先日、日光市の戦場ヶ原で撮った古いモノクロネガを探していたら私が20歳のころ撮った農村風景のネガが出てきた。
ルーペで確認してみると、傷は多少あるもののカビらしきものは確認できなかった。
懐かしさのあまり、早速、フィルムスキャナーで読み込んで写真にしてみた。
３枚とも昭和４８年ごろに撮ったもので、梅の花が咲いているので３月頃の夕景かと思う。

この頃は、カメラを購入して間もない時期で友人とオートバイに乗ってそこらじゅうを撮り捲った時期だったと思う。
撮影場所は、栃木県の河内郡上河内村（現在は宇都宮市に編入）あたり。
今では、この様な懐かしい農村風景も無くなってしまった。

上は、早春の農村の夕景ですが私が以前綴ったエッセイ"冬の雑木林"の中の一説を写真に書いてみました。
下の写真は、五月の風のトップページにＰｉｃｋupEssayとして載せてあります。

カメラデータ
アサヒペンタックスＳＰ　55ｍｍｆ：1.4
フィルム　フジフィルム　ＳＳ

閑話休題
上の様な懐かしいフィルム写真は撮ろうと思っても今では被写体を見つける事も出来ないだろう。
フィルムは、保存状態が良ければ１００年以上は大丈夫だろうと思う。
この写真を撮ってから約半世紀は経ってしまった。
が、保存状態を良くすればあと半世紀以上まで持つのではないかと思う。
それから、今まで撮り溜めたこれらの懐かしい写真を題材にしてデッサンを再開してみようとも考えている。
でも、こうして見るとやる事がいっぱいあるな~。
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