栃木県内の霊場巡礼のブログです。

動画の最近の記事

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栃木県芳賀郡芳賀町にある下野三十三観音第二十五番札所大慈山 長命寺の紹介です。
長命寺は芳賀町の北部で芳賀北小学校の西方にある由緒あるお寺です。
境内は鬱蒼とした森の中にあり、山桜業林は町の指定天然記念物に指定されています。

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山門を潜ると右手に手水舎があり左手には六地蔵が出迎えてくれます。
手入れの行き届いた庭を両側に見て進むと正面に本堂があります。

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長命寺の宗派は天台宗で御本尊は阿弥陀如来です。
寺は天安元年(857年)3月に建てられましたが度々の火災などにより幾度か興廃しました。
昭和四十六年には第二十六世貞教大僧正により現在地に再建されたそうです。
また、本堂上の菊花御紋章は京都青蓮院門跡より孝明天皇常用輿の門を下賜されたそうです。

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境内の山門手前から長い階段を登りきると観音堂があります。
観音堂は、治承元年(1177年)行基菩薩作、聖観世音菩薩を安置したものであったが火災にて失いました。
現尊像、御堂は鎌倉時代中期から後期の作といわれています。(下写真)

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観音堂の拝殿の桁には目を見張るような見事な彫刻が施されています。(下写真)

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下左は、見事な彫刻が施された拝殿。

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上右と下左は、境入り口付近にある石仏。
下右は、長命寺で頂いた御朱印です。

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下は、長命寺の動画です。

大慈山 長命寺
栃木県芳賀郡芳賀町下高根沢2970
TEL 028-677-0539
参考サイト (芳賀町商工観光課商工観光係より)

閑話休題
今年も残すところ3日となってしまいました。
昨年の暮れに始めた下野三十三観音札所巡りも残念ながら年内には結願出来ませんでした。
残る札所は数箇所なので来春までには結願しようと考えております。
来年も相変わらず霊場巡礼in栃木をどうぞ宜しくお願いします。
皆様、どうぞ良い年をお迎えください。

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栃木県栃木市万町にある下野三十三観音第二十四番札所三級山 近龍寺の紹介です。
近龍寺は、栃木市内の中心部に位置する由緒あるお寺です。
大通りにある栃木市役所の南の交差点から路地を入ると奥に山門が見えてきます。

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山門の奥の境内の中央には立派な本堂があります。
拝殿には素晴らしい彫刻も見られます。

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三級山近龍寺は浄土宗の寺院で、室町時代の応永28年(1421)に、浄土宗の僧侶である良懐上人によって創建されました。
ご本尊は聖観世音菩薩で鎌倉時代の作と云われています。
毎年7月10日の観音様の縁日「四万六千日」の日に開帳されています。

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境内には、昭和に建立された鐘楼堂(納骨堂)があります。(下写真)

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下左は、火防の秋葉権現堂。
下右は、明治時代の初めに栃木県最初の小学校発祥の地であったことに因んで建てられた碑。

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近龍寺の北側の墓地には、栃木市出身の文豪で文化勲章受賞の山本有三先生のお墓があります。(下写真)
山本有三(wikipediaより)

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下は、墓碑に彫られた山本有三の言葉です。

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下右は、近龍寺で頂いた御朱印です。

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下は、三級山 近龍寺の動画です。

近龍寺
栃木県栃木市万町22-4
TEL 0282-22-0802
近龍寺 オフィシャルサイト

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栃木県佐野市富岡町にある下野三十三観音第二十七番札所引地山日向寺の紹介です。
日向寺は、JR佐野駅から東に500mほど行った観音山公園の小高い丘にあります。
国道141号線(例幣使街道)と東武佐野線の中間にあります。

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引地山日向寺は、下野三十三観音霊場の第二十七番札所です。
石段を登り詰めると、正面に本堂があります。
本堂は、文政7年(1824年)に関根弥惣清則という人が私財を投じて建てたといわれています。

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お堂は五間四方の白木造りで拝殿には見事な彫刻を見ることが出来ます。
宗派は真言宗、ご本尊は聖観世音菩薩で後醍醐天皇の元徳の頃の作とされています。
引地山日向寺の観音像は33年に一度御開帳され、安産・子育てにご利益があるそうです。

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下は、本堂脇にある閻魔堂。
閻魔堂の拝殿にも見事な彫刻が見られます。

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本堂の境内からは佐野市街が一望出来ます。(下左)
下右は、不動様、薬師如来、白敬天照が安置されている不動堂

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下は、引地山日向寺にあった石仏。

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御朱印は、正面石段下にある卯木ミシン工業様方で頂くことが出来ます。

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下は、引地山日向寺の謂れが書かれた引地山日向寺観音堂の記です。

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下は、引地山日向寺の動画です。

引地山日向寺
栃木県佐野市富岡町

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栃木県大田原市堀ノ内にある下野三十三観音第十番札所岩谷観音の紹介です。
大田原市より国道461号線を東進して黒羽町へ向かいます。
黒羽町より那珂川を渡って1.5kmほど行き、左手に曲がって県道27号線に入ります。
そこから1kmほど行った左手の山の中に岩谷観音があります。

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秋暑の中、日差しを遮る参道には心地よい空気の流れ。
細い参道には、秋を告げるかのように真っ赤な彼岸花が咲き始めていました。(上・下写真)

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参道を登りきると、鬱蒼とした杉林の中に観音堂があります。
左手には、お地蔵様が鎮座しています。
境内の右手には杉の巨木が2本。左手には、石仏群。(下写真)

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白木造りの観音堂にはご本尊の千手千眼観世音菩薩がと本尊の御前立像が祀られています。
木造千手千眼観世音菩薩坐像は、室町時代の制作と云われています。

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参道入り口の左手から石段を登ると馬頭観音を祀った馬頭堂があります。(下右)

※ 馬の頭を頂いた観音様の姿を見て馬とともに生活する当時の人々が馬の無病息災を祈る民間信仰が生まれ、農家では農耕馬の馬の産地では生まれ育つ仔馬たちのそして馬によって稼いでいた人々にあっては馬と歩む道中の安全を祈ったり死んでしまった馬の冥福を祈ったりそんな理由で馬頭観音は作られたといわれております。

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下は、参道脇で咲き始めた彼岸花。
下右は、岩谷観音の御朱印です。
御朱印は、参道入り口の右手にある電気工事店「はなやま電設」様で頂くことが出来ます。

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下は、岩谷観音の動画です。

岩谷観音
栃木県大田原市堀之内

閑話休題
岩谷観音は山の中腹にありますが観音堂の裏手には岩谷要害跡があります。
今でも、土塁と空堀が残され竪堀も見ることが出来るそうです。
岩谷要害の城主は後に黒羽城主の大関氏に仕えた角田氏であるといわれています。
要害跡には、境内左手にあるお地蔵様脇から登ることが出来るそうです。
岩谷観音とまむし (歴史的風土のなかの黒羽の民話より)
参拝後、黒羽町にある那須三十三所観音霊場第一番の明王寺で参拝し、御朱印を頂いてきました。
明王寺は、後日、霊場巡礼in栃木で紹介したいと思います。
那須三十三所観音霊場巡り(Maywindのつぶやきより)

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栃木県大田原市山の手にある下野三十三観音霊場第九番札所 龍頭山 龍泉寺です。
龍泉寺は、大田原市の東方旧陸羽街道の蛇尾川沿い付近にあるお寺です。
近くには、大田原神社や大田原城址公園などがあります。

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石門の奥には駐車場があり、山門からは朱色の本堂が見えてきます。

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山門の右手には石像が立ち並びその脇には手水舎があります。
ここで手水、嗽をして身を清め本堂へ。

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境内の中央にある本堂は今まで見てきた造りとはまるで違った感じがします。
屋根には鴟尾(しび)が上げられ、住職の話では奈良の秋篠寺を模して建立したそうです。

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龍頭山 龍泉寺は、真言宗智山派のお寺で千手観世音菩薩像をご本尊としています。
その歴史は古く、1494年に大俵康晴(大田原氏の始祖)が狩野庄福原郷水口(大田原市町島)に城を築き、城の西方に龍泉寺を移して菩提寺・祈願寺としたそうです。(現在の菩提寺は龍泉寺の隣にある光真寺です。)


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龍泉寺の境内に咲いていた蓮の写真も公開しています。
蓮と寺 四題(Maywindのつぶやき)

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御朱印を頂く間、本堂を見学させて頂きました。
本堂は2001年に再建され、その様式は奈良の秋篠寺を模したそうです。
材料の木柱は桧造りで、奈良桜井から桧材を調達したそうです。
私も材木屋に長年居たので木材については良くわかりますが、龍泉寺で使われた桧材には驚きました。
丸柱が十数本使われているそうですが無垢で無節、これは見事の言葉に尽きました。
栃木県内ではこれだけの材料は揃わないでしょう。
やはり、尾州尾鷲飯能辺りかな。
多分、建設費用も数億円(十に近い)は掛かっているのかな?

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下は、屋根に付いた風鐸鴟尾(しび)。

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下右は、龍泉寺で頂いた御朱印です。

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龍泉寺の動画を撮って見ました。


龍泉寺
栃木県大田原市山の手2丁目9-2
TEL 0287-22-2978


閑話休題
帰りには龍泉寺の東にある大田原城址を散策してきました。
大田原城は、大田原資清(すけきよ)によって築城され、天文12年(1543)あるいは天文14年(1545)にそれまで本拠としていた町島(まちじま)の水口居館(みなくちきょかん)(市指定史跡)から移ったといわれます。以後、明治4年(1871)の廃藩置県にいたるまでの大田原氏の居城でした。(大田原市サイト
蛇尾川沿いの小高い丘にある城跡は整備され大田原市民の憩いの場となっているそうです。
土塁跡には大きな桜の木があり、春4月には桜祭りが行われるそうです。
下は、土塁跡。

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下左は、本丸跡。

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栃木県栃木市の下野三十三観音霊場第二十三番札所伊吹山善応寺の動画をYouTubeで作って見ました。
※ 動画の設定で画質を1080pにすると見やすくなります。



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