栃木県内の日帰り温泉施設の紹介。

2013年11月アーカイブ

東照温泉(日光市)

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東照温泉

今回は栃木県日光市の東照温泉を紹介します。
ここは、日光市今市から塩谷町船生へ抜ける日光北街道の途中の大渡地区にあります。
大渡地区は、昔、日光北街道で鬼怒川を渡る手前の宿場町として栄えた所で、東照温泉は300年前その宿場町に「旅籠福田屋」として創業した歴史があります。(1700年前後頃かな?)
現在、日光北街道は県道461号となって矢板市から大田原を通って茨城県の大子へ続いています。
そんな歴史ある東照温泉に入ってきました。
泉質は、アルカリ性単純温泉。源泉掛け流しで循環はしていません。
効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛など。 口に含むとちょっぴり硫黄の臭いがする無色透明の温泉でした。
程好い湯加減の内風呂と露天風呂の広さには大満足。

東照温泉 東照温泉

上左は、内湯。左手に露天風呂があります。 右は、ボイラーでしょうか?
下は、温泉の成分表です。

東照温泉 東照温泉

下は、東照温泉のパンフレット。
毎年、冬至の日には数千個のゆずが露天風呂を埋め尽くす(ちょっと大袈裟?)そうですよ。
今年の冬至は22日、日曜日ですね、早速行ってみようかな。

東照温泉

閑話休題。

日光北街道は、"奥の細道"紀行で松尾芭蕉と曾良が日光から黒羽を目指して通った街道。
芭蕉たちは裏見の瀧、憾満ヶ淵を見てから玉生へと向かうのであるが、「曾良随行日記」に五左衛門、案内ヲ教ヘ、日光ヨリ廿丁程下リ、左へノ方ヘ切レ、川ヲ越、せノ尾・川室ト云村ヘカヽリ、大渡リト云馬次ニ至ル。 と、あるように日光市宝殿の志渡淵川に掛かる筋違橋から北に向かって大谷川を渡り、現在の所野から瀬尾に抜け、倉ケ崎・上川室そして下川室から大渡へと抜けたという。
この大谷川を渡った所から瀬尾へ抜ける道は奥州古道と呼ばれ、日光市の稲荷川橋より大谷川に沿って瀬尾まで続いていたという。(奥の細道in栃木より抜粋)
一行は、1689年(元禄2年)4月1日、日光を参詣して翌4月2日に矢板を目指した。
行程は、日光市から日光北街道からは外れて瀬尾から川室を経て大渡に至った。
地図から判断すると途中から日光北街道に入り旅籠福田屋の前を通っているのではないだろうか。 果たして松尾芭蕉が曾良と共に通った元禄2年(1689年)当時、旅籠福田屋の前身はどの様な存在だったのだろうか。
下は、曾良が奥の細道で書き留めた曾良随行日記から抜粋したもの。
曾良随行日記
一 同二日 天気快晴。辰ノ中尅、宿ヲ出。ウラ見ノ瀧(一リ程西北)、カンマンガ淵見巡、漸ク及午。鉢石ヲ立、奈須・太田原ヘ趣、常ニハ今市へ戻リテ大渡リト云所ヘカヽルト云ドモ、五左衛門、案内ヲ教ヘ、日光ヨリ廿丁程下リ、左へノ方ヘ切レ、川ヲ越、せノ尾・川室ト云村ヘカヽリ、大渡リト云馬次ニ至ル。三リニ少シ遠シ。 〇今市ヨリ大渡ヘ弐リ余。 〇大渡ヨリ船入(船生)ヘ壱リ半ト云ドモ壱里程有。絹川(鬼怒川)ヲカリ(仮)橋有。大形ハ船渡し。 〇船入ヨリ玉入(玉生)ヘ弐リ。未ノ上尅ヨリ雷雨甚強。漸ク玉入ヘ着。
"奥の細道"については、以前、私が栃木県内を取材した"奥の細道in栃木"が公開してあります。
こちらもご覧ください。


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小滝鉱泉(矢板市)

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小滝鉱泉

栃木県内の鉱泉で有名な小滝鉱泉を紹介します。
小滝鉱泉は矢板市から北西に位置し、高原山の裾に広がる県民の森の近くにあります。
矢板市から県道56号を北上し、前回紹介した赤滝鉱泉入り口から左手に曲がり急な坂道を下の沢まで降りていきます。
道が狭く急坂ですが、冬場でも積雪がなければ普通車でも行くことができます。
私が行ったのは山ツツジが咲く6月ごろ、小滝鉱泉の満開の山ツツジが私を出迎えてくれました。

小滝鉱泉 小滝鉱泉

小滝鉱泉は明治25年創業で、山深い谷底の一軒宿です。
この日は、入浴客が誰もおらず私一人の貸切状態でした。 しかし、土・日や連休の日などは常連客で混み合う事もあるそうです。
泉質は、弱酸性低張性冷鉱泉で、加温して循環してあり、さらっとした感じの湯でした。
効能は、リウマチ・腰痛・神経痛・筋肉痛・ 関節痛・五十肩など、また美肌効果もあるそうです。
いつも試してみるのですが、湯を口に含むと無臭ですがちょっぴり鉄分の味がしました。
詳しくは小滝鉱泉のオフィシャルサイトをご覧ください。
下左は、鉱泉の張られた浴槽。男湯と女湯があります。 右は、井戸かな?

小滝鉱泉 小滝鉱泉

下二枚の写真は、矢板市の水辺景観10選に選ばれた小滝です。
小滝鉱泉の由来は、この小滝から名付けられたそうです。

小滝鉱泉 小滝鉱泉

下左は、小滝鉱泉脇を流れる沢の様子で新緑が大変鮮やかでした。
右は、八方ヶ原へ向かう道路から見た県民の森付近です。 鮮やかな新緑に包まれた素晴らしい眺めでしたが、何故か手前の山が階伐されていました。

小滝鉱泉 小滝鉱泉

閑話休題。

下は、八方ヶ原大間々に群生するレンゲツツジ(ウマツツジ)で、真っ赤な絨毯を敷き詰めた様な景観は素晴らしいですよ。
レンゲツツジの見頃は毎年6月初旬ごろで、休日は学校平から展望台まで渋滞が続きます。 (学校平から小間々を経由して大間々まで小鳥の囀りを聞きながら林間ハイキングも楽しめます。)
大間々の展望台駐車場から剣ヶ峰までのハイキングコースは数コースあり展望が素晴らしく、私も以前数回歩きました。 (特に、アマチュア無線の移動運用には眺めが良く最高!)

八方ヶ原のツツジ 八方ヶ原ツツジ

下は、矢板市八方ヶ原のガイドマップの一部です。
私のお勧めは、大間々から八海山神社への見晴らしコース。 ここからの眺望は最高。(アマチュア無線の移動運用も)
また、大間々・小間々の春のレンゲツツジ、錦秋の八方湖も素晴らしいですよ。 是非お出かけ下さい。
帰りには、小滝鉱泉で汗を流して疲れを癒すのも、また格別。

八方ヶ原地図

下の写真は矢板市の道の駅から撮ったものでレンズ状の吊るし雲(下の方の雲)に久々に出会いました。
吊るし雲は富士山が有名ですが、上空に強い風が吹いている時に現れます。

吊るし雲

前回、那須塩原市元湯にある"えびすや"を紹介しましたが11月21日の読売新聞栃木版に"えびすや"の紹介記事が載っていました。
なかなか興味を引く記事でしたのでご紹介します。 家族と宿守る83歳

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日光温泉(日光市)

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日光温泉

栃木県日光市七里地区にある日光温泉を紹介します。
ここは東武日光駅から約20分ほどで、閑静な住宅地の東外れにあります。
日光温泉は、1982年に水源調査で発見され1988年に日光市で開業されました。
建屋は木造平屋で、内装に杉の磨き丸太が使われているのが印象的です。
泉質は、アルカリ性単純泉で無色透明、無臭無味でサラッとした感じです。
湯の温度は、42度位に加温されています。湯から出てもぽかぽかとして湯冷めしません。
開業当初は、湯の温度が高くて火傷するほどの温度だったと土地の人が言っていました。
効能は、神経痛、関節痛、筋肉痛、五十肩など。
上の写真は浴槽の写真ですが、三角形でちょっと狭いのが残念です。
下左は、玄関。右は、ホール、その奥に無料の休憩所があります。

日光温泉 日光温泉 

下左は、源泉の施設?みたいですが、土地の人の話では東武日光線の向こう側から温泉を引いている話をされていました。
右は、日光温泉の成分表です。

日光温泉 日光温泉

午前10時~午後9時(入館は午後8時30分まで)
毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌水曜日)
中学生以上64歳以下400円(日光市民は200円)
65歳以上200円(日光市民は100円)
詳しくは日光市温泉保養センターのサイトで。 
下は、日光道インター付近から見た写真ですが右奥あたりに日光温泉があります。

日光温泉


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小来川温泉福寿荘(日光市)

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小来川温泉

栃木県日光市小来川地区の小来川温泉福寿荘を紹介します。
ここは日光市と鹿沼市の山境に位置し、良質の木材の産地としても昔から有名な山間の地区です。
福寿荘は黒川上流にある一軒宿。 1953年に村営として創業しましたが現在は個人経営となっています。
泉質は、ラジウム含有硫黄泉で無味無臭ですが微かに硫黄の臭いがします。
温泉の適応症としては、神経痛、リウマチ、婦人科疾患、皮膚疾患、金属中毒などです。
立寄り湯は可能で入浴料は500円、但し休業もあるので連絡してから行かれた方が無難です。(土・日は営業しているそうです。)
今回は、休業していたのですがご主人のご好意により写真を撮らせて頂きました。

小来川温泉 小来川温泉

上は、フロントから別棟(浴場)への通路です。 浴場はログハウスの別棟に在り、窓が大きく清潔感溢れる浴場でした。

小来川温泉 小来川温泉

上は、男湯です。 下は、女湯、普段では入ることは出来ませんが特別に写真を撮らして頂きました。

小来川温泉 小来川温泉

下は、温泉の成分と適応症の掲示表です。

小来川温泉 小来川温泉

右は、小来川の地名の由来の書き写しです。 南北朝の時代後半に、南朝の忠臣藤原藤房がこの地に落ち延びてきた時に森崎の薬師堂の丘から眺めた景観を詠まれた和歌と云われています。
"涌き出でし 水上清き小来川 真砂も瑠璃の光をぞ添う"
下左は、別棟にあるログハウスの浴場。 右は、小来川観光MAPです。

小来川温泉 小来川温泉

小来川温泉 福寿荘 栃木県日光市小来川961 TEL 0288‐63‐3008
オフシャルサイト 小来川温泉福寿荘


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大鷹の湯(那須塩原市)

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大鷹の湯

栃木県那須塩原市井口にある大鷹の湯を紹介します。
ここは東北道西那須野塩原ICから程近い場所にあり、源泉五つ星の宿(下のパンフレットに説明があります。)として全国的にも有名な温泉です。 宿泊も出来、別邸"鷹山"は源泉掛け流しの露天風呂があります。 今回も立寄り湯が目的、早速、入浴料600円をフロントで支払って入浴してみました。
大浴場は本館より右手の建物で窓に面したとても素敵な浴場でした。
泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(重曹泉:美肌の湯) 源泉掛け流しで、湯の温度は40℃位で丁度いい湯加減、長湯も出来そう。 湯口で口に含んでみましたが微かに塩分を感じました。 湯は、ナトリウムだけあって肌がぬるっとした感じ。まさに美肌の湯かな?
温泉の効能は、神経痛、筋肉痛、関節炎、五十肩、うちみ、冷え症、やけど、切り傷、慢性皮膚炎、慢性婦人病

大鷹の湯 大鷹の湯

上左は、玄関に提示されていた案内板。 右は、開業当初に掲げられた看板でしょうか。
下は、フロントで頂いたパンフレットから抜粋した写真です。 大浴場、鷹見の湯が今回入った浴場です。
今回は残念ながら入浴客が居たため浴場の写真を撮ることが出来ませんでした。

大鷹の湯 大鷹の湯

詳しくは 大鷹の湯 のオフィシャルサイトへ。

閑話休題。
今回は、"ダムin栃木"に載せる栃木県那須郡那須町豊原の"矢の目ダム"の取材が目的でした。
そして、その帰りに栃木県那須郡那須町にある丸山鉱泉に入るつもりでしたが電話しても連絡が取れず入浴は断念してしまいました。
現地まで行けば良かったのですが、何回電話しても出ないところをみると鳥羽ノ湯と同じく止めてしまったのでしょか?


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鳥羽ノ湯(塩谷町)

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鳥羽の湯

今日は生憎の雨模様。 私用で矢板市まで行ったので、帰りがけに栃木県塩谷郡塩谷町上寺島地区にある鳥羽ノ湯へ行ってみました。
周辺の山は今が紅葉の真っ盛り。 しかし、雨模様の中に薄っすらと映える紅葉も又格別でした。
鳥羽ノ湯は、昔から鉱泉の一軒宿として有名でした。 私も入浴する目的で来たのですが、残念ながら廃業されたとの事。 入ることは出来ませんでした。
ここの泉質は弱鉄鉱泉で神経痛・リウマチ・皮膚病などに薬効があるのですが残念です。

鳥羽の湯

鳥羽ノ湯の脇には両岸が狭まった所があり"サルツタイ岩"として有名でした。
上と下の写真が"サルツタイ岩"でちょっと遅い紅葉でしたが見事な景観でした。

鳥羽の湯 鳥羽の湯

二十数年前、ここを流れる東荒川は山女釣りに良く来た渓流。 川幅は狭いのですが、急流が少なく格好のフライフィシングエリアでした。
下の写真の田んぼの向こう側の茂みの中に東荒川が流れていて、ポイントにドライフライを落とし込むと型は小さいが美しい魚体の山女がヒットした場所でもあります。
しかし、川の向こう側の山並みの変化には驚くばかりでした。 山全体が階伐されほとんどが禿山。 新たに植林するのだろうか、それとも何か出来るのだろうか?

鳥羽の湯 鳥羽の湯


閑話休題。
最近、設備の整った日帰り温泉施設が栃木県内にもたくさん出来ているが、昔から庶民に親しまれている温泉場は廃業されたりしている。
考えてみれば、この業界も弱肉強食の世界。 最新の設備を備えた健康ランド風の日帰り温泉には太刀打ち出来ないのであろう。
何となく寂しい限りです。 これからも、出来る限り昔からの温泉場(栃木県内)を訪ね歩きたいと思っています。
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川治温泉(薬師の湯)

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薬師の湯

三連休の中日、家族で川治温泉に行ってきました。 湯西川の帰りに寄ったのですが、葉の色付きも良く紅葉まつりのイベントもやっていて賑わっていました。
夜八時からは黄金橋から仕掛け花火のショーがあり各旅館は予約客で一杯の様子。 ここには足湯があります。
上左が薬師の湯で、その奥の吊り橋のたもとに古い薬師の湯があります。
下の写真は、古くからある"薬師の湯"(混浴)です。

薬師の湯

下の写真は、川治温泉の遊歩道から見た源泉施設で左から子持ちの湯不動の湯元湯があり、薬師の湯から遊歩道で行くことができます。

薬師の湯

下左は、足湯で二ヵ所あり気軽に入ることが出来ます。
ここには、川治温泉場の古い写真が数枚展示され往時の様子がよく分かります。 右は、川治温泉のマスコット"かわじい"像です。

薬師の湯 薬師の湯

下左は、観光案内図。
右は、黄金橋に設置された仕掛け花火。 橋の下にも沢山の仕掛けがありました。 花火を見る事が出来ませんでしたが、さぞ、綺麗だったでしょうね。

薬師の湯 薬師の湯

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赤滝鉱泉(矢板市)

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赤滝鉱泉

栃木県矢板市平野にある赤滝鉱泉を紹介します。 ここは矢板市から北西の高原山の懐にあります。 ここに来た時、何故かタイムスリップしたような錯覚に陥ってしまいました。 なんとなく子供の頃に見た風景に出会ったような。 そして、そこは温泉場というより湯治場といった風情がありました。 赤滝鉱泉は急な山道を下りきった谷間にあるとても静かな一軒宿でした。

赤滝鉱泉 赤滝鉱泉

ここの泉質は酸性泉・鉄鉱泉で加温はしていますが源泉掛け流しです。
効能は、上の看板にも表示してありますがリウマチ・神経痛・筋肉痛・胃腸病にも良いそうです。
下が浴室の様子ですが鉱泉だけに湯は褐色ぎみです。桧板の蓋が印象的。
また、スノコが敷かれた洗い場もいたってシンプル。蛇口が2箇所あるだけ。

赤滝鉱泉 赤滝鉱泉

下の写真は赤滝鉱泉の室内の様子です。
左は浴室に通ずる中廊下で左側の黒光する階段を上ると客室があります。
二階には二間の客室があり、二間とも立派な床の間がありました。 右は一階の廊下で、秋の日差しが差し込む奥の籐椅子が何故か印象に残りました。

赤滝鉱泉 赤滝鉱泉

下の二枚の写真は一階の客間の様子で、この客間にはなかなかお目に掛かれない素晴らしい銘木が使われていました。
左の写真の右奥の床柱はシロヤシオツツジ。 また、右の写真の右にある柱はヤシオツツジの木だそうです。 私が見た限りでは、太さがありその上小さい瘤が無数にある年功のある木ではないかと思いました。
女将さんが熱心に紹介してくれましたが、以前、ある銘木屋さんが是非譲って欲しいとの話があったそうです。自慢できる銘木ではないかと思います。 私も三十数年材木屋にいましたが、この様な素晴らしい銘木に出会ったのは初めてでした。 今では絶対に手に入るシロモノではないでしょうね。
この部屋の脇にある廊下にも今ではなかなか手に入らない楠(クスノキ)の無垢材が使われていましたよ。(見た目には木目がちょっと桐かなと思いました。) ※クスノキは防虫効果があり、樟脳の原料でもあります。) 築150年位で住居に使われている部材全体が黒く煤焼けてはいましたが、多分、先代の当主が建築資材に贅を惜しまなかったのかもしれませんね。
今回の訪問は残念ながら休日のため湯に入ることが出来ませんでした。 しかし、気さくそうな女将の親切な案内には感激しました。 今度行くときは連絡して湯に浸かってこようと思っています。 また、宿泊して遠い昔にタイムスリップしてみたいとも思います。

赤滝鉱泉 赤滝鉱泉

赤滝鉱泉には、矢板市から県道56号を八方ヶ原方面に北上し、途中から左折して行きます。
下の写真が分岐点の様子ですが、県道から左折してちょっと行くと分岐があり左へ行くと小滝鉱泉、ここを右折して下ると左側に駐車場?があります。

赤滝鉱泉 赤滝鉱泉

下の写真が駐車場の様子ですが、ここから赤滝鉱泉まではかなり急勾配の坂道で四駆でないと上ってこれない程の悪路です。 駐車場から歩いても5分足らずですので歩いて行かれるのが賢明かと思います。

赤滝鉱泉 赤滝鉱泉

赤滝鉱泉に来る前に八方ヶ原の八方湖に行ってきました。
紅葉の最盛期はちょって外してしまいましたが素晴らしい紅葉を見ることが出来ました。
私のサブサイト"ITMayのつぶやき"に載せてありますのでどうぞご覧ください。


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