2013年9月アーカイブ

小網ダム

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小網ダム

栃木県日光市藤原字小網にある小網ダムを紹介します。
このダムは鬼怒川上流の川治温泉の近くにあり、堤高23.5m・堤長128m・総貯水量627,000㎥の重力式コンクリートダムです。
1956年に着工1958年に完成し、栃木県企業局で管理しています。
上の写真は、管理事務所敷地内からダムサイト上流から撮ったものです。
下は、管理事務所側から撮った小網ダムの全景です。

小網ダム

下右は、小網ダムから下流を望んだ写真。

小網ダム 小網ダム

下左は、水門ゲートからの放流の様子で、右奥に見える白い建物が小網発電所です。
下右は小網発電所の案内でここでは14mの落差を利用して常時94KWの電力を発電しているそうです。

小網ダム 小網ダム
下左は、ダムサイト上流からみた水門ゲートです。
下右は、小網ダム湖の様子です。
紅葉は10月下旬ごろが見頃だそうです。錦秋に包まれた小網ダムなんて素晴らしいかもしれませんね。

小網ダム 小網ダム



上は、小網ダムの動画です。高画質にしてご覧ください。
下は、小網ダムの案内です。

小網ダム 小網ダム

下は小網ダム管理所で頂いたダムカードです。
栃木県内で発行されたダムカードも残すところあと一枚、庚申ダムのみとなりました。
昨年の夏ごろ写真を撮りに行ったのですがダムカードは発行されていませんでした。
来月の10月中旬ごろ行こうかと思っています。多分、紅葉の最盛期かと思います。

小網ダムダムカード 小網ダムダムカード

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逆木用水

栃木県宇都宮市宮山田町にある逆木用水を紹介します。
ここは、国営事業の鬼怒川中部土地改良事業として昭和32年に着工昭和41年に完成しました。
鬼怒川の水を佐貫頭首工より取水し、風見発電所で発電し、その排水が二つの水路を通して一方は大宮地区から果ては小貝川まで、また一方は風見地区からサイフォンを通して鬼怒川本流の地下をくぐり、ここ逆木地区で西鬼怒川に放水されて灌漑用として利用されています。
上の写真は、サイフォンから放水された用水がゲート(水門)で左側には旧逆木用水?、右側へは水路を通して西鬼怒川発電所に送水されます。

逆木用水 逆木用水

上左は、風見地区からサイフォンを通して送水された用水の出口付近。
右は、逆木用水ゲート付近。
下二枚は、逆木用水ゲート付近の様子です。

逆木用水 逆木用水

下左は、逆木用水サイドに整備された親水公園。ここから望む日光連山も素晴らしいですよ。
右は、旧逆木用水跡に整備された公園です。
ここの堤には八重桜の並木があり老木ではあるが素晴らしい八重の桜を楽しむことができます。
私のメインサイト"五月の風"にここの様子を綴ったエッセイがあります。
"老木の春"

逆木用水 逆木用水

下二枚は、西鬼怒川発電所の様子です。
ここで発電され西鬼怒川に放水されています。

逆木用水 逆木用水

下は、逆木用水の案内板です。とても詳しく説明されています。

逆木用水 逆木用水


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渡良瀬遊水地

渡良瀬遊水地

関東四県(栃木県・群馬県・埼玉県・茨城県)にまたがるわが国最大の遊水地"渡良瀬遊水地"を紹介します。
遊水地の総面積は、3300ヘクタール、総貯水容量は17680万立米で洪水調整や利水など重要な役目を果たしています。
遊水地を上空から見るとハート型の形をしています。
第一調節池、第二調節池、第三調節池に分かれており親水多目的ゾーンや谷中村史跡保存ゾーンなどがあります。
また、ここは2012年7月3日にラムサール湿地条約に登録されました。

渡良瀬遊水地

今回はモノクロ写真ですが、10年ほど前に私が撮り溜めた渡良瀬遊水地の写真の中から選んでみました。
使用フィルムは、トライX、Y2のフィルターを使用。場所は、遊水地内北側第三排水門付近です。
また、mysite"五月の風"の中に"渡良瀬遊水地と谷中村"の写真がありますので、こちらもご覧ください。

渡良瀬遊水地 渡良瀬遊水地

下は、渡良瀬遊水地の管理事務所で頂いたパンプレットより抜粋しました。

渡良瀬遊水地データ 渡良瀬遊水地データ

下が管理事務所で頂いた資料で、10種類ほど頂きました。
特に、昆虫図鑑・魚図鑑・野鳥図鑑(無料ですのでお子様が喜ぶかもしれません)などは各ページが70ページほどあり内容も豊富で見ごたえがありますよ。(道の駅北川辺の展示室には置いてありません。)

渡良瀬遊水地資料

下は管理事務所で頂いた渡良瀬遊水地のダムカードです。(ダムカードは"北川辺道の駅"敷地内の展示室でも頂けます。)
詳しくは、利根川上流河川事務所のサイトをどうぞ。
今回の訪問はこのダムカードが目的でした。
余談になりますが栃木県内で発行されたダムカード収集も残すところ二箇所(小網ダム・庚申ダム)だけとなりました。
この二つは山が燃える頃いただきに行こうと考えています。
収集したダムカードは順次掲載しています。

渡良瀬通水地ダムカード 渡良瀬通水地ダムカード


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大沼ため池

大沼溜池

今回は、栃木県内のため池第一弾として栃木県小山市羽川地区の大沼を紹介します。
ここは、農林水産省で平成22年3月に選定された「ため池百選」の中の一つで、栃木県内では二箇所が選ばれています。
もう一つは、栃木県芳賀郡芳賀町にある唐桶溜です。
農林水産省のため池百選
※ ため池百選とは農業者の減少、高齢化の中で管理が難しくなりつつあるため池について、その歴史や多様な役割、保全の必要性を国民の皆様に理解いただく契機とするため、農業用の水源として秀でた特徴を有する全国のため池100地区を「ため池百選」として選定したものです。

大沼溜池 大沼溜池

大沼の周囲(堤長)は1400m、堤高は3mで周遊コースとして整備されています。
平成6年に県営水環境整備事業で農業用ため池として整備され、憩いの場として親水公園と貯水機能も併せて、平成14年3月に完了しました。
ここは、下野市のアマチュア無線のフレンドから教えて頂き、早速来てみました。
あいにくの曇り空でしたが30分ほど散策しながら写真を撮ってきました。
詳しくは小山用水大沼サイトをどうぞ。

大沼溜池 大沼溜池
上左は、大沼の中央に掛かる石橋。
右は、水吐き出し付近。

大沼溜池 大沼溜池案内

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風見発電所

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風見発電所

栃木県塩谷郡塩谷町風見山田にある風見発電所の紹介です。
ここは、前回紹介した鬼怒川の佐貫頭首工から取水し導水路を通じてここ風見発電所まで送られてきます。
昭和39(1964)年4月に運用され、発電形式は水路式で29.40mの落差を利用して発電されています。
上の写真の左側の排水路は風見地区を通して鬼怒川に放水され、一部は鬼怒川の下を通して(逆木サイフォン)宇都宮市の逆木地区まで送水されています。多分、この逆木サイフォンは潜函工法(ケーソン工法)で鬼怒川を横断したのかと思います。右側の排水路は大宮地区を通して鬼怒川に放水されます。
下は風見発電所の動画、高画質でご覧ください。

右側の排水路は、大宮地区を通して鬼怒川に放水されています。
下二枚の写真は同じ場所から撮ったものですが、左は今年の春、右は今年九月の台風の後です。

風見発電所 風見発電所

下左は、風見地区にある分水ゲート付近で越流堰から流れ落ちる水流の白さが印象的です。
下右は、鬼怒川への排水路。右に見えるゲートは逆木方面への排水路です。

風見にて 風見にて

下左は風見地区への導水路の出口付近。
右は分水ゲートで、左のゲートからはサイフォンを通して逆木方面へ、右のゲートからは鬼怒川へ放水されます。

風見にて 風見にて

下左は、風見地区に設けられた鬼怒川への排水ゲート。

風見にて 風見にて

下のモノクロ写真は、四十年程前、私が二十代の頃鬼怒川に釣りに来た時に撮影した写真です。日の出が素晴らしかったのを覚えています。
上の排水ゲート付近から撮りましたが、今では情景がすっかり変わってしまいました。

風見排水路にて

次回は、宇都宮市上河内地区の排水ゲート付近と西鬼怒川発電所を紹介します。
ツイッターを設置しましたので是非フォローしてみてください。
また、facebookも設置しましたので "いいね!" もどうぞ。


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佐貫頭首工動画


上は佐貫頭首工の動画です。高画質にしてご覧ください。

栃木県塩谷郡塩谷町佐貫にある佐貫頭首工(前回紹介)に再度行ってきました。
目的はダムカード、今日の下野新聞サイトニュースでダムカードの記事が載っていました。
記事によると、県内外のダム愛好家(私もその内の一人)らのダムカード収集が多くなっているとの事。
と、いう事はダム施設に関心がある事なんでしょうかね。
最近の温暖化による気象の変化、ゲリラ豪雨などによる河川の氾濫による洪水調整、利水によるライフラインへの重要性などダム施設の制御等が見直されているのかもしれません。
急峻な地形を持つ日本列島においては、関心を持たざるを得ないのではないでしょうか。
早速、管理事務所に赴き一枚のダムカードをゲットしてきました。
ここは栃木県で管理する所で、以前行った足尾の庚申ダムでもダムカードを発行されたようです。
これから紅葉の時期、庚申ダムと川治温泉の小網ダムにいってダムカードをゲットしようと考えています。
その帰りには、お決まりの日帰り入浴でエンジョイ。
この趣味もに嵌るのも最高ですよ。

佐貫頭首工にて

上の写真は、佐貫頭首工の堰を管理事務所内から撮ったものです。
やはり、近くから見ると迫力がありますね。
下左は、台風一過の青空に映える日光連山。
右は、佐貫頭首工の案内。

佐貫頭首工ダムカード 佐貫頭首工の案内

下が佐貫頭首工のダムカードです。
やはり、お手数でも現地へ行って頂かなければならないようですね。

佐貫ダム管理所 栃木県塩谷郡塩谷町佐貫 電話0287-47-0816

佐貫頭首工ダムカード 佐貫頭首工ダムカード

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深山ダム動画UP

九月初旬の深山ダム動画を紹介します。
この日は、沼原ダム(調整池)のダムカードを頂くために深山ダム奥にある電源開発㈱東日本支店沼原電力所まで行ってきました。
ここには、深山ダムから揚水して沼原調整池(上池)に溜め、ここから落差を利用して発電する沼原発電所があります。
ダムカードは、この奥にある電源開発展示館で頂くことができます。
ここは、沼原発電所と沼原調整池の様子が詳しく紹介されています。
下右は、深山湖の写真で撮影日は不詳。
この写真はモノクロで、板室温泉にある共同浴場"グリーングリーン"に展示されていた一枚です。

沼原電源開発展示館  深山ダム湖 

また、帰りには深山ダム管理所で新しいバージョンのダムカードを頂いてきました。
板室ダムのダムカードもここで頂けます。
下右のカードは深山ダム運用40周年を記念して発行されたダムカードです。

深山ダムカード 深山ダムカード

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佐貫頭首工

佐貫頭首工にて

今回は、ダムとはちょっとかけ離れた施設です。
ここは、栃木県塩谷町佐貫地区で鬼怒川水系にある佐貫頭首工を紹介します。
国営鬼怒川中部農業水利事業として昭和37年(1962)に佐貫地区に建設されました。
鬼怒川からここで取水し水路を通して昭和39年(1964)塩谷町風見に建設された風見発電所まで供給されています。
上の写真は、鬼怒川上流からみた頭首工の取水堰です。
下流にみえる佐貫橋は新しい橋に架け替えられる工事が行われています。
※ 頭首工とは河川などから農業用水を用水路へ引き入れるための施設の総称。用水路の頭首に設置される工作物であることからこの名称が用いられる。

佐貫頭首工にて 佐貫頭首工にて

上左は、頭首工の取水堰を下流側から見た写真。
上右は、頭首工の取り入れ口通路からみた鬼怒川の上流で奥に見える山は日光連山です。
下四枚の写真は、頭首工付近で三枚目の写真の取水口から風見発電所に送られます。
四枚目の写真は、鬼怒川中部農業水利事業工事の竣工記念碑です。
ここでも、管理事務所でダムカードを頂くことができます。
次回は風見発電所を紹介します。

佐貫頭首工にて 佐貫頭首工にて

佐貫頭首工にて 佐貫頭首工にて

余談ですが新しいダムカードをUPしました。
板室ダムと沼原ダム(調整池)の二枚です。
栃木県内のダムカードが十五枚ほど溜まりましたが順次UPします。

下は、佐貫観音の紹介です。
佐貫観音は塩谷町の観光地の一つで、64mの岩山の岩面に大日如来磨崖仏が彫られており、弘法大師一夜の作と伝えられています。
下左は、岩山で左側には岩屋への入り口があります。
右は、岩屋の中に祭られた社です。
栃木県塩谷町佐貫観音

佐貫観音にて 佐貫観音にて

佐貫観音にて


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川俣ダム動画UP

川俣ダムの動画をUPしました。
撮影時期は2013年8月。撮影場所は栃木県日光市川俣地区にある川俣ダムサイトです。
ダムサイト直下に掛かる渡らっしゃい吊橋からみる川俣ダムの迫力。
水墨画を見るような瀬戸合峡の岩と青松の素晴らしさには感動しました。
※ 動画再生時は画質を上げてご覧ください。

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瀬戸合峡(川俣ダム)

瀬戸合峡

今回は、川俣ダムサイト下流にある景勝地"瀬戸合峡"を紹介します。
ここには、瀬戸合峡の両岸を結ぶ長さ630mの吊橋"渡らっしゃい吊橋"があります。
ここに行くには、ダム管理棟から遊歩道が整備され410段の階段を登って行くことができます。
急な階段が続きますが、片道20分程で川俣ダムと瀬戸合峡の素晴らしい絶景を満喫することができます。
上の写真は、今年8月に撮ったものですが、下は2年前に撮った錦秋の瀬戸合峡です。

瀬戸合峡

下左は、"渡らっしゃい吊橋"の入り口の"天使の丘"にある"天子の鐘"です。
右は、、"渡らっしゃい吊橋"から撮ったものでここから見る川俣ダムサイトの大きさには圧倒されます。

川俣ダムと天使の鐘 渡らっしゃい吊橋

下左は、見晴茶屋の展望台から見た川俣ダム管理棟と、瀬戸合峡の"渡らっしゃい吊橋"です。
右は、瀬戸合峡下流方面の写真です。

川俣ダム管理棟と瀬戸合峡 瀬戸合峡

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川俣ダム

川俣ダム

栃木県日光市川俣地区に建設された川俣ダムです。
このダムは、鬼怒川上流の川俣地区にあり、かんがい、発電を目的とした多目的ダムです。
堤高は117m、堤頂長は131mで1959年着工、1966年に完成したアーチ式コンクリートダムです。
国土交通省が管理しているダムです。
上の写真は、ダム上流側でダム湖水が減水しているために、主放流管の取り入れゲートが見えます。
下の写真は、ダム下流側から見た川俣ダム全景です。
新しく改修されたクレストゲートの操作室がみえます。
右奥に見える吊橋が渡らっしゃい吊橋です。

川俣ダム

下左は、ダム直下の写真でダムのキャットウオークや排水口などが見えます。
下右は、渡らっしゃい吊橋から覗いたダムの下流側。

川俣ダム 川俣ダム

下の写真は、現在の川俣ダム湖と2年前に撮った紅葉のダム湖です。

川俣ダム湖 川俣ダム湖

下の写真は、渡らっしゃい吊橋から見た管理棟付近です。
上部中央山の上に見える建物は、展望茶屋です。
管理棟で川俣ダムのダムカードを頂きましたが、毎年7月21日水の日に鬼怒川上流4ダムの見学会があるとの事。
ダム直下にあるキャットウォークや機械室などが見学できるそうです。
毎回、100名ほどが参加するそうです。来年は是非参加しようと考えています。
また、昨年の紅葉は例年に無く素晴らしかったそうです。

川俣ダム 川俣ダム

下は、管理棟の資料室にある川俣ダムの案内です。

川俣ダム案内板 川俣ダム案内板


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