使う出番もなく、押入れの奥に仕舞って置いたフィルムカメラゼンザブロニカを久々に出してみた。
月に一度は、カメラの状態を確認するために出していたのだが最近は半年に一度位しか出さなかった。
レンズにカビは出ていないかと恐る恐るケースの蓋を開けては見たが乾燥状態は完璧。
レンズにも本体にもカビなどは見られなかった。
乾燥剤は一年に一度交換しているが、手で振ってみてもサラサラでケースの密閉度が優れているのだろう。
ケースの中にはブロニーサイズのフィルムが3本入っていたが賞味期限はとうに過ぎていた。
カメラを手にして思ったのだが、このブロニカで最後に撮影したのは5年ほど前。
その後は殆ど一眼レフデジカメでしか撮らなかった。
後処理の現像などが面倒くさいからである。
でも、最近になって何故か愛着が湧いてきた。
早速、フィルム現像器具を入れて置いたケースを出してみた。
蓋を開けると、懐かしいあの酢酸の匂い。
中にはLPLのステンレス製の現像タンクとダークケース(明るい所でもケースの中でタンクにフィルムを装填できる。)、現像剤などが入っていた。
しかし、現像剤は雲を撮影するのに私が好んで使っていたミニコピーフィルム用のコピナール現像剤が2個入っていたがミニコピーフィルムはすでに廃盤で廃棄するしかなかった。
酢酸はあるので、私の好きなコダックのD-76現像液と定着液さえ手に入れればフィルム現像が再開できそうだ。
そして、昔の現像データはすでに私のサイトにUPしてある。
現像するに当たって液温の調整も涼しくなったので水道水の温度で十分。
どうせ暇なのだから時間はたっぷりある。早速、挑戦?
因みに下は、ゼンザブロニカには露出計が付いていないのでその当時買った入射光式のセコニックのスタデラ。
今でも、アサペンのオールドレンズを使うときには愛用している。
写真について 風のつぶやき!(FC2ブログ)より
モノクローム 風のつぶやき!(FC2ブログ)より
フジフィルム ミニコピーフィルムHRⅡ 撮影と現像(PDFファイル)
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