今日は立秋。
そして、来週13日から16日まで月遅れのお盆(旧盆)。
私にとっては、68回目のお盆となる。
13日にはご先祖様をお墓に迎えに行く。
地域によっては異なるが、この地域ではお墓から自宅までご先祖様を背中に負ぶうまねをしてお連れする。
そして、ご仏壇にお線香を添えてご先祖様によく来ましたと手を合わせてお迎えする。
仏壇にはござが敷かれ、その上にはキュウリの馬とナスの牛が飾られている。(上写真)
キュウリの馬とナスの牛は、先祖の霊が極楽浄土の世界との行き帰りにキュウリの馬に乗り、ナスの牛に荷を引かせるためと云われます。
(先祖の霊が、キュリアの馬に乗って一刻も早くこの世に帰り、ナスの牛に乗ってゆっくりあの世に戻って行くようにとも言われています。)
そして、自宅にてご先祖様を篤くもてなし、16日にはお墓へとお送りする。
昭和60年8月12日は私の娘の誕生日。
この日の朝8時ごろ、我が家待望の女の子を授かった。
しかし、喜びに包まれていたその夜、忘れもしない悲惨なニュースが日本中を震撼させていた。
死亡者数520名、生存者数4名という日本の航空機事故史上最悪といわれた日航機墜落事故だ。
その娘も所帯を持ち、我が家に来るたびに仏壇にお線香をあげて家族の無事を祈り幸せな毎日を送っている。
そんな複雑な思い出の残るお盆がやってくる。
そして、あの最も暑い夏終戦記念日が15日にやってくる。
上は当時発売された週刊読売。
32年目の日航機墜落事故 maywindのつぶやきより
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