今日は生憎の雨模様。 私用で矢板市まで行ったので、帰りがけに栃木県塩谷郡塩谷町上寺島地区にある鳥羽ノ湯へ行ってみました。
周辺の山は今が紅葉の真っ盛り。 しかし、雨模様の中に薄っすらと映える紅葉も又格別でした。
鳥羽ノ湯は、昔から鉱泉の一軒宿として有名でした。 私も入浴する目的で来たのですが、残念ながら廃業されたとの事。 入ることは出来ませんでした。
ここの泉質は弱鉄鉱泉で神経痛・リウマチ・皮膚病などに薬効があるのですが残念です。
鳥羽ノ湯の脇には両岸が狭まった所があり"サルツタイ岩"として有名でした。
上と下の写真が"サルツタイ岩"でちょっと遅い紅葉でしたが見事な景観でした。
二十数年前、ここを流れる東荒川は山女釣りに良く来た渓流。 川幅は狭いのですが、急流が少なく格好のフライフィシングエリアでした。
下の写真の田んぼの向こう側の茂みの中に東荒川が流れていて、ポイントにドライフライを落とし込むと型は小さいが美しい魚体の山女がヒットした場所でもあります。
しかし、川の向こう側の山並みの変化には驚くばかりでした。 山全体が階伐されほとんどが禿山。 新たに植林するのだろうか、それとも何か出来るのだろうか?
閑話休題。
最近、設備の整った日帰り温泉施設が栃木県内にもたくさん出来ているが、昔から庶民に親しまれている温泉場は廃業されたりしている。
考えてみれば、この業界も弱肉強食の世界。 最新の設備を備えた健康ランド風の日帰り温泉には太刀打ち出来ないのであろう。
何となく寂しい限りです。 これからも、出来る限り昔からの温泉場(栃木県内)を訪ね歩きたいと思っています。
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