双眼鏡と二点支持オープナー

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ニコン双眼鏡

先日、タンスの奥に仕舞っておいたリュックの中から双眼鏡が出てきた。
リュックは、30年ほど前に山歩きをやっていた時に使ったもので、当時はこれを背負って県内の山歩きを楽しんでいた。
登山部に籍を置いていた息子と奥白根や燧岳を登った当時が想いだされる。
その後、渓流釣りに凝り、リュックもデイパックで間に合うため大きなリュックは押入れの奥に入れたままだった。
双眼鏡は、防水パックに入れたままリュックの中にあった。
防水パックから出してみるとちょっとカビが付いてしまっている。
接眼レンズは良かったが前側のレンズには付いていた。
長年取り出して乾燥させなかった為だろう。
早速、レンズクリーナーでカビを拭きとったがクリーナーがレンズの内側に付いてしまい、虹の様な模様が付いてしまった。
これはまずいと思いレンズを押さえているスクリューリングを外そうとしたが二点支持オープナーでなければ外れない。
仕方がなく、アマゾンで安そうな二点支持オープナーを探してみた。
PINKING二点支持オープナーが安かったので早速注文。
しかし、配達まで10日かかってしまった。(下右写真)

ニコン双眼鏡 ニコン双眼鏡

先日、オープナーが届いたので早速使ってみた。
溝の間隔は中央のダイアルで調整できるが、安いためかガタついて中々溝に合わない。
何度もやっている間にレンズ押さえに傷が付いてしまったが、何とか開けることが出来た。
レンズのパッキンを外しレンズを取り出してみるとパッキンから漏れた液体クリナーがレンズを濡らしていたようだ。
テッシュで丁寧にレンズとパッキンを拭き取りオープナーでしっかりと締めてみた。
双眼鏡で覗いてみると以前より曇りもなくクッキリと見ることが出来た。
多分、修理に出せば最低でも5千円は掛かるだろう。
PINKING二点支持オープナーの購入代金203円(送料無料)で修理することが出来て満足満足!
因みに、ニコンの双眼鏡は2万円までしなかったと思う。(30年前)
只、しくり手に馴染むのだが重いのが難点かな。
ケースもニコンだけあってしっかりと縫製してある。
そして、背面にはポーチの様に腰ベルトを通すことが出来るので便利である。

ニコン双眼鏡 ニコン双眼鏡

ちょっと前、取り出して庭の柿の木を覗いてみた。
倍率が10倍なので柿の色付き具合や傷などがはっきり確認できる。
見ていると私の大嫌いな鳥が熟した柿を啄んでいる。
野鳥図鑑に載っているツグミではなくヒヨドリだ。
冬になると庭の餌台にメジロがやってくるのだがミカンやリンゴを横取りしてしまう大嫌いな鳥でもある。
この冬は、直った双眼鏡と以前に買った野鳥図鑑を持ってフィールドへ出てみようと思う。

日本の野鳥

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