栃木県那須郡那須町湯本の北温泉を紹介します。北温泉は那須湯本でも一番奥まった谷間にあります。
ここには、駒止の滝の駐車場と整備された展望台がありこの日も駐車場は満杯多くの観光客が来ておりました。この付近は、紅葉にはまだ早く駒止の滝付近が一部紅葉していました。(下2枚)
北温泉には大丸温泉の駐車場から甲子温泉に抜ける296号道路から途中左折して駒止の滝の駐車場に入ります。そして、ここから400mほど山道を下った所に一軒宿の北温泉があります。
私も、40年ほど前北温泉には来たことがありますが、その当時温泉には興味が無く、山歩きに凝っていて確か三本槍岳から赤面山の裾をから北温泉に抜けた覚えがあります。その時の赤面山の紅葉が素晴らしかったのを覚えております。
北温泉は40数年前とほとんど変わりない温泉湯治場の原風景でした。
上は北温泉の玄関。中に入ると三毛の猫ちゃんが出迎えてくれました。
建物内部は昔のまま。全てがアンティーク調に包まれていました。
この、ひなびた雰囲気を撮ろうと大きい三脚を構えて施設内を撮っておられて方もおりました。(羨ましかった)
帳場で入浴料700円を支払いまずは天狗の湯へ直行。天狗の湯は北温泉のメイン。ちょっと狭い浴場には天狗様の面が3体掲げられ、ランプに浮かび上がる様は異様な雰囲気。
天狗の湯は、飲泉も出来るため混浴の浴場です。この時も女性が入っていましたよ。
下左は、天狗の湯の外にある打たせ湯。
下右2枚は、別の場所にある川原の湯、余笹川の源流の流れを見ながら湯量豊富な露天風呂、打たせ湯を満喫することが出来ます。紅葉の最盛期は素晴らしいでしょうね。(下右2枚)
下3枚は相の湯、温泉プールの北側にあり昔の風情が残る浴場です。
全面が古い板張りで、今は女湯と男湯に分かれているので安心して湯あみ出来ます。
泉質は、単純温泉・弱食塩・鉄泉。原泉掛け流し。
泉温は、41℃位かな。
効能は、婦人病・痔疾・神経痛・胃腸病・不妊症・冷え性など。
日帰り温泉入浴料は、大人700円、子供400円。
入浴時間は、AM8:30~PM4:30。
露天風呂ではバスタオル着用も可能。内湯はダメ。
詳しくは北温泉のオフィシャルサイトで。
下が北温泉で有名な泳げる温泉プール。広さは15m×10m満々と満たされた湯量豊富な温泉がダイナミックですね。
女将さんから、温泉プールに入るにはタオルで隠すか露出しないようにと助言がありました。しかし、この時プール脇のベンチに女性が数人居ましたので残念ながら入る勇気がありませんでした。でも人目を気にせずダイナミックに入りたいですね。(道路からは丸見えですよ)
余談ですが、以前、BSテレビの温泉番組で清水国明さんがここで湯しぶきを上げて入っている様子が印象的でしたね。
下左は、温泉プールから見た相の湯。
北温泉 オフィシャルサイト
栃木県那須郡那須町湯本151
TEL 0287-76-2008
閑話休題
温泉に行くときは、いつも尻のポケットにコンデジを忍ばせている。(盗撮目的ではありません)
カメラは、Nikon coolpix L20、2009年に発売されたコンパクトデジカメ。
これで、日帰り温泉in栃木の全ての写真を撮っている。
公共の場でもある温泉施設ではカメラの持込を禁止している施設もあるが、私の場合、入浴客が誰も居ない時を狙って撮影している。
運良く、今までに咎められた事はなく今でもコンデジをお供に温泉を楽しんでいる。(撮る場合には許可を)
しかし、今回の北温泉の様な光の乏しい場面(浴場ではなく薄暗い場所)での撮影にはコンデジでは手ブレに難儀してしまう。フラッシュを焚けば良いのだろうが光を焚けばその場の雰囲気ががらりと変わってしまい実際の雰囲気を撮ることが出来ない。
私の愛用している同じNikon D3200を三脚に添え、じっくりと撮れば納得のいく撮影が出来るのであろうが。
でも、日帰り温泉に行くのに大きい三脚とカメラを携えて行くのも如何なものなのかなと躊躇してしまう。
当分、ブレ・白トビ込みで良い写真は撮れないが愛用のコンデジで我慢しようかと思っている今日この頃。