台風18号の影響による50年に一度の記録的豪雨に見舞われ、栃木県、茨城県、そして宮城県
などでは甚大な災害が発生してしまった。
甚大な災害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
私の住んでいる栃木県でも、9日からの大雨で初めての大雨特別警報が夜中に発せられ、近所の
河川では氾濫警戒水域まで達し不安な夜を過ごした。
記録的な豪雨は、今回堤防が決壊した鬼怒川上流では今までに経験のない50年に一度といわれ
る猛烈な豪雨を観測したそうです。
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9日と10日の雨量は、今市が597.5mm・土呂部が525.5mmで1976年の観測開
始以来最高を記録。
そんな中、鬼怒川上流4ダムでは最大約1億2500万立方メートルの雨水をせき止め洪水調整
が行われたそうです。洪水調整はダム本来の基本的な機能の一つです。
しかし、ダムの洪水調整機能としてはダム上流部に降った雨水だけでダム下流部での雨水に対し
ては何の効果もないようだ。
天気図でも分かるように、9日から10日にかけて栃木県全体を包み込むような積乱雲が居座り
続け、栃木県南部から北部にかけて断続的な豪雨に見舞われたようだ。
鬼怒川上流4ダムのある鬼怒川上流部付近にも大雨を降らせる積乱雲が長い時間居座り続け、
記録的な豪雨となり今回茨城県常総市での堤防決壊の原因の要素となったようだ。
今回のように、ダムの上流部から下流部にかけて断続的に降る雨に対してはダムの機能も限定的
記録的な豪雨に対してダムとしての洪水調整機能も大切だが、河川の氾濫を防止する堤防の更な
る強化も必要なのかもしれません。
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