栃木県鹿沼市上南摩地区に建設予定の南摩ダムに行ってきました。
今回は、今年の1月に行ってきて以来の訪問。
予定地付近を、ぐるっと巡ってきたが余り変わった様子もなかった。
只、工事用車両のダンプカーが頻繁に行き来していたのが目に付きました。
上は、ダムサイト建設予定地付近。(室瀬地区)
南摩ダム建設予定地の室瀬の里は、何時もと変わらぬ静けさの中にありました。
開墾された広い畑には、蕎麦か蒟蒻が作付けされるのでしょうか。
蕎麦ならば、この畑一面が真っ白な花で埋め尽くされます。
室瀬の里を細々と流れる小堀。この光景は何故か生まれ故郷の風景が目に浮かぶ。
南摩ダムが完成すれば、南摩川の排水路となりこの堀も消滅するのでしょうね。
奥に見えるトンネルは、仮排水路トンネルの出口。
南摩ダム建設予定地のダムサイト付近の付帯工事の様子はほとんど変わりがない。
粗々しく削り取られた山肌を隠すかのように深緑で覆われていた。
上左の県道付け替え道路はほぼ完成している。
中央は、放流管敷設トンネル上流側。
右は、旧粟沢口付近に流れ込む支流の出会い付近。
上南摩にも、秋の訪れを告げるススキが仄かに風に揺らいでいました。
奥に見える中段の山に県道付け替え道路が建設されています。(下左)
奥では、ダンプカーが出入りしており何らかの工事が進められているようです。(下右)
下は、旧上梶又付近の様子です。
南摩川には、頑丈な仮の橋が作られ、山肌を縫うような道路も舗装されている。
奥には一体何が作られているのだろう。
下は、南摩川の様子。下右は、南摩川の仮用水路。
南摩川の透き通る様な清い流れは今だ変わっていない。
下左は、上南摩旧笹之越路地区に作られた県道付け替え道路用の第1号トンネル。
トンネルの出口付近からは、県道付け替え道路が舗装され工事が進んでいるように確認できる。(下左)
粟沢口付近から第1号トンネルまでは進入することが可能だが、工事はまだ未完成のようだ。
進入禁止のため確認は出来ません。
現在、政府によるダム検証が未だに行われているようだが検証結果が気になる。
ダムと堤防: 治水・現場からの検証
南摩ダムの詳しい情報は、水資源機構の思川開発建設所のサイトをご覧ください。
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