栃木県内の日帰り温泉施設の紹介。

2013年10月アーカイブ

えびすや(塩原温泉元湯)

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えびすや えびすや

栃木県那須塩原市塩原温泉郷元湯の"えびすや"に行ってきました。
ここ元湯は、塩原温泉郷の中で最も古く塩原温泉の元祖的存在の場所でもあります。
塩原温泉街の外れから日塩もみじラインに入らずに尾頭トンネル方面にちょっと行くと左に入る道路があります。(元湯三湯の看板あり) 曲がりくねった狭い林道を走ること約10分程で元湯に着きます。
ここには、大出館、元泉館、そして目的の"えびすや"の三軒の温泉宿が赤川に沿いにあります。
日曜日とあって狭い駐車場は満杯。しかし栃木県外の車が多いのには驚きました。
上左が"えびすや"の玄関で、中に入るとちょっと懐かしい昔の佇まいでした。
右は赤川渓流で川沿いに"えびすや"と元泉館が並んで建っています。

えびすや えびすや

"えびすや"の泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉で、心臓病、高血圧症、糖尿病、神経痛、リュウマチ、婦人病など特に胃腸病には良い温泉だそうです。
私もこの胃腸病に良いと云うので来て見ました。
上の写真左が、飲泉所で源泉を飲むことが出来ます。 口に含むと他の温泉では味わえない苦味の強い独特の味わいです。 この苦味が胃腸病に良いのでしょうね。
写真右が浴場の入り口です。 こちらは混浴で左側に女性専用の浴場があります。 私が入った時には男性が五人ほど入っていましたが、女性が一人だけ入っていました。 混浴とは知らずに入ったのでびっくりしてしまいましたが、女湯からこちらの浴場に直接入れるそうです。(当然こちらからは女湯には入ることは出来ませんが)

えびすや えびすや

混浴風呂には、ちょっと深めの"梶原の湯" 源泉38℃(左側の風呂)と"弘法の湯" 源泉52℃(右側風呂)があります。
胃腸病に良いのは"梶原の湯"で私もこちらの湯口で飲んでみました。やはり飲泉所と同じ強い苦味です。
"弘法の湯"は、源泉52℃で水で薄めないと入れないようです。
ここには間欠泉があり1~2分おきにゆが噴出し直接湯船に注がれています。(知らずに近くにいると焼けどしそうですよ。)
女湯には胃腸病に良い"梶原の湯"が無いため女性もこちらに入ってくるのでしょうね。 (因みに私の女房は入る勇気はなかったようです。)
今回もご常連客との会話に花が咲き、一時間ほど入っていました。 上の写真と下の写真は"えびすや"の効能表です。

えびすや えびすや

下の写真は、元湯温泉の昔の地図です。
元湯温泉は平安初期 承和元年(834年)僧空海によって発見されたと伝えられ、戸数84旅館48戸にのぼり、江戸初期には「元湯千軒」と言われる賑わいを呈していました。 しかし、(1659年)の大地震により、1村6泉皆埋没し、北端に位置していた「梶原の湯」のみが難を逃れ、現在にいったております。
現在、当館内に有る「梶原の湯」は、文治2年(1186年)梶原景時、影季が平家に見方した(那須の余一の兄達)を打たんとして、傷を負い、負傷治療の為入浴したと伝えられております。(えびすやサイトより引用)

えびすや

詳しくはえびすや のホームページで。

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庚申(こうしん)の湯

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かじか荘 かじか荘

栃木県日光市足尾町銀山平公園内の国民宿舎"かじか荘"にある"庚申の湯"に行ってきました。
ここは、日本の近代産業発祥の頃、銅山の町として栄えた足尾銅山の旧小滝地区奥にあります。
足尾銅山は閉山してしまいましたが、繁栄した頃の面影のみ知るところです。
上は国民宿舎"かじか荘"の全景。
下は、庚申の湯の内湯です。 泉質はアルカリ単純泉で無色無臭、神経痛・関節痛などに効能があるそうです。
また、肌がすべすべになるので"美肌の湯"ともよばれています。

かじか荘 かじか荘

下は、露天風呂で循環はしていますが源泉を利用しています。
露天風呂から見る風景は最高で、紅葉の最盛期には素晴らしい風景に出会えるそうです。
この時は入浴客が私ともう一人の二人しか居りませんでした。 露天風呂は独り占め、目の前に広がる大自然を満喫してきました。 そして、何時もの如く入浴客との談笑。 78歳のご老人でしたが、なんと愛知県からキャンピングカーで来たとの事。 7月から車に寝泊り自炊しながら湯行脚を楽しんでいるそうでした。 ご老人が言うには、栃木県には素晴らしい温泉地が沢山あり羨ましいとの事。 来年の初夏ごろまた栃木に来て、今度は男体山に登る予定だとおっしゃっていました。 賑やかな温泉施設では湯船でこのようなおしゃべりはあまり出来ませんが、あまり有名でないこじんまりとした温泉場ではこのような素晴らしい会話が楽しめます。
また、入浴客が居なければ浴室内の写真も遠慮なく撮れますから。

かじか荘 かじか荘

下三枚が、庚申の湯の成分表です。

かじか荘 かじか荘
かじか荘

ここ銀山平にはもう一つの温泉施設があります。 "かめむら別館"といい、本館は足尾市街にあるそうです。
泉質はかじか荘の庚申の湯と同じアルカリ性単純温泉です。 しかし、私も立寄りしようかと連絡してみたのですが残念ながら立寄り湯はやっていないとの事でした。 湯に入るには宿泊しなければならないみたいです。

ashio_2013_010.jpg

下は、かじか荘脇にある庚申山の道標庚申山の案内。
庚申山は特別天然記念物のコウシンソウの自生地でもあります。
この林道から備前楯山を巻いて足尾ダムに抜けることが出来ます。 これからの時期、紅葉が素晴らしいですよ。

かじか荘 かじか荘

下は、旧小滝抗口、旧小滝橋の様子と旧小滝鉱の案内です。 1885年に開抗され1954年に廃抗されました。

小滝 小滝
小滝 小滝

足尾銅山は二十年ほど前にモノクロフィルムで撮ったことがあり、私のサイト"五月の風"に掲載してあります。
写真集"閉山"

下は、現在の小滝の里の様子です。

小滝 小滝 

ここは、小滝地区の中心で最盛期の大正年間には一万余人の人達が働いていた所です。 しかし1954年(昭和29年)に閉抗され、今はその当時の面影すらありませんでした。


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寺山鉱泉(矢板市)

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寺山鉱泉

栃木県矢板市にある寺山鉱泉に入ってきました。
当然日帰り入浴ですが、入浴料500円で素晴らしい鉱泉を堪能してきました。
矢板市街から、レンゲツツジの群生地として有名な八方ヶ原道路に入り、途中から西の方に入る事3km。(途中に案内看板あり) 田んぼの畦道のような狭い道を山手に向かって車を走らせると、山の一軒宿寺山鉱泉に着きます。
温泉施設は山の奥とは思えないほど清潔で立派な建物がありました。

寺山鉱泉 寺山鉱泉

農家造りのような広い玄関(写真左)を入ると女将さんが出て来て案内してくれました。
上の写真右が浴槽で男性用と女性用がある。広さは畳1畳ほど、蓋を開けるとそこには薄茶色の鉱泉が張ってありました。
湯はぬるめでしたが私には丁度良い湯加減でした。(女将さんに言えば熱くしてくれるそうです。)約40分ほど湯浴みをしてきましたが、泉質と効能に関しては云うこと無いのではないでしょうか。
衛生上あまり良くないのですが湯を口に含んでみました。鉄分が多い為か小さい頃実家で飲んだ井戸水(鉄管水)を思い出しました。
写真下左は、寺山鉱泉脇を流れる沢の様子です。鉄分があるらしく川底はやや褐色気味。 でも山女が居そうですね。
ホントに静かな山奥の温泉場、是非、のんびりとまた訪れたい所ですね。
下右は寺山鉱泉の成分表です。

寺山鉱泉 寺山鉱泉

寺山鉱泉のパンフレット。

寺山鉱泉 寺山鉱泉

寺山鉱泉公式サイト

帰りがけに、ここからほど近い寺山観音寺に寄ってきました。 下の写真が寺山観音寺本堂。

寺山観音寺 

栃木県矢板市長井の寺山観音寺を紹介します。
ここは前回紹介した寺山鉱泉から数キロ離れた所にあります。
訪れたとき、寺山観音寺はみずみずしい新緑と別世界のような静寂に包まれていました。
寺山観音寺は真言宗智山派の寺院。高原山の中腹標高450m前後の比較的高い場所に位置する。 山号は与楽山、院号は大悲心院。詳名は与楽山大悲心院観音寺と言い、寺山観音寺は通称である。本尊は千手観世音菩薩(国の重要文化財)( Wikipediaより) 下の写真が山門です。

寺山観音寺

下左は楼門と栃木県指定天然記念物の樹齢約350年のイチョウの木。 ここには"ゆうれい腰掛の石"伝説があります。

寺山観音寺 寺山観音寺
寺山観音寺 寺山観音寺

閑話休題。

私が中学3年生の時、リーダー講習会として郡内の各中学校から5人ほどが選ばれ2泊3日の合宿がありました。その時の会場となったのが、ここ寺山観音寺です。
十年ほど前に訪問し寺の奥さんに庫裏を案内して頂いた。 ここで皆さんが寝起きして食事をとった所ですよ。と奥さんに言われたときにはあまりの狭さと天井の低さに驚いてしまった記憶がある。
講習会は夏休みの期間で蝉の声で寺全体を包んでいた中での合宿でした。 たしか、家から米5合と箸を持ってがたぼこ道を先生に送って頂いた想い出があります。 特に印象に残っているのは、夕方になるとヒグラシが鳴き始め2泊3日とはいえホームシックになったこと。 裏山にあるみつもち山にハイキングしてその途中沢の川原で飯盒炊爨をしたこと。 そして、最終日には楼門の前の広場でキャンプファイヤーをしたことなど、今でも鮮明に覚えている。
今度、蜩が鳴くころ50年前の記憶を辿りながら訪れてみたいと思っています。

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薬師の湯

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薬師の湯

栃木県日光市川治温泉にある薬師の湯の紹介です。
ここは川治温泉でも有名な源泉掛け流しの温泉で平成21年にリニューアルしました。 とても清潔な施設でサウナも備えてあります。
泉質は単純温泉で無味無臭、温度も36℃で肌に優しくのんびりと湯浴みするのに最適な施設です。
入浴料は500円でした。
浴槽が狭いのと外の景色が見られないのがチョット残念かな?(ここは対岸にホテルが在るため目隠しがしてある。)

薬師の湯

上は対岸から見た薬師の湯全景。
下は薬師の湯からの遊歩道。紅葉の季節の散策は最高ですよ。
この奥橋のたもとに名湯薬師の湯(古くからある露天風呂)があります。

薬師の湯

下は、薬師の湯の浴室です。 浴槽はチョット狭いですがとても清潔ですよ。

薬師の湯 薬師の湯

下は薬師の湯の成分表と案内です。

薬師の湯 薬師の湯

下が古くからある薬師の湯の露天風呂。混浴だそうです。
30年ほど前、この近くにキャンプ場(運動場)があり家族4人で野営したことがあります。 その時に入った温泉が下の露天風呂でした。ぬるくてなかなか出ることが出来なかった想い出があります。

薬師の湯 薬師の湯

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