栃木県日光市高徳にあるかご岩温泉を紹介します。
かご岩温泉は、会津西街道の新高徳より日光北街道に合流する街道の日光市と塩谷町との境付近。街道からは南にちょっと入った鬼怒川沿いにあります。
ここには、かご岩温泉旅館がありその脇に日帰り温泉施設として営業しています。
下左が、かご岩温泉の入り口です。
ここには、日帰り温泉客用の休憩所があり食事なども出来ます。
平日の為か受付のおばあちゃんが"お客さん今日は貸切ですよ。" それに答えて伸び伸びと広い湯船を独り占めしてきました。
野趣味溢れる露天風呂からは鬼怒川の流れが手に取るように眺められ、ここから見る日光連山も素晴らしい。
特に冬場の雪を頂いた日光連山を露天風呂から眺めるのは最高かな。
上と下右は、かご岩温泉観音露天風呂の写真。
下左は、内湯。 右は、露天風呂から見た鬼怒川の様子。
かご岩温泉の泉質は、アルカリ性単純泉で無色透明無味無臭で、神経痛 筋肉痛 関節痛 五十肩などに効能があります。
温泉の温度は、40度位かな?私にはちょっとぬるめ。でも長湯するには最高ですよ。 源泉掛け流しではあるが、泉温が28.3度と低いため加温されているようです。
下左は、ちょっと狭いホール。下右は浴場の脱衣場でコインロッカーもありよく整頓されています。
下三枚は、かご岩温泉の成分表の写し。
かご岩温泉旅館 栃木県日光市高徳51 TEL 0288‐77‐0696
オフィシャルサイト かご岩温泉旅館
閑話休題。
風呂上り、缶コーヒーを飲みながら受付のおばあちゃんと情報交換。
以前から気になっていた塩谷町船生の船生温泉を聞いてみた。 船生温泉は"うぶゆ"と言うそうだが数年前に火災により廃業したそうです。残念!
また、ここの名勝"かご岩"まで歩いて数分なので是非行って見たらと言われ、折角なので早速直行。
かご岩ダンスホールの脇を鬼怒川沿いに歩いていくと、鬼怒の流れの中に突然奇岩が現れました。 これがおばあちゃんが教えてくれた篭岩かと数枚カメラに収めました。 奥までは行けませんでしたが、日光連山を背にした奇岩は見事。
籠岩は旧今市市と旧藤原町を結ぶ中岩橋から2kmほど下った鬼怒川の中にあります。
かつては、巨岩が籠をいくつも並べたような様子であったことから、この名がつけられたといわれています。
まさに自然がつくりだした奇景といえます。
江戸時代には日光地方随一の名称とうたわれ、徳川三卿をはじめ、老中水野忠邦や日光参詣の多くの諸大名が観光に立ち寄りました。
また、明治維新のころには、三条実美(さねとみ)もこの地を訪れています。 しかしその後、大洪水などで岩は大きく浸食され、昔の面影はなくなってしまったといわれていますが、川岸に巨岩が連なる風景は十分に感動を与えてくれます。(日光市サイトより)
上は、かご岩より日光連山を撮った写真。 右側にかご岩温泉旅館が見えます。
今回、"ダムin栃木"にUPするための"中岩ダム"の取材が本来の目的でした。 しかし、1時間ほど周辺を回りましたが中岩ダムを撮影することが出来ませんでした。 鬼怒川を遡って撮影場所を見つけるほか無いのかな? 仕方がなく、中岩ダム下流にある堰を撮影してきました。 ここへは、中岩河川公園から見ることが出来ます。
下右が、中岩ダム発電所への入り口ですが中に入ることは不可能でした。 (電話を入れても無理なようです。)
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