巡礼ブログ

栃木県内の霊場巡礼のブログです。

星宮神社(下野市)

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栃木県下野市下古山にある星宮神社の紹介です。
星宮神社は、JR石橋駅から北西に2kmほどの田園地帯にある神社です。
栃木県内の三十一社を巡る「鎮守の森の幸せめぐり」の中の21番目に登録されています。

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藤原鎌足公十代の後裔飛鳥井刑部卿が開拓司として当地に居住し、大同2年4月10日に地方鎮守の神様として磐裂神、根裂神をお祀りしたのが始まりとされます。
後に当地に城を築いた児山三郎左ヱ門公が、香取神宮より経津主神を勧請し守護神とされ、御神徳は武運・開運・厄除・学問、そして窮地を救うと言う神社です。

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ご祭神は磐裂神・根裂神
配は經津主神

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境内にはパワーストーンが体験できる天地石があります。
石のパワーを授かることが出来るそうです。(下左写真)

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境内の西側にはあすなろ竜神御柱があり、願掛け札を叶え紐で御柱に結び付け叶え紐が解けたら願が叶うそうです。(下写真)

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それから、神社の西側の入り口には、テレビ朝日のナニコレ珍百景で有名な行灯大鳥居があります。
夜になると大きな鳥居に灯が入って幻想的です。(下写真左)
また、鳥居の脇ではとなりのトトロサツキとメイとトトロが出迎えてくれます。(写真中)
写真右は、星宮神社で頂いた御朱印です。

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星宮神社
栃木県下野市下古山1530
TEL 0285-53-1706

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栃木県鹿沼市深岩にある下野三十三観音第三十番札所深岩山 満照寺(深岩観音)の紹介です。
深岩観音は、鹿沼市から県道14号線(古峰ヶ原街道)を西方に行き、鹿沼市立西小学校から右折します。
500mほど行くと左手に岩本神社があり手前の駐車スペースに車を置いて山際の道を直進します。(上写真)

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民家を右手に見て直進すると右手に石仏があります。(上左写真)
そのまま進むと深岩観音への入り口があります。(上右写真)
鬱蒼とした杉林の中には急な石段が上まで続いています。

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長い石段を登りきると広場があり、数基の石仏があります。
そして、中央の十数段の石段を登ると岩屋の中に朱色のお堂(観音堂)があります。

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拝殿で鰐口の鐘を鳴らし家内安全を祈念しながら手を合わせます。

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拝殿の脇には石幢と岩に彫り込まれた石仏(磨崖仏)などが見られます。
そして、岩屋の上を見上げると亀の頭をしたような大きな岩が威圧するかのように迫ってきます。

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深岩観音は、平安時代に弘法大師によって開基されたと伝えられています。
安政年間に廃寺となったと伝えられ、現在は無住です。
宗派は、真言宗
ご本尊は、聖観世音菩薩
ご本尊は33年に一度御開帳され、近年では平成26年(2014年)にご開帳されました。

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下は、深岩観音の由来と岩膚弥勒菩薩の縁起。

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下は、観音堂の左手にある石幢と案内板。

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下は、拝殿の両脇にある磨崖仏と石碑。

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下は、境内にある石仏。

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下左は、観音堂の内部にある厨子?と仏像です。
下右は、深岩観音の御朱印です。
御朱印は、現在は無住ですので参道入り口右手にある渡辺様で頂くことが出来ます。

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下は、深岩山満照寺(深岩観音)の動画です。

深岩山満照寺(深岩観音)
栃木県鹿沼市深岩

閑話休題
下野三十三観音札所巡りも残すところ宇都宮市の四箇所になりました。
宇都宮市の善願寺・能延寺・光明寺、そして結願となる岩本観音です。
春までには結願出来そうです。
結願したら、今度は「鎮守の森の幸せめぐり」栃木県内にある三十一社の御朱印を頂こうかなと思っています。

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栃木県足利市家富町にある下野三十三観音第二十八番札所金剛山 鑁阿寺の紹介です。
鑁阿寺は足利市の中央、足利市役所の南方で、隣には日本最古の学校として有名な足利学校があります。
平成3年NHK大河ドラマ「太平記」放映を記念して建てられた施設の無料駐車場に車を置き、足利学校の前の路地を通って鑁阿寺まで歩いていきます。

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堀に掛かった太鼓橋を渡ると仁王像が控える楼門(山門)があります。
楼門は、永禄7年(1564年)に足利13代将軍義輝が再建。(上下写真)
下は、楼門(仁王門)裏側です。

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楼門から石畳を進むと本殿の手前右側に手水舎があります。(下写真)

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手水舎で手と口を清め、本殿へ。
本殿で家内安全などを祈念し、左手の受付で御朱印を頂きます。

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鑁阿寺は、室町幕府を興した足利氏の居館跡で足利一門の氏寺として三代目の足利義氏が堂塔伽藍を建立しました。
本堂(御影堂)は、足利尊氏の父貞氏が正安元年(1299年)に再建しました。
平成25年には国宝に指定されました。
周囲には土塁と堀を廻らし鎌倉時代の武家屋敷の面影を残しています。
宗派は、真言宗大日派
本尊大日如来の脇本尊として聖観世音菩薩像が祭られています。

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本殿の脇には、不動明王を祀った中御堂(不動堂)があります。(下左)

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中御堂の脇には、足利義兼公の創建された一切経堂があります。
現存の経堂は1407年に関東管領足利満兼により再建されたものです。(上下写真)

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一切経堂の向側には、元禄5年(1692年)徳川五代将軍の母、桂昌院尼公が再建された多宝塔があります。
多宝塔は、金剛界大日如来勢至菩薩をお祀りしています。(下写真)

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下左は、足利氏の邸宅跡。
下右は、多宝塔の前にある樹齢650年の大銀杏。

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下右は、鑁阿寺で頂いた御朱印です。

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下は、鑁阿寺の動画です。

金剛山 鑁阿寺 オフシャルサイト
栃木県足利市家富町2220
TEL 0284-41-2627

下は、鑁阿寺の脇にある日本最古の学校足利学校です。
足利学校は、寛文8年(1668年)に創建されました。
足利学校関連サイト

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上左は、学校門。上右は、裏門。
下は、足利学校の全景。

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閑話休題
足利へは丁度お昼ごろ着いた。
鑁阿寺周辺で何か食べようかと思ったのですが、美味しそうな店が見当たらない。
何処に入ってもお昼時で混雑しているのではないかと思い時間をずらしてみることにした。
蕎麦は、食べ飽きたし。
何が良いかと妻に聞いたら、数年前に行った釜飯が食べたい。
と言う事で、釜飯を食べることにした。
釜飯ならあそこかな。
現役時代、私が仕事で足利に来た時には良く食べたあの釜飯や。
国道50号線沿いにあるかまだやだ。
鑁阿寺からは10分程で着く。
店は時間をずらした為、あまり混んではいなかった。
妻は、3回目。私は7回ほどお世話になっている。
やはり、美味い。来てよかった。
かまだや オフィシャルサイト

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栃木県芳賀郡芳賀町にある下野三十三観音第二十五番札所大慈山 長命寺の紹介です。
長命寺は芳賀町の北部で芳賀北小学校の西方にある由緒あるお寺です。
境内は鬱蒼とした森の中にあり、山桜業林は町の指定天然記念物に指定されています。

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山門を潜ると右手に手水舎があり左手には六地蔵が出迎えてくれます。
手入れの行き届いた庭を両側に見て進むと正面に本堂があります。

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長命寺の宗派は天台宗で御本尊は阿弥陀如来です。
寺は天安元年(857年)3月に建てられましたが度々の火災などにより幾度か興廃しました。
昭和四十六年には第二十六世貞教大僧正により現在地に再建されたそうです。
また、本堂上の菊花御紋章は京都青蓮院門跡より孝明天皇常用輿の門を下賜されたそうです。

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境内の山門手前から長い階段を登りきると観音堂があります。
観音堂は、治承元年(1177年)行基菩薩作、聖観世音菩薩を安置したものであったが火災にて失いました。
現尊像、御堂は鎌倉時代中期から後期の作といわれています。(下写真)

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観音堂の拝殿の桁には目を見張るような見事な彫刻が施されています。(下写真)

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下左は、見事な彫刻が施された拝殿。

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上右と下左は、境入り口付近にある石仏。
下右は、長命寺で頂いた御朱印です。

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下は、長命寺の動画です。

大慈山 長命寺
栃木県芳賀郡芳賀町下高根沢2970
TEL 028-677-0539
参考サイト (芳賀町商工観光課商工観光係より)

閑話休題
今年も残すところ3日となってしまいました。
昨年の暮れに始めた下野三十三観音札所巡りも残念ながら年内には結願出来ませんでした。
残る札所は数箇所なので来春までには結願しようと考えております。
来年も相変わらず霊場巡礼in栃木をどうぞ宜しくお願いします。
皆様、どうぞ良い年をお迎えください。

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栃木県栃木市万町にある下野三十三観音第二十四番札所三級山 近龍寺の紹介です。
近龍寺は、栃木市内の中心部に位置する由緒あるお寺です。
大通りにある栃木市役所の南の交差点から路地を入ると奥に山門が見えてきます。

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山門の奥の境内の中央には立派な本堂があります。
拝殿には素晴らしい彫刻も見られます。

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三級山近龍寺は浄土宗の寺院で、室町時代の応永28年(1421)に、浄土宗の僧侶である良懐上人によって創建されました。
ご本尊は聖観世音菩薩で鎌倉時代の作と云われています。
毎年7月10日の観音様の縁日「四万六千日」の日に開帳されています。

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境内には、昭和に建立された鐘楼堂(納骨堂)があります。(下写真)

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下左は、火防の秋葉権現堂。
下右は、明治時代の初めに栃木県最初の小学校発祥の地であったことに因んで建てられた碑。

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近龍寺の北側の墓地には、栃木市出身の文豪で文化勲章受賞の山本有三先生のお墓があります。(下写真)
山本有三(wikipediaより)

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下は、墓碑に彫られた山本有三の言葉です。

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下右は、近龍寺で頂いた御朱印です。

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下は、三級山 近龍寺の動画です。

近龍寺
栃木県栃木市万町22-4
TEL 0282-22-0802
近龍寺 オフィシャルサイト

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栃木県佐野市富岡町にある下野三十三観音第二十七番札所引地山日向寺の紹介です。
日向寺は、JR佐野駅から東に500mほど行った観音山公園の小高い丘にあります。
国道141号線(例幣使街道)と東武佐野線の中間にあります。

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引地山日向寺は、下野三十三観音霊場の第二十七番札所です。
石段を登り詰めると、正面に本堂があります。
本堂は、文政7年(1824年)に関根弥惣清則という人が私財を投じて建てたといわれています。

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お堂は五間四方の白木造りで拝殿には見事な彫刻を見ることが出来ます。
宗派は真言宗、ご本尊は聖観世音菩薩で後醍醐天皇の元徳の頃の作とされています。
引地山日向寺の観音像は33年に一度御開帳され、安産・子育てにご利益があるそうです。

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下は、本堂脇にある閻魔堂。
閻魔堂の拝殿にも見事な彫刻が見られます。

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本堂の境内からは佐野市街が一望出来ます。(下左)
下右は、不動様、薬師如来、白敬天照が安置されている不動堂

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下は、引地山日向寺にあった石仏。

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御朱印は、正面石段下にある卯木ミシン工業様方で頂くことが出来ます。

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下は、引地山日向寺の謂れが書かれた引地山日向寺観音堂の記です。

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下は、引地山日向寺の動画です。

引地山日向寺
栃木県佐野市富岡町

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栃木県鹿沼市下粕尾地区にある常楽寺の紹介です。
常楽寺は鹿沼市中心部から南西へ15kmほどの所にあります。

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彼岸花に囲まれた手水舎で手と口を清め境内へ。
参道の右手には朱色のお堂瑠璃堂があります。(下写真)

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正面には、中野智玄(録事法眼)を祀った朱色の録事堂があります。(下写真)

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下左は、境内から見た録事堂。
録事堂には萩が咲き乱れていました。

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常楽寺は花の寺としても有名で東国花の寺百ヶ寺にも参加しています。
栃木第六番札所で御朱印もいただけるそうです。
下は、彼岸花に染められた常楽寺。

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常楽寺は、真言宗豊山派のお寺で薬師瑠璃光如来をご本尊として祀られています。

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常楽寺は、建久元年1190年に没した名医中野智元(録事法眼)を祀ったお寺です。
中野智玄(録事法眼)は安蘇郡粕尾村の人で病気治療の名人といわれ、文治年中(1185年~1190年)、智玄は糸脈で後鳥羽上皇の病を判断しお薬を処方して差し上げたところお悩みはたちまち平癒してしまったそうです。(下右を参照)

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下は、録事堂脇にある石仏と案内板。
石仏は、智玄と妻・娘をかたどったものといわれています。

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常楽寺
栃木県鹿沼市下粕尾949
※ 参考サイト
鹿沼観光たより
鹿沼・彼岸花に染まる花のお寺「常楽寺」(東国花の寺百ヶ寺栃木6番札所)

私のブログでも紹介しています。
彼岸花と花の寺(鹿沼市)
真っ赤な曼珠沙華(鹿沼市)

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栃木県大田原市黒羽向町にある那須三十三所観音霊場第一番札所高岩山蜜蔵院明王寺の紹介です。
高岩山明王寺は大田原市中心部から東へ約7kmの黒羽町の中心部で黒羽町を南北に貫く国道294号線沿いにあります。
国道に面した山門を潜り抜けると正面に本堂があります。

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本堂は、明治12年(1879年)に町の大火で全焼しましたが昭和30年(1955年)に再建されました。
高岩山明王寺は、天文2年(1533年)室町時代後期に興定法印というお坊さんによって現在の黒羽町築地に創建されました。
その後、天正4年(1576年)黒羽藩領主大関高増公が黒羽城築城したさい現在の黒羽町に移転されたといわれています。

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高岩山明王寺は、真言宗智山派のお寺で不動明王をご本尊とし、脇仏本尊として聖観世音を祀っています。
聖観世音は、山門を潜って右手にある観音堂に祀ってあります。(下写真)

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昭和30年(1955年)に再建された本堂内部。(下写真)

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下左は、本堂から見た境内と山門。
写真左手に手水舎があります。

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山門を潜って右手には、七福神の恵比寿尊が祀られ八溝七福神恵比寿尊霊場として昭和61年7月に開設されました。(下左)
下右は、高岩山明王寺の沿革を書いた案内板。

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下左は、那須三十三所観音霊場のパンフレット。
下右は、高岩山明王寺で頂いた御朱印です。

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下は、高岩山明王寺で頂いたお寺の沿革を書いたパンフレット。

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下は、高岩山明王寺の動画です。

高岩山明王寺
栃木県大田原市黒羽向町185

閑話休題
高岩山明王寺には、奥の細道で有名な松尾芭蕉の句碑があります。
今日も又 朝日を拝む 石の上
句碑は本堂の右手、手水舎の脇にあります。
松尾芭蕉は、この地黒羽には奥の細道で4月3日から16日まで13泊14日の長期滞在をしました。
黒羽町には、芭蕉に因んで町内には10箇所の句碑が残されています。
私が2001年から2008年まで栃木県内の奥の細道を尋ね歩いて書いたブログがありますのでご覧ください。
奥の細道in栃木(黒羽)

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栃木県大田原市堀ノ内にある下野三十三観音第十番札所岩谷観音の紹介です。
大田原市より国道461号線を東進して黒羽町へ向かいます。
黒羽町より那珂川を渡って1.5kmほど行き、左手に曲がって県道27号線に入ります。
そこから1kmほど行った左手の山の中に岩谷観音があります。

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秋暑の中、日差しを遮る参道には心地よい空気の流れ。
細い参道には、秋を告げるかのように真っ赤な彼岸花が咲き始めていました。(上・下写真)

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参道を登りきると、鬱蒼とした杉林の中に観音堂があります。
左手には、お地蔵様が鎮座しています。
境内の右手には杉の巨木が2本。左手には、石仏群。(下写真)

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白木造りの観音堂にはご本尊の千手千眼観世音菩薩がと本尊の御前立像が祀られています。
木造千手千眼観世音菩薩坐像は、室町時代の制作と云われています。

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参道入り口の左手から石段を登ると馬頭観音を祀った馬頭堂があります。(下右)

※ 馬の頭を頂いた観音様の姿を見て馬とともに生活する当時の人々が馬の無病息災を祈る民間信仰が生まれ、農家では農耕馬の馬の産地では生まれ育つ仔馬たちのそして馬によって稼いでいた人々にあっては馬と歩む道中の安全を祈ったり死んでしまった馬の冥福を祈ったりそんな理由で馬頭観音は作られたといわれております。

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下は、参道脇で咲き始めた彼岸花。
下右は、岩谷観音の御朱印です。
御朱印は、参道入り口の右手にある電気工事店「はなやま電設」様で頂くことが出来ます。

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下は、岩谷観音の動画です。

岩谷観音
栃木県大田原市堀之内

閑話休題
岩谷観音は山の中腹にありますが観音堂の裏手には岩谷要害跡があります。
今でも、土塁と空堀が残され竪堀も見ることが出来るそうです。
岩谷要害の城主は後に黒羽城主の大関氏に仕えた角田氏であるといわれています。
要害跡には、境内左手にあるお地蔵様脇から登ることが出来るそうです。
岩谷観音とまむし (歴史的風土のなかの黒羽の民話より)
参拝後、黒羽町にある那須三十三所観音霊場第一番の明王寺で参拝し、御朱印を頂いてきました。
明王寺は、後日、霊場巡礼in栃木で紹介したいと思います。
那須三十三所観音霊場巡り(Maywindのつぶやきより)

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栃木県鹿沼市上久我地区にある加蘇山神社です。
加蘇山神社は、鹿沼市街より県道240号線で西方へ18kmほどの山間部にあります。
荒井川に沿って一番奥の上久我石裂地区まで行くとここには数軒だけが残る限界集落です。
道の左手には、加蘇山神社の社務所がありここで御朱印を頂くことが出来ます。
※ 御朱印は社務所拝殿の賽銭箱の上に置かれているので料金を箱の中に入れて頂く事が出来ます。
但し、売り切れている場合あるので注意(今回、私も頂けませんでした。)

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鳥居を潜り、右手にある手水舎で手と口を清め、右手奥にある社務所の拝殿で参拝。
広い境内には立派な神楽殿があります。
神楽殿の鴨居には天狗信仰のシンボルが奉納されていました。(下写真)

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鳥居奥の建物(集会場?)の玄関には石裂山と書かれた大きな篇額が掲げられています。
ここは、石裂山の登山口でもあります。

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集落から沢沿いに800mほど行くと、深い木立の中に加蘇山神社が見えてきます。
石段を登ると鳥居の奥に大きな杉の木が2本あり石段の奥に加蘇山神社の本殿が鎮座しています。
この2本の杉の木は樹齢500年といわれ、鹿沼市の天然記念物に指定されています。

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ここは、石裂山回遊登山コースの入り口でもあります。
下は、樹齢800年の双幹の杉の木。

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蝉時雨の中、石段を登りきると左手に手水舎、中央に拝殿その奥に本殿があります。
深緑の中に光り輝く古社は、荘厳さおも感じられます。

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加蘇山神社は、神護景雲元年(767年)に勝道上人が開山したと伝わる古社です。
御神体は、磐炸命、根裂命、武甕槌男命を待つって今須。
五穀豊穣、家内安全、火難消除、武勇の神として知られています。

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2007年12月22日公開の映画『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』では撮影地として選ばれています。
栃木県フィルムコミッション

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下中央は、鹿沼市の天然記念物に指定されている樹齢500年の双幹の杉の木。
下右は、石裂山登山道からみた境内。

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下は、加蘇山神社の正面入り口。

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下右は、上久我集落を流れる荒井川。
この地域は限界集落ともいえ、数件の住居が廃墟となっていました。
左手奥の住宅はも廃墟となっていました。

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下は、加蘇山神社手前にあるこの地区の学校の廃墟。

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下は、加蘇山神社の動画です。

加蘇山神社
栃木県鹿沼市上久我3880
加蘇山神社(鹿沼市) 参考サイト

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