栃木県那須烏山市三箇地区にある手作りパン屋さんに行ってきました。
パン屋さんの名前は「きらぼし」。
のどかな田んぼの中にポツンとありました。
パン工房と店を兼ねた店舗は驚くほど洒落ていました。
田んぼの中に置くのは勿体ないほど。
工房の玄関もなかなかおしゃれです。
中に入ると、ハンサムなご主人が出迎えてくれました。
ちょっと狭い店の中には、手作りの美味しそうなパンが各種行儀よく並んでいました。
私もお気に入りのパンを10個ほどゲットしてきました。
ふっくらとしたモチモチのパン生地にキンピラが入ったパンがとても美味しかったです。
また、機会があったら是非行きたいパン屋さんです。
住所 栃木県那須烏山市三箇1821-5
電話 0287-88-9199
営業日 通常 09:00~17:00
定休日 月曜日
駐車場 30台
桜、満開の中、わんぱく公園の春を切り取ってきました。
花壇には、春を彩る花々が咲き乱れ、春の訪れを告げています。
これから、風薫る五月の連休頃まで花々を楽しむことが出来ます。
ビオラ・パンジーなどなど。
メインは、園内の一万数千株が咲き揃うチューリップかな。
※ お知らせ
IT関連の記事を公開していました、"ITMayのつぶやき"に不具合が生じてしまいました。
サーバーを確認したところ、今までに公開していた記事が全て削除されてしまったようです。
残念ですが、新たに"ITMayのつぶやき"を立ち上げようと思います。
そして、IT関連の記事やアマチュア無線関係の記事を再度公開しようと考えています。
腰のリハビリの為に週に3回ほど散歩する近所の公園に行ってきました。
暖かい日が続き、園内の桜は満開。
満開の桜の中で、平日にもかかわらず桜の下に簡易テントが数張り。
子供たちの歓声の中、楽しそうに家族でお弁当を広げていました。
満開の桜の下。
ベンチに座ってお花見です。桜はソメイヨシノでしょうか。
風が吹くたびに花びらが舞い上がり、散歩道には桜の絨毯。
桜の下で楽しそうに歓談するお二人さん。私たちにもこんな時期がありました。
散り始めた桜も、今週一杯が見頃でしょうか。
五浦からの帰り、ひたちなか市の那珂湊にある鳥音でランチをしてきました。
鳥音は、食べログの中でも上位にランクする有名なお店です。
初めてなのでナビを頼りに行ったのですが、ナビが安いせいかなかなかたどり着けませんでした。
細い路地が多く、近所で聞き込みながらやっとの思いでお店に到着しました。
駐車スペースは5台が置けるだけです。
店構えもシンプルで、自宅を改装したような感じでした。
店内は、カウンターとテーブル席が数席あるだけですが、とても明るく清潔そうな感じでした。
元々は魚屋さんだったらしく、ご主人と奥様が切り盛りする小さなお店でした。
早速、リーズナブルで美味しそうな海鮮丼を注文してみました。
最初に6品が盛り付けられた前菜が出てきました。
そして、前菜が食べ終わる頃、待望の海鮮丼セット。
中盛りの酢飯の上に、10品の新鮮なネタ、鯛のお吸い物にお新香が付いています。
ご主人が漁港から仕入れたと思われる新鮮なネタの美味しさに大満足。
そして、最後には目にも涼しげなさっぱりとしたデザート。
以前、友人たちとお魚市場でランチしましたが、混んでる上に盛りと味がいまいちでした。
その様な事があったので、今回は、静かな雰囲気で味わえる鳥音にしてみました。
鳥音を選んで正解でした。
美味しいランチを食べに、また、来てみたいと思っています。
茨城をたべよう オフィシャルサイト
鳥音
茨城県ひたちなか市釈迦町11-27
営業時間 11:30~13:30(13:00L.O) 17:00~22:00(21:30L.O)
定休日 木曜日
TEL Tel:029-262-3336
6月16日から17日に掛けて北茨城市の五浦海岸で一泊してきた。
自宅を11時過ぎに出て、北関東自動車道路の友部JTから常磐道の北茨城ICで降り、国道6号線で五浦海岸へ向かった。
3時前には着いてしまい、六角堂でも見てこようかと思ったのだが生憎の夕立。
六角堂を見学しようとしましたが雨のためにか閉館されてしまいました。
仕方がなく、付近にある茨城県天心記念五浦美術館で雨宿りしてしまいました。(下写真)
その後、雨が止んだためか、館員の方がわざわざ六角堂が開館されたと知らせてくれました。
入場料金250円(特別割引)を支払い、園内を散策しました。
下左は、天心が暮らした天心邸。
雨で滑る石段を注意しながら下まで降りると、荒れた海の波頭が岩に砕けています。
遠くを見ると、水平線の果てまで太平洋が広がっていました。
六角堂は、明治38年6月に竣工されましたが、先の大震災の津波で破壊されてしまいましたが、平成24年に復元再建されました。
茨城大学五浦美術文化研究所 オフィシャルサイト
下左は、園内の天心記念館にある岡倉天心像。
下右は、五浦を愛した岡倉天心が眠る墓地です。
下は、茨城大学五浦美術文化研究所の入場券。
茨城県天心記念五浦美術館の入場券。
下は、今日お世話になる五浦観光ホテル別館大観荘の全景です。
五浦観光ホテル大観荘 オフィシャルサイト
太平洋が見渡せる五浦観光ホテル内の展望風呂でのんびりと天然温泉に浸かってきました。
温泉は、泉温71℃の源泉で温泉成分は、ナトリウムカルシウム塩化物泉です。
口に含むと、塩を舐めたような辛さでした。
効能は、神経痛・冷え性・筋肉痛・慢性消化器病などです。
帰り際、ホテルから近い五浦岬公園を散策してきました。
丘の上には展望塔があり、海風に吹かれて最上階から眺める雄大な太平洋は最高でした。
下左は、六角堂付近から見た五浦岬公園です。
右は、丘の上に建つ展望塔です。
公園内には、映画「天心」で使われたがセットが公開されており無料にて見学ができます。(下写真)
映画「天心」
数年ぶりに那須温泉湯本地区にある老松温泉・喜楽旅館を訪ねてみました。
老松温泉は以前と変わらず、深緑の中にひっそりと佇んでいました。
前回訪れた時に建っていた崩れ落ちそうな廃屋は、数年前の台風で完全に崩壊していました。
せせらぎの音の向こうには、廃墟となったホテルの建物が虚しく建っています。
手前にある那須の名湯と言われた「老松温泉・喜楽旅館」も同じ運命にあるのか?
帰り際、埼玉県から喜楽旅館を訪れたと言う方に会った。
寂れて、この先、廃業するかもしれない、運命の名湯。
何故か、寂しいと!
老松温泉を後に、那須温泉神社から殺生石を訪れてみた。
以前から、何も変わらぬ光景が賽の河原に広がっている。
千体地蔵に目を遣れば、手を合わせて無数の石像が必死にお祈りをしている。
何故か、先ほど訪れた老松温泉の運命とだぶってしまう。
帰り際、西那須野町にある那須野が原公園に寄ってきました。
広い公園内を散策して、丘に建つサンサンタワーに登ってみました。
4階の展望台からは、以前、訪れたことのある赤田調整池を眺望することが出来ました。
池に飛来する渡り鳥や野鳥の観察も素晴らしいかも知れません。
※ 赤田調整池は、那須野ヶ原総合開発水管理センターで管理されており、調整池内を散策するには管理事務所での許可が必要です。
栃木県鹿沼市の花木センターに行ってきました。
娘が庭木が欲しいと言うので散歩がてら園内をぶらついて来ました。
広い園内には、庭木やらガーデニング用の色とりどりの草花やらと目の保養にもなりました。
今は、冬春用に向けてパンジーやシクラメン、クリスマス用にと真っ赤なポインセチヤなどがたくさん展示して有りました。
特に、温室では今が盛りとシンビジュームとデンドロビュームが目を引きました。
でも、値段が高い。
庭木は後にして、今、私が気になる盆栽の展示場に行って見ました。
ここには、たくさんの種類の盆栽が展示してあり、何か目ぼしい物はないかと探してみました。
前から欲しいと思っていた万年青(オモト)が3鉢ありました。
値段を見ると一鉢350円と安い。
これは買い得と思い元気が良さそうなのを一鉢買い求めてきました。(上写真)
半日陰になる玄関脇に植えても面白いのだが、とりあえず今凝っているミニ盆栽にしてみました。
鉢から良さそうな株を一株取り、家にあった小さな鉢に植えてみました。
万年青(オモト)の植え付けは初めてなので、ネットでいろいろと調べてみました。
植え付けにはちょっと遅いかなと思いましたが物は試しと思い植えつけてみました。
用土は軽石の小のみ。
取り出した株を良く洗い、長くなった根を詰めて植え付けたのが上の写真です。
上手く付くかどうか楽しみです。
万年青(オモト)は、縁起物として古くから愛用されている観葉植物だそうです。
花言葉は、「長寿」「長命」「母性の愛」。
一年中緑の葉を茂らせていることから、庭に植えると災難を防ぎ、家が万年栄えるといわれているそうです。
それから、濃い緑の葉に包まれるようにして赤い実がなる様子が母親が子供を抱きかかえて慈しむ姿と重なることから「母性の愛」といわれます。
家を新築した娘にも株分けした鉢植えを分けてあげようかな。
(栃木県内の情報ブログ)
先日、町内を流れる黒川の河川敷へ双眼鏡を持って出掛けてみた。
ここは、数年前にヤマセミを見つけた場所で、切り立った土手に巣を作っていたようだ。
目を凝らして見ていると、土手の穴から顔を出し川面に突き出た枯れ木に止まって、浅瀬にいる魚を狙っているようだった。
その素早い行動には私の目を釘付けにした想い出がある。
頭の羽根を逆立たせた様な精悍な姿は、まるで狙撃主だ。
しかし、今は台風で川の流れも変わり、巣を作っていた土手も崩れてしまったようだ。
夕刻まで川面を眺めていたがその姿を見つけることは出来なかった。
そして、遠くを見ると雑木林を赤く染め始めた西日がキラキラと川面を眩しく包んでいました。
老木の嘆き
初冬の夕刻、故郷の川岸に立ってみた。
川岸には、枝を落とした八重の老木が数本立っている。
昔、春には八重桜が爛漫と桜のトンネルを作っていた。
しかし、今はその面影はなく枯れ始めた老木が数本ひっそりと立っている。
土手の向こうには、川面を赤く染めた川が夕日を浴びてとうとうと流れている。
その奥の方には、荒れて浅くなってしまった昔の泳ぎ場がススキを透してキラキラと光っている。
向こう岸に広がっている雑木林は、赤や黄色の錦を着飾り、山の端に沈む夕日のスポットライトを浴び、まるで雑木林全体が燃えているかのようだ。
しかし、山々の峰には送電線の鉄塔が何本となく立っていた。
それはまるで、故郷の山の峰々を占領したかのように手を繋ぎあって立っている。
そして、垂れ下がった数本の電線が夕日の逆光に鈍い光を放っていた。
その下には、山肌が削り取られ、芝生の"バンソウコウ"を貼り付けられたような山肌が痛ましく見えている。
これも、豊かなる文明への代償なのだろうか。
子供の頃、同じ川岸で胸に写したあの故郷の景色は何処へ行ってしまったのだろうか。
「カサ、カサ、カサ」
ふと見ると、八重の老木の梢に今にも落ちそうな数枚の葉が風に鳴いている。
その音は、まるでそれらを嘆き悲しんでいるかのように聞こえる。
(冬の雑木林より 2004年 記)
懐かしいエッセイ 老木の春 故郷の同じ場所の春の想い出です。
(栃木県内の情報ブログ)
先日、11日から12日に掛けて義姉の法事と兄弟会がありました。
法事は、栃木県さくら市喜連川のニューさくらで行われました。
法事の後ホテルに一泊し、妻方の兄弟会を8家族12人での再会です。
喜連川温泉は日本三大美肌の湯として日本でも有名な温泉です。
食べたり飲んだり湯に浸かったり歓談したりと秋の夜長をのんびりと楽しんできました。
12日は曇り。
佐久山のもみじ祭りが始まったのですが見頃にはまだ早いかなと思い予定を変えて茨城県大子町の袋田の滝に行くことになりました。
喜連川から那珂川町を経て1時間半で袋田の滝に着きました。
月曜日にも拘わらず駐車場は満杯。
観瀑台へのチケット売り場も長蛇の列です。
トンネルを潜って第二観瀑台へのエレベーターも長蛇の列。
やっと着いた第二観瀑台からの袋田の滝の眺めは最高。
錦秋の中の岩肌を三度に流れ落ちる滝の光景に感動。(トップの写真)
そして、エレベーターを降りて第一観瀑台へ。
岩肌に、そうめんを流したような真っ白な滝の流れにも感動です。(上写真左)
帰りには吊り橋を渡り、錦秋の袋田の滝をあとにしました。(上写真右)
お昼には美味しい田舎蕎麦を堪能し、一路、栃木県大田原市の名刹雲巌寺へ。
袋田の滝 大子町観光協会 オフィシャルサイト
駐車場から鬱蒼と生い茂る杉林を抜け朱塗りの反り橋を渡ると立派な山門があります。
広い境内は静寂に包まれ、正面に釈迦堂、その奥に獅子王殿、右手には鐘楼があります。
そして、左手の案内板の脇には奥の細道で有名な松尾芭蕉の句碑がひっそりと建っています。
木啄も 庵は破らず 夏木立
鐘楼前の急な石段を上がると庫裏と本堂である獅子王殿があります。
そこから見た光景が下左の写真で、石段下に釈迦堂その奥に山門があります。
帰り際、庫裏に寄って雲巌寺の御朱印を頂きました。(下右写真)
雲巌寺 太田原市観光協会 オフィシャルサイト
閑話休題
袋田の滝へ今迄に数回行きましたが錦秋の中で見る光景は初めてでした。
今回は、平日にも拘わらずツアー客や一般の観光客が多くて近場の駐車場に入るのも大変でした。
今度は、厳寒の中の凍てつく滝の光景を是非見たいと思っています。
大田原市の雲巌寺にも数回行きましたが、ここにも観光客が押し寄せていました。
住職に聞きましたら、吉永小百合さんが紹介した本物の出会い 栃木デスティネーションキャンペーン(DC)によって人気が高まり、多くの観光客で賑わったそうです。
ここには、松尾芭蕉の句碑が有ることでも有名で、私も十数年ほど前に句碑を見に来た覚えがあります。
奥の細道in栃木 雲巌寺 私のサイトです。
今回、愛用の一眼レフカメラを忘れてしまいました。
撮影したカメラは古いコンデジ(NikonCOOLPIXL20)で気に入った写真が撮れなかったのが心残りです。
(栃木県内の情報ブログ)
朝起きると何故か小鳥のさえずりが騒がしい。
我が家の庭にある柿の木の天辺から聞こえてくる。
ヒヨドリだ。
数羽のヒヨドリが、木の天辺にある柿のじゅくしを我先にと啄ばんでいるのである。
今年は、ちょっと早いかな。
毎年、柿の葉が落ちて裸木になる頃来るのだが。
早速、先日修理した双眼鏡を取り出してヒヨドリの様子を見ていた。
手元で見ているように曇りもなくはっきりと見える。
私も甘そうな柿を一個取ってかじって見た。
まだ、渋いな~。
子供の頃食べた柿は、ちょっと渋いのは当たり前。
ちょっと赤くなった柿を取って甘い所だけ食べて、渋い所は残してポイした想い出がある。
そんな、子供の頃の晩秋の雑木林での想い出。
おとり
「けぇちゃん、あした小鳥捕りいくんけ。」
「土曜日で半ドンだから、3時頃いってみんべぇ。やっちゃんも連れて行ってやっか。」
「俺、おとり持っていくから、おめぇトリモチ用意しとけや。」
今から、もう35年位前の中学生の頃の会話である。
その頃は、晩秋になると雑木山へ野鳥を捕りに行くのが結構はやっていた。
今でこそ野鳥を捕ることは禁じられているが、その頃は店に"かすみ網""トリモチ"などが
置かれており、取り締まりも今ほどではなかった。
目的の鳥は"やまがら"である。
学校の帰り、駄菓子屋に寄って"トリモチ"を買ってきた。
"トリモチ"は丸くて平べったいブリキの缶に入っている。
"トリモチ"を巻く栗の枝を取るために庭の栗の木に登り、長く伸びた今年の新枝を採ってきて
先の方の葉っぱを4・5枚残してあとは手でしごいて葉を落とす。
口の中には缶から取り出した"トリモチ"をガムのごとくクチャクチャと噛んでいる。
そして手際よくそれを口から取り出し栗の枝にグルグルと巻いていく。
「こんなもんでよかんべぇ。」
自分で感心しながら、又それを缶に戻していく。
栗の枝は3本用意した。
自転車を漕いで待ち合わせの雑木山へと向かった。
けぇちゃんは片手に風呂敷を掛けたおとりの"やまがら"が入った鳥かごをぶら下げて
やっちゃんと来て待っていた。
この頃は、鳥かごも器用な者は自分で作っていた。
小遣いでは高くて買えなかったからである。
鳥かごは竹で作ったもので、枯れた孟宗竹を採ってきて長さを決めて鉈で縦に細かく割ってゆく
それを、確か"ひごとおし"と云ったと思ったが?
鉄の四角い板に大きさの違う丸い穴が何個か開けてあり、下の両側に爪がある。
それを台に直角に打ち込み、作りたい竹ひごの太さに合わせて大きな穴から割った竹を通していき
それをまた小さな穴に通して目的の太さの丸い竹ひごを何十本と作るのである。
そして、それを竹の四角い棒と組み合わせて鳥かごを作るのである。
雑木山に入ると木の葉がきれいに掻き集められ、所々に山と積まれている。
晩秋の柔らかい日差しが、雑木山の木々の間を斜めに差し込んでいる。
「この辺でよかんびゃ~。」
「とっちゃん、"トリモチ"掛けろや。」
先ほどから口の中で噛んでいた"トリモチ"を栗の枝に巻き、クヌギの枝に吊るした
おとり籠の上にそれを差し込んだ。
離れた場所の藪の中に身を隠して鳥が寄って来るのを"じぃっ"と待っている。
「"やまがら"寄ってこねぇなぁ~。」
けぇちゃんはさっきから得意な口笛で"やまがら"を誘っている。
様子を窺いながら"やまがら"が2羽おとりの周りを行ったり来たりしている。
そのうち1羽が鳥かごの上に掛けた"とりもち"に掛かった。
"ばさばさ"ともがいている"やまがら"に近づき"トリモチ"の付いた羽根を丁寧に
取り、やっちゃんの下げている空の鳥かごに移した。
「今日は2羽かぁ~。」
「暗くなってきたからそろそろ帰えっぺぇ。」
晩秋の雑木山は日が暮れるのが早い。
茜色に染まった夕焼けに、クヌギの木の枝がくっきりと浮かび上がっている。
3人は捕った獲物を大事そうに抱えて、山の斜面に積もった落ち葉の上を滑るように
駆け降りて行った。
(秋の雑木林より 2004年 記)
※ やまがら 【山▼雀】
スズメ目シジュウカラ科の小鳥。全長約14センチメートル。腹面は栗色、のどと目の上が黒く
顔はクリーム色、背面は灰色。低山帯の森林にすみ、昆虫や木の実などを食べる。鳴き声がよ
く飼い鳥にもする。日本各地と千島・朝鮮半島・台湾に分布
※ かすみあみ【霞網】
張り網の一。ごく細い糸で編んだ、小さな目の長い網。大群をなして渡ってくるツグミ・アトリ
などの小鳥を捕らえる。現在、使用が禁止されている。
※ とりもち 【鳥黐】
小鳥や昆虫を捕らえるため竿の先などに塗って用いる粘り気の強いもの。モチノキ・クロガ
ネモチヤマグルマなどの樹皮から採る。
写真は、晩秋の室瀬の里ダムin栃木より(栃木県鹿沼市上南摩室瀬)
(栃木県内の情報ブログ)