2013年10月アーカイブ

東荒川ダム

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東荒川ダム

今回は、栃木県塩谷郡塩谷町上寺島にある東荒川ダムを紹介します。
東荒川ダムは高原山の南側にあり、那珂川水系荒川の上流に位置しています。
ダムの形式は重力式コンクリートダムで堤高70m、堤頂長276m、総貯水容量は610万㎥で栃木県で管理しています。
利用目的は、灌漑、洪水調整、不特定利水、発電、上水道などで1974年に着工し1990年に完成しました。

東荒川ダム 東荒川ダム

上左は、ダムサイト左手より見た写真。
上右は、東荒川ダム湖です。
近くには鳥羽の湯という温泉宿があり、湧き出る鉱泉は薬効の良さで人気があるそうです。
また、鳥羽の湯から下流の荒川水系は私の渓流釣りのホームグラウンドで、フライフィシングで山女を相手に楽しんだ川でもあります。
ダム湖の上流付近にはレストハウスと公園があり、裏手のほうには高原山より湧き出る地下水をダム湖に導水するトンネルから全国名水100選にも選ばれた尚仁沢の名水が流れ込んでいます。
また、この名水を使った蕎麦をダム湖を見ながら堪能することができます。  

東荒川ダム 東荒川ダム

上の写真右は、ダムサイト放流口上部より見た下流付近。
この下流に、鳥羽の湯温泉があります。
左は、ダムサイト南側より見た東荒川ダムで、奥の方に管理棟があります。

東荒川ダム 東荒川ダム
上は、ダムの天端の通路の様子。左側奥が管理棟。
下左は、管理棟付近。右は、上流から見たダムサイト。

東荒川ダム 東荒川ダム
下は、東荒川ダムの案内板でダムのデータが確認できます。

東荒川ダム 東荒川ダム
下は、東荒川ダムのダムカードです。

東荒川ダム ダムカード 東荒川ダム ダムカード

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寺山ダム

栃木県矢板市の寺山ダムを紹介します。
ここは、矢板市の北西7キロに位置し、高原山を水源とする那珂川水系宮川の上流に建設されました。
ダム形式は、堤高62.2m、堤頂長260m、総貯水容量256万㎥のセンターコア型ロックフィルダムです。
機能としては洪水調整、灌漑、不特定用水、 上水道用水等に利用されています。
1972年に着工、1984年に竣工し栃木県が管理しています。

寺山ダム 寺山ダム

上の写真は、ダムサイト下流側でロック材で覆われているのが良く分かります。
ロックフィルダムとしては栃木県では最初に採用され、ロック材等はダムサイト付近で生産されたそうです。
下左は、寺山ダムの放流口付近です。左が上流側、右が下流側。

寺山ダム 寺山ダム

2013年9月には、水力発電などを活用してダム施設を省エネ化する「ダムESCO(エスコ)事業」による発電が始まった。
水力発電設備を設置、運営するのは日本工営で全国初。
同事業は県の委託を受けた民間事業者がダムから放流される水を活用し、水力発電設備を設置して売電するほか、ダム施設の空調や照明などの電気設備を発光ダイオード(LED)などの省エネ型に切り替え、消費電力を抑える。県が全国で初めて考案した。(下野新聞より)

寺山ダム

寺山ダム近辺は自然がたくさん残されており、宮川の上流には栃木県民の森、その奥にはレンゲつつじの群生地で有名な八方ヶ原があります。
また、ダムの近くには724年に創建されたという真言宗智山派の寺院、寺山観音寺があります。
私のサブサイト"日帰り温泉in栃木"に寺山鉱泉の案内がありますのでご覧ください。

寺山ダム 寺山ダム

上二枚は寺山ダムの案内図。
下二枚は寺山ダムの諸元。

寺山ダム 寺山ダム

下は寺山ダムのダムカードです。

寺山ダム ダムカード 寺山ダム ダムカード


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塩原ダム

栃木県那須塩原市大字関谷字西山にある塩原ダムの紹介です。
塩原ダムは那珂川水系箒川にある堤高60m・堤頂長240m・総貯水容量876万㎥の重力式コンクリートダムです。
機能は洪水調整・灌漑・不特定利水で、1969年に着工1978年に完成し栃木県で管理しています。
上の写真と下左は、塩原ダム公園のダムサイト上流より撮ったものです。
2門のコンジェットゲートが見えます。
下左は、ダム天端に設けられた通路です。

塩原ダム 塩原ダム 
下は、塩原ダムの案内板です。
塩原ダム 塩原ダム

下は、塩原ダム湖の様子です。
右の写真には吊橋が掛けられていますが、これが有名な"もみじ谷大吊橋"です。
もみじ谷大吊橋は、全長320メートルで無補剛桁歩道吊橋としては、本州一の長さを誇ります。
私も何度か渡りましたが湖面から高いのと吊橋が揺れるのとで怖い思いをしました。
塩原ダムに行くには、このもみじ谷大吊橋を歩いて渡って行くか、もしくは関谷街道から箒川に沿って車で来るかどちらかになります。
塩原温泉郷には素晴らしい温泉が沢山あります。来たついでに日帰り入浴などもお勧めですよ。
私のサイトに"日帰り温泉in栃木"を公開しています。 塩原温泉なども紹介していますのでご覧ください。

塩原ダム 塩原ダム湖
下は、塩原ダムのダムカードです。

塩原ダム ダムカード 塩原ダム ダムカード

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庚申ダム

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庚申ダム

栃木県日光市足尾町の庚申ダムの紹介です。
昨年に一度訪問したのですが今回は庚申ダムで発行されたダムカードが目的で行ってきました。
ここは足尾町から国の天然記念物で知られるコウシンソウの自生地、庚申山へのルートの途中にあります。
利根川水系渡良瀬川支流の庚申川にある重力式コンクリートダムで発電を目的としています。
堤高は29m・堤頂長は55.85m・総貯水容量は195,000㎥で1982年着工、1985年に完成しました。
ダムの管理は栃木県企業局となっています。
栃木県営足尾発電所庚申ダム操作規程
庚申ダム奥の国民宿舎かじか荘にある庚申の湯が日帰り温泉in栃木にUPしてあります。
こちらも覧ください。

庚申ダム 庚申ダム

上左は管理事務所。
下二枚が一問ある洪水吐ゲートです。

庚申ダム 庚申ダム

下左は庚申ダム下流の様子。
右は庚申ダムをダム湖上流から見た全景です。

庚申ダム 庚申ダム

下左が庚申ダム湖、神秘的なコバルトブルーが印象的でした。
下右と三枚は庚申ダムの案内板です。

庚申ダム 庚申ダム案内

庚申ダム案内 庚申ダム案内

下は庚申ダム管理事務所で頂いたダムカードです。
これで栃木県内のダムカードは全て揃いましたが、まだUPしていないダムカードが数枚ありますので栃木県外のダムカードも含めて順次掲載したいと思います。

庚申ダム ダムカード 庚申ダム ダムカード

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五十里ダム

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五十里ダム

栃木県日光市の鬼怒川上流には大きなダムが4基あります。五十里ダム、川治ダム、川俣ダム、そして最も新しい湯西川ダムです。
今回は、栃木県内でも発電用の重力コンクリート式では最も古い五十里ダムを紹介します。
五十里ダムは、1950年(私が生まれた年)に本体着工し1956年に完成したダムで鹿島建設が施工し、国土交通省で管理しています。
堤高は112.0m、堤頂長は261.8m、総貯水量は5,500万㎥で当時のダムとしては日本一の高さを誇っていました。
ダムの機能としては、かんがい用水、洪水調整、発電です。

五十里ダム 五十里ダム

下左はダム堤長天端の通路からみた管理事務所。
右はローラーゲートから見た放水路付近。

五十里ダム 五十里ダム

下左は、五十里ダム湖。
右は、ダムサイトに祀られた慰霊塔です。

五十里ダム 五十里ダム

下三枚は、ダム資料館で撮ったもので沢山の資料が展示されています。
五十里ダムと川治ダムが水路で繋がっている様子が紹介されています。

五十里ダム 五十里ダム

五十里ダム

確か、私が小学校5年生の時に学校の旅行で五十里ダムを見学に来た覚えがあります。(50年ほど前)、成人して車を乗るようになってからはこのダムを見学する事は無く、ここを通り過ぎて湯西川温泉に遊びに行った想い出もあります。
それから、昔、五十里ダム湖に掛かる橋(海尻橋)を渡った布坂山に大きなドライブインがあり、私が結婚した頃はここで食事をしたり、おみやげ等を買った懐かしい想い出もあります。
しかし、今は取り壊されて公園となっており賑やかだった当時の面影はありません。
また、海尻橋を渡った先の左手には「湖畔亭ほそい」という昔からのお蕎麦屋さんがあり、なかなか評判の良いお蕎麦屋さんです。
下は、五十里ダム管理事務所で頂いたダムカードです。

五十里ダムダムカード 五十里ダムダムカード


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川治ダム

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川治ダム

栃木県日光市川治温泉川治ダムを紹介します。
川治ダムは、鬼怒川上流の川治地区に建設され堤高140m・堤長320m・総貯水量8300万㎥のアーチ式コンクリートダムで1971年着工1983年に完成したダムで国土交通省で管理しています。
機能は、洪水調整、灌漑用水の補給、それと発電が主目的です。
アーチ式では日本で4番目の高さで、近くには五十里ダム・川俣ダムがあります。
上はダム本体で、右上の方に管理棟があります。(ダムカードは、管理事務所とダムサイトにある資料館でも頂けます。)

川治ダム 川治ダム

上左は、ダム本体で六門のクレストローラーゲートと二門のコンジット高圧ローラーゲートを見ることが出来ます。
川治ダム直下にあるキャットウォークから仰ぎ見る巨大物体、来年の水の日には是非歩きたいと思っています。
上右と下二枚は、上流付近から見た川治ダムです。ダムのアーチ形状が良く分かります。
左の川治ダム湖の濁りは九月の台風によるものです。(ダム資料館より撮影)
右は八月頃の写真でダム管理のボートが点検中?でした。

川治ダム 川治ダム
下は、川治ダムの動画です。画質設定を高画質にしてご覧ください。

 

川治ダム 川治ダム
上二枚はダムサイト上流から見た川治ダム。減水してクレストローラーゲートなどが見えています。
下は川治ダムの概要と資料館で撮影した資料です。
この他にも沢山の資料が展示されています。

川治ダム案内 川治ダム案内

川治ダム案内

下が川治ダムのダムカードです。

川治ダム ダムカード 川治ダム ダムカード
ここ川治温泉は良質な温泉で有名、日帰り温泉では500円の入湯料で楽しめる"薬師の湯"がお勧めです。


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