今回は、栃木県塩谷郡塩谷町上寺島にある東荒川ダムを紹介します。
東荒川ダムは高原山の南側にあり、那珂川水系荒川の上流に位置しています。
ダムの形式は重力式コンクリートダムで堤高70m、堤頂長276m、総貯水容量は610万㎥で栃木県で管理しています。
利用目的は、灌漑、洪水調整、不特定利水、発電、上水道などで1974年に着工し1990年に完成しました。
上左は、ダムサイト左手より見た写真。
上右は、東荒川ダム湖です。
近くには鳥羽の湯という温泉宿があり、湧き出る鉱泉は薬効の良さで人気があるそうです。
また、鳥羽の湯から下流の荒川水系は私の渓流釣りのホームグラウンドで、フライフィシングで山女を相手に楽しんだ川でもあります。
ダム湖の上流付近にはレストハウスと公園があり、裏手のほうには高原山より湧き出る地下水をダム湖に導水するトンネルから全国名水100選にも選ばれた尚仁沢の名水が流れ込んでいます。
また、この名水を使った蕎麦をダム湖を見ながら堪能することができます。
上の写真右は、ダムサイト放流口上部より見た下流付近。
この下流に、鳥羽の湯温泉があります。
左は、ダムサイト南側より見た東荒川ダムで、奥の方に管理棟があります。