栃木県栃木市都賀町にある下野三十三観音第二十二番札所医王山玉塔院です。
医王山玉塔院は、栃木市中心地から北方へ4kmほど行った原宿地区にあります。
駐車場の南側には薬師堂があります。
お堂の中には、1651年に作られたという薬師如来が祀られています。
下は、お堂の内部で中央の厨子に薬師如来が祀られているのかな。
薬師堂から直進し、山門をくぐると広い境内があり中央には立派な本堂があります。
この本堂は、塩谷町の寺社仏閣専門の建設会社で作られたそうです。
かなり素晴らしい桧や欅の無垢の建築材が使われていました。
下左は、本堂の様子です。本無垢の素晴らしい建築部材が使われていました。
下右は、本堂脇に祀られた本尊の十一面観世音菩薩立像です。
本尊の十一面観世音菩薩立像は穏やかな表情をされており心が癒されます。合掌。
下右は、医王山玉塔院で頂いた御朱印です。
元の下野三十三観音第二十二番札所は同じ町内にあった華厳寺でしたが、1870年に火災で焼失してしまい廃寺となってしまいました。
その後、札所として受け継いだのが医王山玉塔院です。
※ 華厳寺は、日光を開山された勝道上人が789年に下野国都賀郡城山に建立。(下写真参照)
医王山玉塔院
栃木県栃木市都賀町原宿181
下は、つがの里のシンボル、樹齢170年の山桜です。
医王山玉塔院には、深い想い出がある。
私が義兄の経営する木材会社に入った頃、取引先の大工さんが玉塔院の薬師堂の屋根替えを請け負っていました。
多分、屋根の下地材の野垂木や野地板を納品した覚えがある。
その頃、私は写真を趣味にしていて暇さえあればカメラにモノクロフィルムを詰めて撮り歩いていた。
偶然にも大工さんが屋根の天辺に登った時シャッターチャンスが訪れた。
それが下の写真である。今でも大工さんのお宅にはこの時撮った写真が数枚飾られている。
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