。
下は、土塁跡。

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下左は、本丸跡。

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