栃木県那須町湯本温泉の"小鹿の湯"を紹介します。
ここは、那須温泉の元祖的存在で全国的に有名な"鹿の湯"から源泉を引いています。
鹿の湯の駐車場に車を置いて鹿の湯に入ろうと思っていたのですが、平日にも関わらず入浴客が多いので入浴は諦めました。
その様な訳で、以前、友人に聞いた"小鹿の湯"に入ってきました。
鹿の湯からは300mほど坂を降りた所で"はなやホテル"が日帰り温泉施設として運営しています。
上が小鹿の湯の入り口で、はなやホテルの脇から階段を降りた所にありました。
受付で入浴料500円を支払い、早速入ってみました。
男湯ののれんを潜り中に入ると全面板張りの脱衣所がありました。
入浴客は私を含めて3人。写真を撮るにはチョット待たなければならないかな~。
暫くして一人が出てきた。ちょっと浴場を覗いてみる。
誰も居ない。多分、もう一人は露天風呂に行ったのだろう。
早速、タオルを携えて内湯を撮影。下3枚がその様子です。
浴室の中は窓がなく薄暗い。
天井の吹き抜けと壁に設置された淡い照明だけ。
これぞ温泉場と言う風情がある。(下写真)
洗い場には、カランとシャワーがあるが石鹸やシャンプーなどは置いていない。
上右の写真の左側に露天風呂の入り口がある。
露天の浴室に入ると、小さな浴槽が一つ。
周りは板張り、浴槽には瑠璃色の源泉が満たされていた。
湯温は41度位、丁度良い湯加減だ。
浴槽の前には、2本の打たせ湯が設置されいる。
この心配りが何とも言えない。
内湯に戻ると老人が一人入っていた。
聞くと黒磯から来たそうだ。何となくレピターらしくもみえる。
30分ほど湯浴みしながら老人と話し込んでしまった。
もう十数年来ているらしいが、湯温が低いので鹿の湯より好んでここに来ているとの事。
やはり、長湯するには良いらしい。
泉質は、単純酸性硫黄泉(硫化水素型)
泉温は57.2度、浴槽注ぎ口の温度は44.9度、浴槽内の温度は41度位。
加温、消毒なしの源泉掛け流し温泉です。
臭いは硫黄臭。
小鹿の湯の温泉は、鹿の湯・行人の湯との混合温泉が源泉だそうです。
効能は、神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・慢性消化器疾患・痔病など。
また、きりきず・やけど・慢性皮膚病・慢性婦人病・虚弱児童・糖尿病。
入浴料 400円
営業時間 AM9:00~PM9:00
はなやホテル オフィシャルサイト
栃木県那須郡那須町湯本77
TEL: 0287-76-2333
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