2013年11月アーカイブ

西荒川ダム

塩谷群塩谷町大字上寺島字柄沢、那珂川水系西荒川に建設された西荒川ダムを紹介します。
ダム形式は堤高43.5m、堤頂長116m、総貯水量4,300,000㎥の重力式コンクリートダムです。
ダムの主な機能は、流水の正常な機能の維持・洪水調節で、1962年着工、1968年に竣工され、栃木県で管理されています。

西荒川ダム 西荒川ダム

上左は、ダムサイト上流より見たダム堤体で、非常用洪水吐のラジアルゲート2門が見えます。
右は、堤体の天端を上から撮りました。奥に見えるのが非常用洪水吐のラジアルゲートです。
ここ西荒川ダムは天端などには入ることが出来ず金網越しに撮りました。
西荒川ダムの詳細はこちらでどうぞ。

西荒川ダム 西荒川ダム

上左は、ダム湖である東古屋湖、鬼怒川漁協によって管理されており釣りが楽しめる。
また、周辺には民宿などもあり上流にはキャンプ場が整備されています。
下は、ダム管理事務所前にある西荒川ダムのモニュメント。

西荒川ダム 西荒川ダム

下は、西荒川ダムのダムカードです。
ダムサイトの管理事務所で頂くことが出来ますが、東荒川ダム、寺山ダム、塩原ダムダムカードも頂けますよ。
ここで栃木県内で発行されているダムカードは全部クリアーです。

西荒川ダム ダムカード 西荒川ダム ダムカード

閑話休題。
ここ東古屋湖はマス、コイ、ヘラブナなどの釣りを楽しむことが出来るます。
昭和48年頃、私の義兄がヘラブナ釣りが好きで年に数回、東京から釣りに来たのを覚えています。
私はその頃、雑魚(ハヤ、オイカワ)釣りに凝っていましたのでヘラブナには興味が無く、仕方が無く義兄について行った覚えがあります。
義兄は、その都度ボートを借りて釣りをしていたのですがあまり釣果が無かったように記憶しています。
その後、私がマス釣りに凝りだした頃、友人と良くここには通いました。
多分、解禁日は春の彼岸だったと思いますが、その頃は東古屋湖周辺の岸辺に解禁日前から陣とり撒き餌などをして解禁日を待った覚えもあります。その当時は束釣りも出来ましたよ。
でも、今では危険なので禁止されているようです。
今でも東古屋湖の釣りは有名です。
釣りに興味のある方はは東古屋湖の釣りサイトをどうぞ!

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矢の目ダム

栃木県の最北端の那須町にある矢の目ダムを紹介します。
ここは那珂川水系板敷川(黒川支流)にあり、灌漑を目的としています。
ダムの形式は、堤高29m、堤頂長187m、総貯水量110万㎥のアースダムです。
管理は栃木県で、1976年に着工し1999年に竣工しました。
周辺の山の紅葉も素晴らしい日でした。

矢の目ダム 矢の目ダム
上左は、天端より見た貯水湖で中央に取水塔が見えます。
右は、岩が敷き詰められたノリの部分。
下は、天端の通路、奥に見えるのが管理棟です。展望広場脇のドウダンが真っ赤に染まっていました。

矢の目ダム 矢の目ダム
下左は、下から見た洪水吐導水路。
右は、天端から見た洪水吐。

矢の目ダム 矢の目ダム
下左は、ダム直下にある公園と黒川支流。
右は、ダム湖上流に整備された遊園広場と吊橋。
ダムサイトから吊橋までは散策路も整備されています。

矢の目ダム 矢の目ダム
下は、矢の目ダムの案内板です。
矢の目ダムに関する詳細は矢の目ダム設置及び管理に関する条例施行規則でも確認できます。

矢の目ダム 矢の目ダム


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塩田ダム

栃木県矢板市塩田地区にある塩田ダムを紹介します。
ここは那珂川水系簗目川の上流にあるダムで、灌漑を目的に造られたました。
ダムの形式は、堤高26.1m、堤頂長218m、総貯水量46万㎥のロックフィルダムです。
管理は栃木県で、1977年に着工し2000年に竣工しました。
上の写真は、塩田ダム天端より見た様子で左にある建物が管理棟と取水塔、ダム湖奥中央に見えるのが公園の広場です。
多分、環境省で指定廃棄物の最終処分場の候補地と指定したのは、奥の方に見える山の近辺ではないかと思います。

塩田ダム 塩田ダム

上は塩田ダム遠景。ロックフィルの状況がよく分かります。
下は、塩田ダムの天端と説明板。

塩田ダム 塩田ダム

下は、塩田ダムの排水口付近。
左は、上流側の非常用洪水吐、右は下流側の非常用洪水吐導水路。

塩田ダム 塩田ダム

下左は、塩田ダム天端より見た塩田地区の美しい田園風景。
右は、栃木県の田園風景百選に選ばれた認定地の表示杭。

塩田ダム 塩田ダム

下左は、以前に撮った塩田ダム。
右は、塩田ダム奥にある整備された多目的広場です。

塩田ダム 塩田ダム(多目的広場)

昨年の9月3日、環境省は栃木県矢板市塩田の国有林を、福島第一原発事故で出た高濃度の放射性物質に汚染された焼却灰や汚泥など、栃木県内での発生分を埋める最終処分場の候補地とする方針を表明した。
この環境省の一方的な表明によって国内初の候補地となる矢板市などでは突然の表明に戸惑いを隠せない様相です。
今回の環境省による一方的な突然の「指定廃棄物」の最終処分場の候補指定地の打診。
そして、候補地近隣に位置する塩田ダム。
ここは田園風景百選に選ばれた塩田地区の認定地の水源を供給する農業水利施設ではないでしょうか。
美味しいお米を育てる地下水源には影響無しとされているが、私の様な素人でもそれは如何なものかと危惧せざるをえない。
地域住民が戸惑うのも当然の事と思います。
何れにしても今後の進展を見守るしかないのではないでしょうか。
機会があれば、黄金色に染まった塩田地区の田園風景を取材したいものです。
奇しくもこの塩田ダムは、栃木県内のダムサイト(旧栃木のダム)として初めてサイトアップした想い出の場所でもあります。
私はこの塩田地区の最終処分場建設問題が、何故か1964年にダム建設の構想が発表された南摩ダムを想い出されて仕方がありません。

下左は、塩田ダムへの進入路に掲げられた候補地選定の白紙撤回を求める反対同盟の幟と看板。
右は、最終処分場建設候補地への進入路付近。

指定廃棄物最終処分場県内候補地に関する情報。

塩田地区にて 塩田地区にて


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八方湖(矢板市)

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八方湖

栃木県矢板市下伊佐野にある八方湖を紹介します。
ここは、高原山の八方ヶ原にある人造湖です。
何の目的に作られたのかは不明ですが、湖の西方に40年ほど前?に分譲された別荘地があります。
分譲地とは名ばかりで住宅などは建っておりません。
私の解釈ですが、この分譲地の為の(調整池)雨水排水溜池ではないかと思われますが?
また、湖の南側には放牧地が広がっています。これも関係しているのでしょうか?分かりません。
2万5千分の地図で確認すると、何となく高台の分譲地の方から流れてくるような気がします。

八方湖 八方湖
上左が人造湖のダム(堰)の様子。右は堰からの放水口で水が流れ出ていました。
水の流入経路は分からないのですが、上流に湿地帯があったように記憶しています。
広義に解釈すれば堰に天端がある一種のダムといえるのではないでしょうか?
ちょっと気になったのですが、堰の水門付近のコンクリートが新しいのですが水門を改良したのでしょうか?
下左は、堰の水門(吐き出し)付近。右はダムの全景です。

八方湖 八方湖
閑話休題。
今からもう三十年ほど前、ここ八方湖はルアー・フライフィシングオンリーの有料釣り場でした。
4月下旬から10月下旬まで釣りができました。今は閉鎖してしまいましたがその当時の面影のみが残っています。
ここにはニジマスが放流されていましたが、解禁当日などは50cm級がヒットし随分と楽しませて頂いた湖でした。
解禁当初はNO.12に巻いたウーリーマラブー、秋にはダイナミックにトライするドライフライが魅力で足繁く通った釣り場でしたよ。
釣り人も少なくフライマンにとっては隠れ釣り場のような存在でした。

PCデスクトップ用の壁紙を作ってみました。(サイズ1440×900)
コンデジで撮った写真ですが、余りにも紅葉が素敵だったので。
宜しかったら下からどうぞ。(クリックして表示してからダウンロードしてください)

八方湖の紅葉 壁紙 壁紙用 八方湖

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