栃木県矢板市にある寺山鉱泉に入ってきました。
当然日帰り入浴ですが、入浴料500円で素晴らしい鉱泉を堪能してきました。
矢板市街から、レンゲツツジの群生地として有名な八方ヶ原道路に入り、途中から西の方に入る事3km。(途中に案内看板あり) 田んぼの畦道のような狭い道を山手に向かって車を走らせると、山の一軒宿寺山鉱泉に着きます。
温泉施設は山の奥とは思えないほど清潔で立派な建物がありました。
農家造りのような広い玄関(写真左)を入ると女将さんが出て来て案内してくれました。
上の写真右が浴槽で男性用と女性用がある。広さは畳1畳ほど、蓋を開けるとそこには薄茶色の鉱泉が張ってありました。
湯はぬるめでしたが私には丁度良い湯加減でした。(女将さんに言えば熱くしてくれるそうです。)約40分ほど湯浴みをしてきましたが、泉質と効能に関しては云うこと無いのではないでしょうか。
衛生上あまり良くないのですが湯を口に含んでみました。鉄分が多い為か小さい頃実家で飲んだ井戸水(鉄管水)を思い出しました。
写真下左は、寺山鉱泉脇を流れる沢の様子です。鉄分があるらしく川底はやや褐色気味。 でも山女が居そうですね。
ホントに静かな山奥の温泉場、是非、のんびりとまた訪れたい所ですね。
下右は寺山鉱泉の成分表です。
帰りがけに、ここからほど近い寺山観音寺に寄ってきました。 下の写真が寺山観音寺本堂。
栃木県矢板市長井の寺山観音寺を紹介します。
ここは前回紹介した寺山鉱泉から数キロ離れた所にあります。
訪れたとき、寺山観音寺はみずみずしい新緑と別世界のような静寂に包まれていました。
寺山観音寺は真言宗智山派の寺院。高原山の中腹標高450m前後の比較的高い場所に位置する。 山号は与楽山、院号は大悲心院。詳名は与楽山大悲心院観音寺と言い、寺山観音寺は通称である。本尊は千手観世音菩薩(国の重要文化財)( Wikipediaより) 下の写真が山門です。
下左は楼門と栃木県指定天然記念物の樹齢約350年のイチョウの木。 ここには"ゆうれい腰掛の石"伝説があります。
閑話休題。
私が中学3年生の時、リーダー講習会として郡内の各中学校から5人ほどが選ばれ2泊3日の合宿がありました。その時の会場となったのが、ここ寺山観音寺です。
十年ほど前に訪問し寺の奥さんに庫裏を案内して頂いた。 ここで皆さんが寝起きして食事をとった所ですよ。と奥さんに言われたときにはあまりの狭さと天井の低さに驚いてしまった記憶がある。
講習会は夏休みの期間で蝉の声で寺全体を包んでいた中での合宿でした。 たしか、家から米5合と箸を持ってがたぼこ道を先生に送って頂いた想い出があります。 特に印象に残っているのは、夕方になるとヒグラシが鳴き始め2泊3日とはいえホームシックになったこと。 裏山にあるみつもち山にハイキングしてその途中沢の川原で飯盒炊爨をしたこと。 そして、最終日には楼門の前の広場でキャンプファイヤーをしたことなど、今でも鮮明に覚えている。
今度、蜩が鳴くころ50年前の記憶を辿りながら訪れてみたいと思っています。
栃木県の日帰り温泉 いいね!私も栃木県に夏は渓流釣りに行き、帰りに温泉を楽しんでます。 桧山さんFBなプログですね
平野さんコメントありがとうございます。
遅くなってすみません。
最近は、日帰り温泉に嵌っています。
源泉掛け流し、鄙びた温泉場を巡っていますよ。
渓流釣りは、若い時に嵌ったのですが最近はほとんどご無沙汰です。
アマチュア無線の方でもQSO宜しくね。