７３年目の終戦の日

初秋涼夕
昨日の夕方から今日に掛けて、まさにこの言葉の季節。
北海道大雪山系黒岳では初雪が観測され今までで最も早い記録だそうです。
しかし、まだまだ酷暑は続きそう。

月遅れのお盆が過ぎ、１５日は７３年目の終戦の日私も妻の実家でこの暑っ～い日を迎えました。
終戦の日が来ると想い出すのは、やはり私の父が満州で体験した悲惨な戦争です。
下左は、父が昭和３年５月から支那事変、昭和７年２月より上海事変、昭和１２年８月から昭和１４年３月に召集解除になるまで戦地で銃後に綴った戦時日記です。
数ページに渡ってその時の出来事が生々しく綴られ、読むたびに戦争の悲惨さを感じます。
下右は、父が陸軍の小倉病院に入院したときに偶然再会した父の兄の子（私の従兄弟）です。
写真中央は、私の祖父が出征の時に撮影した写真です。

従兄弟、祖父は終戦後無事に帰還され、私の父も病気療養後遅れて無事帰還したとの事でした。
昭和１２年８月に幼い子供３人を残して満州に出征した父を見送り、昭和１４年の春に帰還された父をどんなに待ち続けたか。
内地から父に宛てた手紙（母からの手紙）を読むたびに母の苦労が想い出されます。
下は、父が参戦して頂いた勲章と賞状です。