昨年秋から久々の立ち寄り湯。
今回は、塩原温泉福渡地区の箒川沿いにある共同浴場"岩の湯"に立ち寄ってきました。
箒川沿いの山々は目に眩しいほどの新緑。解禁された渓には数人の釣り人がのんびりと糸を垂れていました。
爽やかな川風に吹かれ、箒川に沿って歩いていくと吊橋の袂に板塀に囲まれた岩の湯が川岸にひっそりと佇んでいます。
吊橋を渡って右手に降りて行くと岩の湯が見えてきます。
入浴料200円を料金箱に入れ、早速入浴。(上写真、左と中)
右写真は、板塀に囲まれた脱衣所。
湯船には老人が一人のんびりと浸かっていました。挨拶をして話しかけると85歳になる地元の方、健康に良いので毎日岩の湯を利用しているとのこと。(写真下)
岩の湯の泉質は、ナトリウム-カルシウム・塩化物-硫酸塩泉。
効能は、神経痛・慢性皮膚病・冷え性・リュウマチなど。
湯温は、表面温度で42度位ちょうど良い湯加減。浴槽の底の方はちょっと高目。
湯の色は、淡い乳白色。周りの岩肌が茶色く変色しているので鉄分が含まれているのかな。
口に含んでみるとちょっと塩分がある感じ。
利用時間は、朝6時から夜9時まで。(それ以外の時間は吊橋を閉鎖してしまうので利用できません。)
岩の湯も不動の湯・もみじの湯と共に地元の方が管理運営されている共同浴場です。
今時、200円で楽しめる温泉施設は多くないですよね。
閉鎖されない為にも入浴マナーを良く守って利用しましょうね。
岩の湯の浴槽は、回りは浅いのですが中央付近が腰あたりまで深くなっているので十分気を付けてください。
上右は、脱衣所から見た岩の湯。脱衣所は丸太組の東屋風の小屋ですので雨が降っても心配ありません。
下左は、閉鎖された浴槽。以前、通った時には開放されていたようだが何か事情があるのでしょうね。
下中と右は、開放されている浴槽。浴槽の山側中央にパイプで引かれた湯の落とし口が見えます。
岩の湯は、共同浴場の為か板塀の目隠しがあるだけ。川向のホテルや遊歩道からは丸見えの状態です。
ここに来るまでの遊歩道では、タオルを引っ掛けた若い男女の姿も数人みました。
多分、岩の湯ではなく奥にある野趣味溢れた不動の湯に行くのではないでしょうか。
不動の湯は男女を問わず若い人たちにも人気があるようです。
言ってみれば岩の湯は老人向きかな?
吊橋から見た岩の湯全景。(下右)
今回は、コンデジを忘れた為スマフォで撮ってみましたが白トビがあってちょっと見ずらい感じ。
でも、状況説明にはスマフォでも十分かな。
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