群馬県みどり市東町座間、利根川水系渡良瀬川本川上流に建設された草木ダムを紹介します。
草木ダムは、渡良瀬川沿岸の洪水防御と、主に都市部の工業・水道用水の確保、渡良瀬川沿岸地域の農業用水確保、水力発電を行うことを目的として、昭和52年3月 総工費約500億円の費用をかけて建設された多目的ダム。
今回掲載した写真は、2012年9月に撮影。
特に、ダムサイト直下から見上げた草木ダムの規模の大きさには感動しました。
ダムの形式は重力式コンクリートダムで堤高140m、堤頂長405m、総貯水容量は60500千㎥で独立行政法人 水資源機構で管理しています。
利用目的は、灌漑、洪水調整、不特定利水、工業用水、発電、上水道などで、鹿島建設・西松建設により1965年に着工し1976年に完成しました。
上右は、ダム放水口上から撮った写真で、下方に見える白い建物が東発電所、その右手が東第二発電所。
上左は、草木ダム湖。
下左は、ダム湖百選のプレート。右は"草木ダム建設の碑"のモニュメント。
水源地環境センター(ダム湖百選) オフィシャルサイト
下左は、草木ダムの概要と草木ダム周辺の案内。
草木ダムサイト直下には東発電所(水力発電能力は最大出力:20300KW)と東第二発電所(最大出力:240KW)があります。
下左の写真右奥が東発電所、手前木造家屋が東第二発電所、ダム天端の右端に管理事務所があります。
下は、草木ダムのダムカード。
管理事務所でゲット出来ます。
独立行政法人水資源機構 草木ダム管理所 オフィシャルサイト