栃木県日光市上栗山地区の開運の湯を紹介します。
開運の湯は2000年10月にオープンした共同浴場です。
ここには昨年の7月に友人と来たのですが写真を撮るのを忘れ、今回は湯には入らず開運の里周辺の写真を撮ってきました。
上と下左の写真が入り口。右側には公民館があります。
玄関を入ると板張りの広いロビーにはテーブルが数卓、そしてテーブルの上には地元の方手作りの山菜料理が並んでいました。
ここでは、湯上りに地元の方が手料理を持ち寄って季節の物でもてなしてくれます。
おふくろの味に湯上りが楽しみですよ。ただ、無い時もあるそうです。
上右は脱衣所と洗面所で明るく清潔な感じがしました。
上左は、浴槽ですが湯の色に驚きました。湯の色は鉄分があるためか真っ茶色 。
この辺の温泉は無色透明の単純アルカリ泉だそうですが、開運の湯だけがこの色だそうです。
この付近の温泉では、茶色の湯は珍しいそうです。
湯の温度は42℃位。湯冷めはしにくいですね。
湯口から手ですくって口に含んでみたがちょっと塩味があり何となく鉄鉱泉の様な味。
泉質は、ナトリウム・塩化物硫酸塩・炭酸水塩温泉(中性低張性高温泉)。
効能は、神経痛・筋肉痛・関節痛・冷え性・慢性消化器病など。
泉温は、50.2℃。
営業時間は、9:00から17:00。
料金は、大人500円。小人300円。
定休日は、不定休(要確認)
ただ、残念な事に内湯からの景色は余り良くなく、また露天風呂もありません。施設は充実していますが昔の共同浴場らしさがあります。
湯から上がると案の定、漬物や山菜料理など季節の物の素晴らしいおもてなしが待っていました。多分、春はワラビやウドなどの山菜料理、秋はきのこ料理などが振舞われるのでしょうか?(下のパンフレット参照)
開運の湯
栃木県日光市上栗山179-31
TEL 0288-97-1952
閑話休題。
開運の湯へは県道23号を川俣方面に行き、愛宕山トンネルの先を左折して鬼怒川を渡り突き当りを右折して行くと山間に開けた静かな山里に着きます。そこから細い道を道なりに行くと開運の湯に着きます。途中には、開運の湯の幟旗が建っているのですぐ分かります。
下左が開運の里。右が案内図。
開運の湯への入り口付近には、栃木名木100選に選ばれた平家杉の巨木が立っています。
下の写真が平家杉ですが、見事な大きさに圧倒されてしまいます。
根周り10m、樹高30mで樹齢は700年だそうです。
開運の湯から更に奥に行くと、上栗山オートキャンプ場があります。
ここは、鬼怒川の辺にあり木陰も多く大自然の中での渓流釣りなども楽しめます。
静かな森の中で子供たちとキャンピングライフを満喫することが出来ますよ。
栃木県の秘境?川俣地区散策の拠点にしても良いですね。
開設期間は4月下旬から11月下旬まで。
利用料金は、オートキャンプサイトは3,500円(電源なし)から4,500円(電源付)。
フリーテントサイトは2,000円(テントは持ち込み)。
シャワー棟、炊事棟、トイレ等も完備。
上左は、フリーテントサイト。右は管理棟と炊事場。
お風呂は、ここから程近い開運の湯も利用できます。
上栗山オートキャンプ場
TEL 0288-97-1733
下は、上栗山地区にある蛇王の滝。
滝の高さは40mあるそうです。
深緑の中の滝も素晴らしいですが、燃えるような紅葉の中の滝も最高らしいそうですよ。
追記。
前出した季節の山菜料理ですが、私のお勧めの蕎麦屋さんがあります。
ここからは遠いのですが上三依地区にあります。
名前はやすらぎ。
会津鬼怒川線上三依塩原温泉口駅の傍でちょうど国道121号線と塩原温泉から来る400号線の交差店にあるお店です。
お蕎麦を注文すると、先付けに7つの小鉢に盛られた山菜料理が出てきます。
ゼンマイ・コゴミ・山ウドなどなど、これがまた美味しい。これを目的に来られる客も多いとか?
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