朝一番で宅配便が来た。
いつもネット購入するアマゾンでも買っていないのに何だろう。
送り状を見ると千葉の姉からだ。お供物とある。
そうだ、今日は私の父の月命日だ。
位牌を見ると、昭和60年1月30日78歳とある。
父が亡くなって33年目の月命日。昨年のお彼岸に家族だけで33回忌をあげた。
33年前の8月、末の娘が誕生した。
亡くなる前年、父に妻が妊娠した事を告げた覚えがあった。
末の娘は父に似ているためか、姉たちに父の生まれ変わりだよと言って喜んでいた。
父は、栃木県今市今の日光市で生まれた。
若い頃は、木材業をやっていたそうだ。
しかし、昭和12年に勃発した支那事変で8月に召集されたそうだ。
9月に出港し9月7日には塘沽に敵前上陸したと戦時日記に記してある。
戦時日記をみるとその当時の生々しい記録が綴ってある。(下写真)
そして、昭和14年3月18日に召集が解除されたとある。
上の写真は、父が銃後に書いたと思われる軍隊手帳と父と父の従兄弟の写真。
父が負傷して病院に入院した時に偶然会えたそうだ。(椅子に座っているのが私の父)
父が綴った戦時日記は、五月の風のおやじの戦記に載せてあります。
おやじの戦記
姉から送られてきたお供物を仏壇に添えてあげた。
そして、先日作ったメジロの為の餌台を脇目に見ながら、もう一度お線香をあげた。
しかしながら、愛くるしい目をしたメジロはまだ来ていない。
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