南摩ダムの建設予定地である室瀬の里は真っ白な蕎麦の花の中にあった。
ここ、栃木県鹿沼市上南摩室瀬地区は独立行政法人水資源機構思川開発事業所で建設されていた南摩ダムの建設予定地です。
南摩ダムは、1964年に構想が発表され1969年に実施計画調査されました。
しかし、2009年10月前政権の民主党が打ち出した大型公共事業を見直しで南摩ダムも工事が凍結され、その後のダム検証により現在もダム本体などの工事がストップされたままです。
計画された南摩ダムは、利根川水系渡良瀬川左支思川の左支川、南摩川の上流に建設されるダムです。
完成するであろう?ダムの規模は、堤高86.5m、堤頂長350m、総貯水量約51,000,000m3のコンクリート表面遮水壁型ロックフィルダムで洪水調整と利水が主な目的です。
上左の山付近がダムサイト予定地。右奥に見える橋は県道付け替え道路用の橋。
詳しくは下記のサイトをご覧ください。
独立行政法人水資源機構思川開発事業所
思川開発事業
現在は、所々で付帯工事や補修工事などが行われております。
下は、南摩川の様子です。川幅は狭く川底の透き通った清い流れです。
私は、2003年から建設予定地の上南摩地区を撮影しておりその記録を"五月の風"にて公開しております。
"上南摩"に手記と写真集が載っています。ご覧ください。
上南摩 AdbeのFLASHで作成してあります。
南摩ダムにて
下は、室瀬の里でのワンショットです。静まり返った室瀬の里で真っ白な蕎麦の花が風に揺れていたのが印象的でした。
次回は"南摩ダムPart2"を紹介します。
追記。
"ダムin栃木"に南摩ダムにてを新規増設しました。
2003年から撮り溜めたモノクロ写真"写真集南摩にて"、上南摩に通い続けたときに見た事を綴った"手記上南摩にて"を載せてあります。
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