我が家の秋

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ミニ盆栽

栃木県鹿沼市の鹿沼市花木センターで見てきたミニ盆栽を参考に、自宅にある山野草で寄せ植えのミニ盆栽を作ってみました。
昨年買ったひょろ長い盆栽用の木?とオリズルランとクリスマスの寄せ植えに使うチェツカーベリー3点を植え込んで見ました。(下写真)
初めてのミニ盆栽の寄せ植えにしては良く出来たかなと自己満足。
上は数年前に買ったハゼの盆栽。
真っ赤に色付くハゼにも秋がやってきました。

ミニ盆栽

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ミニ盆栽 in 花木センター(鹿沼市)

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盆栽

西側の窓の目隠しにする為に玄関脇にあるサザンカを植え替えようとしたのですが根が張りすぎて植え替えが出来ません。
そこで、栃木県鹿沼市の鹿沼市花木センターに手頃なサザンカが有るかと思い行ってみました。
園内をぐるっと見てきましたら、根巻きがある高さ1メートル程の手頃なサザンカがありました。
二本で間に合うので一本800円で買ってきました。
蕾が数個付いているので、この冬には咲くのではないかと楽しみにしています。
帰り際、園内で開催されている菊花展ミニ盆栽展を見てきました。
私もミニ盆栽には興味があり、鉢も数個持っているのでのんびりと鑑賞してきました。

盆栽

下は、野草との寄せ植えのミニ盆栽。
可愛らしくて、玄関の棚に飾るには最高です。
家にある観葉植物と野草を寄せ植えにすればお正月用に飾れるかも?
毎日サンデーなので、寄せ集めのミニ盆栽を作るのも時間潰しになりそう。

盆栽 盆栽

栃木県鹿沼市鹿沼市花木センター オフシャルサイト
菊花展示会と秋季盆栽・水石展 11月1日~11日

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Dessin(鉛筆画デッサン)をPhoto in 栃木で

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syuki_001.jpg

私のブログ、Dessinが消えてしまった。
何故かというと、Dessinを公開していたドメインを削除してしまったためである。
Dessinは、昨年、お名前.comで取ったドメインで1年の有効期限が切れてしまったためだ。
その後、更新せずに最近までほおっておいた。
数ヶ月前からサイトが表示されないままであったが、デッサンをまた始めてみようと思いDessinを再開しようと思います。
再開に当たっては、新しいドメインは取らずに私の写真のブログPhoto in 栃木に投稿して行こうと思います。
まずは、消えてしまった今までの鉛筆画デッサンを再投稿してみようと思います。

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双眼鏡と二点支持オープナー

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ニコン双眼鏡

先日、タンスの奥に仕舞っておいたリュックの中から双眼鏡が出てきた。
リュックは、30年ほど前に山歩きをやっていた時に使ったもので、当時はこれを背負って県内の山歩きを楽しんでいた。
登山部に籍を置いていた息子と奥白根や燧岳を登った当時が想いだされる。
その後、渓流釣りに凝り、リュックもデイパックで間に合うため大きなリュックは押入れの奥に入れたままだった。
双眼鏡は、防水パックに入れたままリュックの中にあった。
防水パックから出してみるとちょっとカビが付いてしまっている。
接眼レンズは良かったが前側のレンズには付いていた。
長年取り出して乾燥させなかった為だろう。
早速、レンズクリーナーでカビを拭きとったがクリーナーがレンズの内側に付いてしまい、虹の様な模様が付いてしまった。
これはまずいと思いレンズを押さえているスクリューリングを外そうとしたが二点支持オープナーでなければ外れない。
仕方がなく、アマゾンで安そうな二点支持オープナーを探してみた。
PINKING二点支持オープナーが安かったので早速注文。
しかし、配達まで10日かかってしまった。(下右写真)

ニコン双眼鏡 ニコン双眼鏡

先日、オープナーが届いたので早速使ってみた。
溝の間隔は中央のダイアルで調整できるが、安いためかガタついて中々溝に合わない。
何度もやっている間にレンズ押さえに傷が付いてしまったが、何とか開けることが出来た。
レンズのパッキンを外しレンズを取り出してみるとパッキンから漏れた液体クリナーがレンズを濡らしていたようだ。
テッシュで丁寧にレンズとパッキンを拭き取りオープナーでしっかりと締めてみた。
双眼鏡で覗いてみると以前より曇りもなくクッキリと見ることが出来た。
多分、修理に出せば最低でも5千円は掛かるだろう。
PINKING二点支持オープナーの購入代金203円(送料無料)で修理することが出来て満足満足!
因みに、ニコンの双眼鏡は2万円までしなかったと思う。(30年前)
只、しくり手に馴染むのだが重いのが難点かな。
ケースもニコンだけあってしっかりと縫製してある。
そして、背面にはポーチの様に腰ベルトを通すことが出来るので便利である。

ニコン双眼鏡 ニコン双眼鏡

ちょっと前、取り出して庭の柿の木を覗いてみた。
倍率が10倍なので柿の色付き具合や傷などがはっきり確認できる。
見ていると私の大嫌いな鳥が熟した柿を啄んでいる。
野鳥図鑑に載っているツグミではなくヒヨドリだ。
冬になると庭の餌台にメジロがやってくるのだがミカンやリンゴを横取りしてしまう大嫌いな鳥でもある。
この冬は、直った双眼鏡と以前に買った野鳥図鑑を持ってフィールドへ出てみようと思う。

日本の野鳥

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八方湖 立ち入り禁止へ(栃木県矢板市)

栃木県矢板市八方湖

今日の読売新聞朝刊の栃木版に非常に残念な記事が掲載されていました。
紅葉の八方湖立ち入り禁止」と言う思いも寄らない記事でした。

矢板市が紅葉の名所として積極的にPRを進めてきた「八方湖」が、今年の紅葉シーズンは立ち入り禁止になっている。
湖や周辺の山林は私有地で、所有者である東京都内の不動産会社が「安全上の理由」から観光客などが立ち入ることを禁止したため。(読売新聞栃木版より抜粋)

八方湖は、私にとって非常に想いで深い場所です。
私が30年ほど前、フライフィッシングを始めた頃に良く通った管理釣り場の一つでした。
また、同じ頃アマチュア無線を開局し八方ヶ原の八方湖畔で無線仲間とバーベキューを楽しんだ場所でもあります。
その後、管理釣り場は閉鎖されましたが数年に一度はこの地に足を運んで八方湖に映し出される錦秋の風景を楽しんでいました。
この秋、八方湖周辺への立ち入りが禁止されたことは非常に残念です。
ただ、記事にもあるように、心無い人たちの不法投棄なども立ち入り禁止の原因なのかもしれません。
この素晴らしい景観が楽しめる八方湖周辺への立ち入り禁止が解除されることを願うのみです。

八方湖(矢板市) ダムin栃木より
八方ヶ原inアマチュア無線 ITMayのつぶやき(旧)より
八方湖逍遥 - フライフィシングの想い出 風のつぶやきより

トップの写真は、八方湖からの風景 (2013年撮影)
後方の山は、前黒山かな?
下の写真は、八方ヶ原の学校平にあった貸し別荘(現在は廃墟) (2013年撮影)

栃木県矢板市八方ヶ原

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五月の風も秋色

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akiiro_2018_top_img

10月ももうすぐ終わり。
花芽が大きくなり始めたシンビジュームも部屋の中に取り込みました。
庭の片隅には、ホトトギスが咲き、秋咲きの薔薇が咲き始めています。
そして、庭の柿も今年はたくさんの実を付けてくれました。
また、いつも散歩に行く公園にも色付いた葉っぱが落ち始めています。
木々の紅葉が終わると、公園も木枯らしの季節となります。

マイサイト五月の風のトップページのイメージを秋色に替えてみました。
十数年目に公園で拾ってきた落ち葉を加工してトップページに貼り付けてみました。
五月の風(Maywind)

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もみじの想いで 秋(エッセイ)

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秋の雑木林

昨日は、十三夜。
東の空に顔を出したお月様は満月。
9月24日の十五夜から約1ヶ月。
私の田舎では十三夜のボウジボは行われているのだろうか。
昔、十五夜にはススキを五本お供えしたが、十三夜ではススキを三本水を入れた一升瓶に挿して団子などの供物と一緒にお供えした覚えがある。
夜になると、村々の子供たちは十五夜と同じく部落内の家々を廻って庭先でぼうじぼあたれを行う。
そして、頂いたお金はもうすぐやってくる村の秋祭りのお小遣いにあてる。
村の秋祭りが終わると、里山には木の葉を散らす木枯らしがやってくる。
ぼうじぼ

もみじの想いで
秋になると、遠い昔、母に連れられて雑木山に行った想い出が蘇る。
毎年晩秋になると、来年の春に使う肥やしを作るための落ち葉を雑木山に集めに行く。
裸木になった雑木山に入ると、山の斜面の吹き溜まりには足が埋もれるほどの落ち葉が降り積もっている。
まるで、落ち葉の絨毯を敷き詰めたようだ。
それを竹の熊手で母が上から掻き下ろす。
「ザザ-、ザザ-ッ」、掻き集める音と共に山の斜面から落ち葉が雪崩のように落ちてくる。
私は、落ちて溜まった木の葉を目の粗い大きな竹籠にいっぱいになるまで詰め始める。
母と私はいっぱいになった竹籠を背負い、拾った枯れ枝を杖にして山の斜面を降り山裾に置いてあるリヤカーまで運んでくる。
そして、西日がうるしの葉っぱを真っ赤に染める頃、母の曳くリヤカ-の後を押しながら晩秋の山道を帰った。
葉っぱの落ちた晩秋の雑木林にくるたびに「もみじ」を口ずさみながら在りし日の遠い昔を想い出す。
「秋の夕日に照る山もみじ.........」
(秋の雑木林より 2004年 記)

秋うるし 真っ赤に燃える 野良帰り
地下足袋を 脱ぐ母の背に 落葉雨
(詠み人・五月の風)

トップの画像は写真ACより

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山の分校 秋(エッセイ)

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上南摩にて

栃木県鹿沼市で建設中の南摩ダムを久々に訪れてみた。
建設中とは言ってもダムサイトの本体工事までには程遠く、今は山の中腹を通る県道の付け替え工事をやっている。
ここ上南摩へはカメラを持って2003年より通い続けている。
最近は、年に数回程度訪れるのみ。
上南摩は秋の様相で工区内を縦断する県道を北上する。
時間が有ったので、上久我の加蘇山神社方面へと向かう。
その途中、広場の奥にかつて分校であっただろう廃校になった小さな建物があった。
懐かしさのあまり、中を覗いてみた。
今は荒れ果てて何も無い。
割れた窓ガラスから見る光景に在りし日の想い出が過ぎる。

山の分校
妻と娘と連れ立って、秋の休日もみじ狩りに出かけた。
いつもの道は渋滞していたのでちょっと遠周りだが昔通った裏道を行くことにした。
「お父さん、止めて!」
娘が突然、指をさして言った。
見ると赤や黄色に彩られた山に囲まれるように、小学校の分校がひっそりと建っていた。
「ちょっと寄って行こう!」
車を降り校庭に入ってみた。
「いやぁ!懐かしいなぁ!」
私の子供の頃の校舎がそのまま残って居るではないか。
白いペンキで塗られた木の窓、そして何十年も風雨に耐えてきた杉の下見板は深いしわのように年輪を浮き出させていた。
窓に寄って中を覗いて見る。
机と椅子だけが新しい物になっているが、その他は昔のままである。
校庭の隅に目をやると、白い百葉箱が見える。
その隣には、昔のままの運動具小屋があり、校舎の前には古びた朝礼台が置いてある。

廃校

「お父さん来て!」
娘の呼ぶ方へ行くと古びた小さな机と椅子が置いてあった。
二人掛け用の机で、天板を上げると中が見えた。
私が小学生の頃使ったのと同じ机だろう。
娘が言った。
「お父さん、これ机なの!」
「お父さんが小学生の頃はこの机で勉強したんだぞ!」
小さな椅子に座ってみる。
良く見ると薄汚れた机の天板には、小刀で掘り込んだ傷や落書きが何箇所も残っていた。
娘は興味深げに見ていた。
校庭の周りには太い桜の木が何本か立っている。
葉はほとんど落ちてしまい、梢には葉っぱが数枚ぶら下っていた。
この光景は、一瞬、三十数年前にタイムスリップしたかのようだった。
「もう帰ろう!」
娘に言いながら車に戻る。
振り返ると分校の裏山は、カエデやウルシの赤、ブナや蔦の黄抜けるような空の青、まるで山全体が燃えているかのようだった。
(秋の雑木林より 2004年 記)

机の画像は写真ACより

閑話休題
栃木県鹿沼市上南摩地区で建設が進んでいる南摩ダムへは2003年からその進捗状況などを撮り続けている。
先日も行って来たばかりで、目にする限りではここ数年ほとんど変わっていない。
南摩ダム本体の工事はまだまだ先のようでダムサイトの工事が始まるのはあと数年は掛かりそうな木が摺る。
通い始めた頃から撮り続けて来た写真や手記がブログで公開してありますので興味がありましたら覗いてみて下さい。
トップの写真は、廃校になった鹿沼市立旧梶又小学校跡です。

ダムin栃木
ダムin栃木(旧)
南摩ダムにて
上南摩(写真集・手記)(Adobe Flashで作成)

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晩秋の散歩道(エッセイ)

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雑木林

朝から重そうな雲が垂れ込めている。
腰のリハビリを兼ねて近所の公園に散歩に出かけた。
栃木県壬生町のわんぱく公園で開催されていたとちぎグリーンフェスタ2018も終わり、展示されていた花壇も何故かさびしそうである。
ちょっと色付き始めた雑木林に入ってみると、砂利道には落ち葉が舞い散っている。
歩幅を狭めてとぼとぼと歩くと、私よりも高齢なお年寄り夫婦とすれ違った。
「こんにちは」
挨拶を交わしながら、十数年前の想い出が頭をよぎる。

挨拶
晩秋のある日曜日の午後。
気分転換に、いつものお気に入りの雑木林へ行ってみる。
枯れ葉の絨毯が敷かれている小径に入ると、木々の隙間からは晩秋のやわらかい光が射し込んでいる。
時折の梢を渡る風に、クヌギの枯れ葉が数枚はらはらと私の肩に舞い落ちる。
私は枯れ葉の絨毯の中を、物思いにふけながら踏みしめて行く。

初老の夫婦が、すれ違いながら笑顔であいさつをする。
「こんにちは。」
「・・・・・・・」
私は黙って、目だけであいさつを交わした。
私は、老夫婦が怪訝そうな顔をして振り向いたのを背中に感じた。
すれ違う人たちは、老夫婦のようにはつらつとしていた。
「憂いなどないのだろうか?」
と呟く。

私だけが憂いを背負って生きているかのような感じである。
しかし、誰しもが楽しい事ばかりあろうはずがない。
憂いがあれば歓喜があり、苦があれば楽がある。
この世の中、生きるもの全てが喜怒哀楽の繰り返しである。
だからこそ、人生に面白みが有るのではないだろうか。
憂いている時は大いに悩んで悩み抜けば、きっとその次には楽しいことが待っているのである。
苦しい悩みから逃避してはならないのである。
楽しいときには大いに楽しみ抜き、次にやって来るであろう重い憂いに心を備えていればよいのではないだろうか。

「随処に主なれば、立処みな真なり」(臨済録)

いつどこでも、自分のいる所置かれている所で精一杯やればいい、 そこから真の生き甲斐が生まれてくる。
人生は何度でもやり直すことが出来る。
やり直しがきかないという のは、今日の自分も明日の自分も同じ自分だと考えるからだ。
今日は今日で、精一杯に生きる。
明日のことなど今考える必要はない。
今、この瞬間の可能性を生きればそれでいいのだ。

「・・・・・・・・・・・」
「こんにちは。」
すれ違いざまに挨拶された。
私も振り向いて明るく挨拶を返した。
(秋の雑木林より 2004年 記)

※ 画像は写真ACより

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気になるあの木 秋(エッセイ)

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わんぱく公園

台風一過。
真っ青な空には、雲ひとつない。
夜半から吹き荒れた猛烈な雨と強風が嘘のような天気だ。
台風が来るたびに、以前とは違う猛烈な風。
寝床に入ってもなかなか寝付けない。
スマフォのイヤホーンから流れるNHKのラジオ深夜便を聞きながらも外で吹き荒れる風。
そんな夜長、近所の公園のりんご並木が気になる。
たわわに実るりんご落ちてはいないだろうか。
確か、2000年に栃木県壬生町で開催されたマロニエとちぎ緑花祭2000の会場内にあるりんご並木。
閉会後にリンゴ並木を一人歩いた記憶が蘇る。

わんぱく公園

気になるあの木 秋
雨上がりの帰り道、緑化祭の会場跡地に寄ってみた。
今まで立ち入り禁止であったが、柵がすでに取り払われている。
ゲ-トもすでに取り壊され、撤去された看板などが無造作に置かれていた。
いつものおきまりの散歩コ-スを歩いてみた。
夜8時であるし、雨上がりなので誰もいない。
歩道には雨に濡れた落ち葉が散乱していて、靴底にまつわり付く。
所々に街灯があり、色ずき終えて今にも散りそうな木々の葉っぱがほのかな明かりに、寂しそうに浮かび上がっている。
途中に太くて大きなケヤキの木がある。
見上げると青々としていた葉も落ち始め、雨に打たれて残った葉が冷たく光を放っている。
そして、横を見上げるとライトに映し出された博物館が、私を「こんな所で何をしている。」
と言わんばかりに大きく立ちはだかり私を威圧している。
いつも見慣れているのだが、雨上がりの無人になった建物は、今日は異様に感じる。
気になっていたリンゴ並木に行って見る。
街灯はついておらず、ほの暗い並木道を歩いてみる。
中央帯にある植え込みは、半月前まで互いに咲き誇っていた花々も花を落としてしまって ひっそりと静まり返っている。
両側のリンゴ並木といえば、たわわになっていたはずの赤い実はすでに無くリンゴの木だけが雨上がりの暗い空にうっすらと映っていた。
暗いリンゴ並木に腰を下ろし、暫し瞑想する。
半月前の華やかで活気に満ちた木々や花々の盛装した中での子供たちの喧騒が頭を過ぎる。
「かさっ」。
はっと我に返り辺りを見渡す。
誰もいない。
ただ足元には、枯れたマロニエの葉が一枚寂しそうに落ちていた。
(秋の雑木林より 2004年 記)

wanpakuyakei_002.jpg わんぱく公園

上は、閉会後に撮影したリンゴ並木付近。

マロニエとちぎ緑化祭2000の想い出(Maywindのつぶやきより)
第17回全国都市緑化とちぎフェアマロニエとちぎ緑化祭2000回想録(2000年壬生会場)

わんぱく公園

上は、2004年ごろわんぱく公園の隣にあるおもちゃ博物館脇に咲いたコスモス。
下は、同じ場所で当時はコスモスが植えられていました。
今は、バードゴルフの会場になっています。

わんぱく公園

下は、10月2日に撮ったわんぱく公園の北入り口付近。

わんぱく公園

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